2026年10月30日
SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW
答えの先に、解ける理由を。
淑徳中学校・2025年度 第1回スーパー特進 理科
全4大問の主要設問を、観察した結果・実験条件・計算の根拠から解説します。問題冊子の図表と合わせ、どの条件から答えを判断したか確認してください。
このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。
第1問|水の密度と温度
この大問で学ぶこと
同じ重さと同じ体積を区別する
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1
イ
- 示されたグラフの温度範囲は約−5〜10度です。50度の水の密度は掲載されておらず、グラフだけからは判断できません。
- 知識として正しいかではなく、この資料から分かるかを問う設問です。
問2
ア0度・イ4度
- 氷に接する表面付近は0度。4度の水は密度が最も大きく、下へ沈みやすいため底付近は4度と考えます。
- 水は0度近くでは、冷たいほど必ず重いわけではありません。
問3
0.083立方cm減る
- 0度の氷1立方cmの重さは0.9170g。水になってもこの重さは変わりません。
- 4度の水は1g毎立方cmなので体積0.917立方cm。1−0.917=0.083立方cmの減少です。
第2問|状態変化と気体
この大問で学ぶこと
温度一定の間にも加熱は続くと読む
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問2・問3
問2 エ/問3 20000cal
- BCは氷と水、DEは水と水蒸気が共存する区間です。温度が100度に達した瞬間に全て蒸発するわけではありません。
- 液体の水200gを0→100度へ温める熱量は200×100=20000cal。融解・気化の熱を問われた値へ加えません。
問4
作業1 酸素・水素/作業2 二酸化炭素/作業3 アンモニア/作業4 ×
- 酸素は線香の燃焼を助け、水素は火を近づけると燃えます。二酸化炭素は石灰水を白く濁らせ、アンモニアは特有の刺激臭があります。
- 布にかけたときの変化だけでは、挙げられた気体を確認する適切な検査になりません。実際の実験は教員の指示に従います。
第3問|だ液と酵素
この大問で学ぶこと
同じ条件の対照実験から作用を判断する
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1・問2
問1 1食道・2小腸/問2(1)ヨウ素液(2)青紫色にならなくなる
- 口→食道→胃→十二指腸→小腸→大腸の順で食べ物が通ります。
- アミラーゼがデンプンを分解すれば、デンプンのヨウ素反応が出なくなります。試薬自体の色が消えるという意味ではありません。
問3・問4
問3 酸素/問4 体温に近い温度だから
- カタラーゼは過酸化水素を分解し酸素を発生させる酵素です。デンプンの消化とは反応相手が異なります。
- 体内で働く酵素の実験は体温に近い温度を使います。全ての酵素が一律40度で最もよく働く、と一般化しません。
問5
だ液にも過酸化水素を分解する働きがある。
- 同じ40度で、水を加えた実験5では分解せず、だ液を加えた実験2では分解しています。
- 温度だけの影響ではなく、だ液に含まれる成分の働きと判断できます。
第4問|旧暦・月と季節
この大問で学ぶこと
月の満ち欠けの周期と恒星に対する移動を分ける
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1
①354・②11・③7
- 29.5×12=354日で365日より11日短い計算です。19年のずれは209日、209÷29.5=約7回分。
- このずれを埋めるため、うるう月を入れて季節と調整します。
問2・問3
問2 梅雨/問3 小笠原気団
- 現在の7月7日は梅雨の時期に当たる地域が多く、旧暦の七夕と季節がずれます。
- 夏に日本を覆う暖かく湿った気団は小笠原気団です。
問4・問5
問4 右側が明るい上弦前の月/問5 エ|約2.3日
- 旧暦の1日は新月なので7日は上弦へ向かう時期。夕方南側の空では右側が光ります。
- 星座に対する月の移動は27.3日で360度。30度進む日数は27.3×30/360=2.275日で約2.3日です。29.5日の満ち欠け周期とは区別します。
解き直しの進め方
結果を暗記するのではなく、比較した条件と結論を短い言葉で説明しましょう。グラフは軸・単位・折れ曲がる理由まで確認し、計算問題は元の値へ戻して検算します。
| 段階 | 取り組むこと | 確認すること |
|---|---|---|
| 1|原因を分ける | 間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分ける | どこで手が止まったかを言葉にする |
| 2|解説を閉じる | 自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す | 答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか |
| 3|時間を空ける | 日を改め、類題と合わせて再挑戦する | 条件が変わっても使える考え方になったか |
志望校の過去問を、次の学習計画へ
点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。
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