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共立女子中学校 2025年度 2月1日入試 社会入試解説|大問別の考え方と対策

2026年10月28日

SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW

答えの先に、解ける理由を。

共立女子中学校・2025年度 2月1日入試 社会

2025年度2月1日入試の社会を、歴史・地域交流・世界の統計・意思決定の4大問から解説します。重要設問では数値の検算を示し、意見記述の根拠の組み立て方も扱います。

掲載範囲:大問別の重要設問・考え方解説。全小問の解答集ではありません。
このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。

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第1問|身分と時代の変化

この大問で学ぶこと

同じテーマを、時代ごとの制度で比べる

原始から明治までの身分の違いを読み、人物・文化・政治制度を確認します。歴史上の差別的呼称は当時の制度を学ぶ資料中の表現として扱います。

解き直しの到達点時代の手掛かりを抜き出し、年代順に並べる。

解くときの着眼点:時代の手掛かりを抜き出し、年代順に並べる。

問1〜問6|弥生から律令へ

卑弥呼、魏志倭人伝(C)、藤原道長、金剛力士像。問5A、戸籍は6年ごと。

  1. 邪馬台国は魏志倭人伝、平安貴族の権力は藤原道長、鎌倉文化の力強い彫刻は金剛力士像と結ぶ。
  2. 律は刑罰、令は政治・行政のきまりなので、問5は説明が逆。

間違えやすい点:テーマが身分でも、すべて同じ時代の話とは限らない。

問7〜問13|江戸から明治と並べ替え

問7B、問8A、竪穴住居、滝廉太郎、士族。3番目は(う)、5番目は(え)。

  1. 朱印船貿易の開始を家光にする誤りを直す。
  2. 縄文→弥生→律令期→平安→江戸→明治の順に、文章の手掛かりを置く。

間違えやすい点:武士という語が出たらすべて鎌倉、と判断せず、制度や人物を合わせて読む。

第2問|山梨と静岡の交流

この大問で学ぶこと

内陸と沿岸の違いを、交通と食文化へつなぐ

交通整備、農産物、漁業、観光、雨温図を二つの県の関係として考えます。本文中の順位や開通見通しは、問題作成時点の資料に基づくものです。

解き直しの到達点県の地形的な特徴と、流通がもたらす変化を説明する。

解くときの着眼点:県の地形的な特徴と、流通がもたらす変化を説明する。

問1〜問4|観光・河川・産業

オーバーツーリズム、大井川、和歌山、焼津。

  1. 観光客の集中が住民の暮らしや環境へ影響する問題を用語と結ぶ。
  2. 川の水をめぐる議論では大井川、みかんの生産県は和歌山、遠洋漁業の基地は焼津。

間違えやすい点:現在の事業の進捗を答える問題ではなく、当時の本文の語句を特定する。

問5・問6|マグロと高原野菜

山梨は海に面しない内陸県だから。野菜はレタス(D)。

  1. 海から離れている県がマグロを多く消費する点が意外だという会話の流れを押さえる。
  2. 冷蔵輸送や高速道路により、魚と高原野菜が地域間で行き来する関係を読む。

間違えやすい点:本文の意外さの理由と、実際に消費する文化的な理由を混ぜない。

問7・問8|気候と地形図

甲府はA。地形図の誤りはD。

  1. 内陸の盆地である甲府の気温差、降水量、標高を照合する。
  2. 地形図は市役所からの方角と、保健所・消防署の記号をそれぞれ確認する。

間違えやすい点:左右の見た目でなく方位と基準点から位置を判定する。

第3問|2024年の選挙と世界

この大問で学ぶこと

割合・量・位置を分けて資料を読む

各国の選挙を題材に、輸入統計、宗教、人口・面積、EU、時差を扱います。2024年7月のメモという設定を守って読みます。

解き直しの到達点変化の傾向や比率を、実際の数値で確かめる。

解くときの着眼点:変化の傾向や比率を、実際の数値で確かめる。

問1・問2|輸入統計と宗教

B、B(仏教とキリスト教)。

  1. ロシアからの石炭輸入割合は11.4%→10.2%→6.1%と減少しており、増加という説明は誤り。
  2. 世界三大宗教をイスラム教・仏教・キリスト教と整理する。

間違えやすい点:割合の減少と輸入額の減少は別。本問の表では全体額も変わっている。

問3〜問6|位置と人口・EU

ウクライナはイ、面積の判断はC、国名はイギリス、正誤はD。

  1. インド約329万km²をロシア約1709万km²で割ると約19.3%で、20%未満。
  2. EU全加盟国がユーロを使うわけではなく、域内の関税を高めるという説明も誤り。

間違えやすい点:人口と面積のグラフを取り違えない。選挙結果はメモの日付に合わせる。

問7|時差の根拠

オ。日本と経度がほぼ同じだから。

  1. 時差は原則として経度の違いと結びつく。
  2. 国の間の直線距離や緯度の近さではなく、地図上の東西方向の位置を見る。

間違えやすい点:地理的に近くても南北と東西では、時差を生む条件が違う。

第4問|多数決と公正な決め方

この大問で学ぶこと

集計方法で結果が変わることを確かめる

憲法改正・国連の制度を確認した後、クラスの希望を複数の方法で集計します。最も多い意見を選ぶことと、全体の過半数の支持を得ることを区別します。

解き直しの到達点結果の計算と、決め方の評価を分けて説明する。

解くときの着眼点:結果の計算と、決め方の評価を分けて説明する。

問1〜問4|政治の決定手続き

弾劾裁判所、問2C、改正手続きB→A→C→D、問4A。

  1. 衆参とも比例代表制を採用する。改正原案の提出、両院各総議員の3分の2以上による発議、国民投票、公布の順。
  2. 児童支援のUNICEFと教育・科学・文化のUNESCOを区別する。

間違えやすい点:機関名が似ていても活動目的を照合する。

問6(1)|三つの方法を計算する

B。最多第一希望はドッジボール、決選投票は映画鑑賞、点数制はビンゴ大会。

  1. 第一希望は19・13・8人。上位2案の決選ではビンゴ希望の8人が映画へ移ると21対19。
  2. 3・2・1点方式ではドッジ78点、映画74点、ビンゴ88点になる。

間違えやすい点:第一希望19人は40人の過半数ではない。集計のルールを変えると結果も変わる。

問6(2)|公正・公平の理由を書く

答案例:全員が同じ条件で順位を付け、集計方法に事前に合意して決める。参加できない人への配慮も話し合う。

  1. 誰に投票機会があるか、集計のルールが対等かを明示する。
  2. 少数意見や参加できない事情をどう扱うかを、クラスの状況に即して説明する。

間違えやすい点:自分の好きな案を選ぶ理由ではなく、決め方が公正・公平と考える理由を書く。

解き直しの進め方

割合と実数、人口と面積、第一希望の最多と過半数を分けて復習しましょう。記述では事実の読み取りと自分の提案を区別し、資料を一つ以上根拠に入れることが大切です。

段階取り組むこと確認すること
1|原因を分ける間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分けるどこで手が止まったかを言葉にする
2|解説を閉じる自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか
3|時間を空ける日を改め、類題と合わせて再挑戦する条件が変わっても使える考え方になったか

志望校の過去問を、次の学習計画へ

点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。

記事カテゴリ: 共立女子中学校対策

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