2022年4月11日
開智中学校
科目別の出題傾向と対策
科目を選ぶと、重点テーマ・出題例・復習の手順が読めます。
国語は原問題未確認のため、今回の追加対象に含めていません。
開智中学校の算数
出題傾向と対策
速さ・面積比・規則を、条件から解く。
掲載した8年度はいずれも4大問で、速さ、図形、整数・規則性を大問単位で練習できます。ただし2018・2020~2023年度は先端A、2024~2026年度は第1回です。2019年度は原問題未確認のため含めず、現在の入試回に近い年度から特徴を確かめます。
更新:2026年10月28日/進塾編集
ここでの「優先」は学習上の提案です。全入試回を集計した出題頻度・配点の順位ではありません。
優先して身につけたい、3つの考え方
速さは、コースと列車の長さをそろえる
周回では同じ時間に進む距離の比を使い、途中の減速・加速を分けます。通過算では、列車の長さの和を相対速度で処理する場面を見極めます。二つのコースの長さが同じとは限りません。
面積比は、交点の位置を求めてから
平行線を使って相似を作り、対応する辺と高さをそろえます。二等分する線では、面積の半分という条件をどの三角形の比へ戻せるかを考えます。長さの実数値は、必要な比が決まった後で使います。
規則・整数は、まとまりを見つける
けた数、特定の数字の位置、正方形の外周などで全体を区切ります。条件を満たさない数を引く方法や、平方数を目印にする方法を比べ、境目の数でずれがないか確認します。
開智の算数対策を、学習計画へ
近年の第1回から、基本小問と3つの大問の整理方法を知る。
速さ・面積比・規則性を、大問の前半から順に組み立てる。
未着手の第1回を通して解き、時間配分と取り組み順を記録する。
先端Aは入試回の違いを踏まえた補強に使い、同じ形式が続くとは決めつけない。
演習後は「知識・計算」「条件の読み取り」「図・表の整理」「時間の使い方」に分けて記録します。点数だけでなく、次回直す行動を一つ決めてから復習しましょう。試験時間・配点は、受験する年度と入試回の問題冊子で確認してください。
年度別に見る、算数の出題テーマ
年度をタップすると、各大問のテーマと考え方が開きます。詳しい途中式・解き直しは、年度別の全問解説へ進んでください。
2026年度
- 大問1:計算・文章題・円の移動
分数に直す、全体をそろえる、曲がる角度を集める考え方を使います。 - 大問2:普通・急行・特急の通過算
電車の長さと相対速度を組にして考えます。 - 大問3:正方形の中の面積比
平行線と相似で比を出し、最後に面積1cm²を当てはめます。 - 大問4:うずまき状の整数配置
奇数の平方数でできる正方形を目印にします。
2025年度
- 大問1:計算・仕事算・通過算・数の並び
式の基準と単位をそろえ、余りや範囲の条件を最後まで使います。 - 大問2:異なる周回コースと加速
同じ時間の距離比と、長方形の辺の関係を組み合わせます。 - 大問3:平行四辺形の交点と面積の二等分
PQを延長し、平行な辺で相似な三角形を作ります。 - 大問4:対角線が通らないタイルの枚数
対角線の両側の対称性と、格子点を通る回数を利用します。
2024年度
- 大問1:逆算・比・濃度・整数・等積分割
同じ量を基準にし、0や余りの条件を使います。 - 大問2:池と橋を進む兄弟の速さ
橋では同じ道、外周では別の道を進むことを区別します。 - 大問3:正方形の交点と面積比
横と縦の移動をそろえ、Pの位置を比で求めます。 - 大問4:数字2を2個以上含む数
けた数と、2以外の数字の位置で分類します。
2023年度
- 大問1:逆算・濃度・追いつき・場合の数
基準となる量と、同時に満たす条件を整理します。 - 大問2:列車の通過とトンネル内の速度変更
追い越しもすれ違いも、進む相対距離は2列車の長さの和です。 - 大問3:線分・円・長方形の回転通過領域
回転中心から近い点・遠い点と、円が動く外側の帯を確かめます。 - 大問4:数字1を含む3桁の数と和
1を含まない数を数え、全体から引きます。
2022年度
- 大問1:逆算・平均・利益・給水・合格者
基準の平均と、延べ人数を使います。 - 大問2:池の周回と途中の減速
逆向きは速さの和、同じ向きは差を使います。 - 大問3:立方体の中点切断と14面の立体
中心を通る切断と、合同な立体への分割を使います。 - 大問4:11の倍数と2種類の数字
奇数番目と偶数番目の和を比べます。
2021年度
- 大問1:整数・順位・得点・交点
条件を式に直し、数える順を決めます。 - 大問2:燃料切れの船と流水
予定と実際の時刻を一本の時間軸に置きます。 - 大問3:台形を分ける線と交点
直角な辺を高さの基準にします。 - 大問4:回転・裏返しを同一視するタイル
黒の位置の種類から分類します。
2020年度
- 大問1:逆算・整数・配り方・仕事・面積
余りと配り方を、そろった条件に直します。 - 大問2:流れる円形プール
出会いと追いつきから、実際の速さを求めます。 - 大問3:円弧タイルでできる輪
円弧の端点を結ぶ多角形から考えます。 - 大問4:平均と人数の最大値
整数の得点から、最低限必要な合計点を出します。
2018年度
- 大問1:逆算・割合・過不足・時計・切断
全体と差を式にします。 - 大問2:動く歩道と途中の立ち止まり
歩く速さと床の速さを足します。 - 大問3:扇形の重なりと正十二角形内の転がり
動く点が支点になる回を除きます。 - 大問4:積が決まった異なる5整数
素因数7の個数が必須の2数を決めます。
算数対策のよくある質問
何年分、どの順番で取り組めばよいですか?
まず近年の同じ入試回で構成を知り、未着手の年度を本番条件の演習用に残します。学習段階に応じて大問単位の練習と通し演習を使い分け、年数だけを目標にしないことが大切です。解説を読んだ年度の得点は、初見の得点と分けて記録しましょう。
解説を読めば分かるのに、一人では解けません。
解説を閉じて、最初の図・表・式を自力で作るところから再開します。どの条件を使うかを言葉にし、別年度の同じテーマでも使えるか確認します。答えや式の暗記になっていないかを見直しましょう。
このページの内容が、次の入試にも出ますか?
掲載年度の具体的な出題から整理した学習上の提案です。次年度の出題を予告するものではありません。特定の分野だけに絞らず、基本単元と受験する入試回の問題を組み合わせて準備してください。
開智に向けた、次の一手を整理する
答案を見直すときは、正誤に加えて途中の図・式・手が止まった箇所も確認しましょう。進塾の指導を検討される方は、現在の学習状況と志望校をお知らせください。
学習相談・お問い合わせ →年度・科目別の解説へ →開智中学校の理科
出題傾向と対策
日常の現象を、図と数値へ置き換える。
2024〜2026年度を比較し、題材が変わっても使える考え方と、優先したい復習を整理しました。年度別の重要設問解説と、2026年度の詳しい対策へ進めます。
更新:2026年10月28日/進塾編集
3年間を比べて、学習の優先順位を決める
第1回の出題例を、同じ科目で比べます。題材の再出題を予想する表ではなく、どの学習を次の問題に生かすかを考えるための一覧です。
| 年度 | 確認した大問の題材 |
|---|---|
| 2024年度 解説を見る → | 第1問|水に浮くろうそく 第2問|石灰岩の純度と発生気体 第3問|コウモリと音の時間差 第4問|地震波と緊急地震速報 |
| 2025年度 解説を見る → | 第1問|日時計と太陽 第2問|電車の音とレールの膨張 第3問|屈折と虹 第4問|サクラの開花と増え方 |
| 2026年度 解説を見る → | 第1問|銅の酸化と質量 第2問|落下と細くなる水の流れ 第3問|血液の成分と数量 第4問|ボーリング調査と地層の傾き |
01|日常の現象を、図と数値へ置き換える
2024年の浮くろうそく・コウモリ、2025年の日時計・レール・虹、2026年の落下する水流・血液は、身近な題材から条件を読み取る問題です。現象名の暗記より、図へ書き込む作業を優先します。
家庭学習で取り組むこと
位置・時刻・距離・体積を図に置き、使う比や差を一つずつ確かめる。
02|実験や観測は、共通の基準へそろえる
2024年の石灰岩の純度と地震波、2025年の熱膨張、2026年の銅の酸化と地層には、表や観測を比較する作業があります。量や時刻の基準を合わせると、違いの原因を追えます。
家庭学習で取り組むこと
同じ物質量・同じ時刻・同じ高さなど、比較する基準を明示してから式にする。
年度別解説は各大問の重要設問と考え方を扱います。全小問の解答集ではありません。出題数の異なる年度を、そのまま頻度の大小で比較していません。
理科で身につけたい考え方
表面の変化と全体の反応を区別する
銅粉の実験で反応する質量比を求め、板の実験では酸素が届いた部分だけが変化すると考えます。見た目が黒くても、内部まで全部反応したとは限りません。
同じ時刻と落下時間を分ける
別々の時刻に出発した物体では、観察時刻が同じでも落ちていた時間が違います。時間のずれを表へ戻し、一定体積の水が引き伸ばされることを考えます。
成分の役割と単位を区別する
会話の血液検査を教材に、赤血球・白血球・血小板・血しょうを整理します。ここでは問題の条件に沿う学習内容を扱い、個人の検査値の診断は行いません。
地表からの深さを標高に直す
離れた柱状図の比較は、同じ高さへそろえて行います。古い地層の傾きと、現在の地表を覆う新しい火山灰の位置を分けて考えます。
資料から答案までの4つの手順
開智の理科を、毎日の学習へ
増加した質量から、実際に反応した銅を逆算する。
未知の語句が出ても、表・図・会話の条件を一つずつ数値へ直します。どこを一定としたか、何を比べたかを答案の横へ書き、根拠のある計算を再現しましょう。
解説の答えを隠し、使った資料・式・本文の根拠から解き直します。日を空けて再挑戦し、同じつまずきが残っていないか確かめましょう。
出題例から、取り組む問題を選ぶ
2026年度 第1回の理科
- 銅の酸化と質量
増加した質量から、実際に反応した銅を逆算する。 - 落下と細くなる水の流れ
各物体の出発時刻をそろえず、それぞれの経過時間を求める。 - 血液の成分と数量
成分名と働き、1mm³当たりの数と全体数を結ぶ。 - ボーリング調査と地層の傾き
標高の差を補正してから、傾きや中間地点を求める。
2025年度 第1回の理科
- 第1問|日時計と太陽
日周運動の角度と、緯度に応じた設置を説明する。 - 第2問|電車の音とレールの膨張
長さに比例する分と、温度差に比例する分を分ける。 - 第3問|屈折と虹
境界での光の曲がり方を、面の垂線を基準に説明する。 - 第4問|サクラの開花と増え方
累積値を計算し、実験や観察の条件から結論を出す。
2024年度 第1回の理科
- 第1問|水に浮くろうそく
水面上の長さと水面下の長さを分けて計算する。 - 第2問|石灰岩の純度と発生気体
石灰岩の量と、炭酸カルシウムの量を区別する。 - 第3問|コウモリと音の時間差
音の距離差と時間差を対応させる。 - 第4問|地震波と緊急地震速報
到着時刻の差と、移動に要した時間を区別する。
理科対策のよくある質問
初めての実験は、何から整理しますか?
変えた条件、一定の条件、測った量を分けます。図表の縦軸・横軸と単位を確認し、本文で示された定義や比例関係を式へ直します。知っている実験と条件が同じかも確かめましょう。
計算が合った問題も解き直す必要がありますか?
答えに加え、分母や基準量、力の向き、丸める桁を説明できるか確認します。解説を閉じて途中式を再現し、条件を一つ変えた場合にどうなるかを考えると理解を確かめられます。
この対策だけで、次年度も対応できますか?
分析対象:2024〜2026年度の第1回、各年度1回・計3回の理科です。全日程の集計ではなく、次年度の出題を保証するものではありません。 共通する整理の手順を練習しつつ、基礎学習と受験する入試回の過去問を組み合わせましょう。掲載のない日程まで同じ形式とは限りません。
解き直しを、次の学習計画へ
答えに加えて、根拠を見失った箇所や条件を読み違えた箇所を残しましょう。進塾では答案と学習状況をもとに、取り組む内容をご相談いただけます。
学習相談・お問い合わせ →年度・科目別の解説へ →開智中学校の社会
出題傾向と対策
一つの旅の中で、三分野を行き来する。
2024〜2026年度を比較し、題材が変わっても使える考え方と、優先したい復習を整理しました。年度別の重要設問解説と、2026年度の詳しい対策へ進めます。
更新:2026年10月28日/進塾編集
解き直しを、次の学習計画へ
答えに加えて、根拠を見失った箇所や条件を読み違えた箇所を残しましょう。進塾では答案と学習状況をもとに、取り組む内容をご相談いただけます。
学習相談・お問い合わせ →年度・科目別の解説へ →SUSUMU JUKU / EXAM GUIDE
開智中学校|入試解説一覧
過去問の答え合わせから、解ける理由の理解へ。年度と入試回を確認して、公開済みの科目別解説をご覧ください。
年度によって入試回次が異なります。2018・2020~2023年度は先端A、2024~2026年度は第1回です。2019年度は未掲載です。問題冊子と併せてお読みください。進塾独自の考え方・途中式と、各大問の学習テーマを掲載しています。
開智中学校の学校情報
開智中学校の住所
東武アーバンパークライン東岩槻駅から徒歩15分
(埼玉県さいたま市岩槻区徳力186)
開智中学校の80%偏差値変動
開智中学校の部活動一覧
- 開智中学校の運動部軟式野球部(中)・硬式野球部(高)・バトン_チア部・サッカー部・女子フットサル部・バスケットボール部・陸上部・硬式テニス部・剣道部・バドミントン部・水泳部・ハンドボール部
- 開智中学校の文化部ディベート部・文芸部・英会話部・吹奏楽部・科学部・演劇部・囲碁_将棋部・鉄道研究部・華道部・音楽部・家庭科部・ギター部・美術部・歴史研究同好会
開智中学校の大学への合格実績
- 開智中学校の東京一工の実績(データ4年分)全体合格者数79名(東京大学35名・京都大学4名・一橋大学5名・東京工業大学35名)
現役合格者数52名<2.2%>(東京大学13名・京都大学2名・一橋大学5名・東京工業大学32名) - 開智中学校の早慶上理の実績(データ4年分)全体合格者数1286名(早稲田大学382名・慶應大学223名・上智大学151名・東京理科大学530名)
現役合格者数1112名<48.0%>(早稲田大学342名・慶應大学194名・上智大学138名・東京理科大学438名) - 開智中学校のMARCHの実績(データ4年分)全体合格者数1878名(明治大学599名・青山学院大学174名・立教大学329名・中央大学362名・法政大学414名)
現役合格者数1641名<70.8%>(明治大学514名・青山学院大学154名・立教大学303名・中央大学321名・法政大学349名) - 開智中学校の医学部の実績(データ4年分)全体合格者数189名(国立医学部50名・私立医学部139名)
現役合格者数113名<4.9%>(国立医学部33名・私立医学部80名)
開智中学校の受験難易度と大学合格者の推移
赤羽で学習塾をお探しなら
- 会社名
- 進塾
- 住所
- 〒115-0055 東京都北区赤羽西1‐39‐1伊藤ビル3階
- 電話番号
- 03-5924-7747



3年間を比べて、学習の優先順位を決める
第1回の出題例を、同じ科目で比べます。題材の再出題を予想する表ではなく、どの学習を次の問題に生かすかを考えるための一覧です。
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01|一つの旅の中で、三分野を行き来する
2024年は城めぐり、2025年は島、2026年は駅弁を入口にした総合問題です。地理・歴史・公民を別々に暗記するだけでなく、同じ地域の出来事と制度を関連づけます。
家庭学習で取り組むこと
地図で場所を押さえ、歴史は時代、公民は制度や権利の根拠を添える。
02|理由の記述は、本文の条件を二つ結ぶ
2024年の太陽光発電・政教分離、2025年の島外の村役場などは、具体的な事情から理由を説明します。一般論を並べるより、本文にある原因と結果を選ぶことが大切です。
家庭学習で取り組むこと
設問が問う対象を決め、本文の事実→生じる影響の一文へ直し、指定条件を最後に確認する。
年度別解説は各大問の重要設問と考え方を扱います。全小問の解答集ではありません。出題数の異なる年度を、そのまま頻度の大小で比較していません。