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世田谷学園中学校 2026年度 第1次 理科入試解説|大問別の考え方と解き直し

2026年10月29日

SUSUMU JUKU / 2026 EXAM REVIEW

答えの先に、解ける理由を。

世田谷学園中学校・2026年度 第1次 理科

二酸化炭素、アサガオ、イライラ棒という3つの題材を、反応量・比較実験・電流の経路という視点で整理します。30分の問題を復習するときは、知識で決まる箇所と図表から判断する箇所を分けましょう。

このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。

第1問|二酸化炭素と反応量

この大問で学ぶこと

グラフの折れ曲がりから、使い切った物質を見抜く

グラフの折れ曲がりから、使い切った物質を見抜くために、問題の条件を根拠と結び付けて整理します。

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

解くときの着眼点:条件を図や表に書き込み、変えたものと変えていないものを区別します。

問1|空気中の割合

4番目

  1. 窒素、酸素、アルゴンの次に二酸化炭素を置きます。空気の大部分を占める2種類だけでなく、アルゴンとの大小も確認します。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問2(1)〜(3)|発生量のグラフ

(1)イ (2)560cm³ (3)1200cm³

  1. 塩酸100cm³に重曹3gを入れると800cm³が発生し、それ以上では一定です。Aの範囲では重曹がすべて反応し、塩酸が余っています。
  2. 2.1gでは800×2.1÷3=560cm³。塩酸150cm³は100cm³の1.5倍なので、発生できる上限は800×1.5=1200cm³。6gの重曹は必要な4.5gを上回ります。

間違えやすい点:右上がりの区間と横ばいの区間で、余る物質が入れ替わります。

問2(4)|混合物中の食塩

1.25g

  1. 1000cm³を発生させる重曹は3×1000÷800=3.75gです。混合物5gから差し引き、5−3.75=1.25gが反応しない食塩です。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問2(5)|二酸化炭素の発生方法

ア・エ

  1. 重曹と塩酸の反応、炭酸水素ナトリウムの加熱を選びます。過酸化水素水と二酸化マンガンは酸素、塩酸と鉄は水素が生じます。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問3|季節変化

イ(夏)/植物の光合成が盛んになるため

  1. 北半球の夏には植物が光合成で二酸化炭素を多く取り込むため、濃度の低い時期になります。年ごとの上昇傾向と、年内の上下を分けて読みます。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問4|温暖化の影響

イ・オ

  1. 氷河が融けて生活への影響が出ること、異常気象が増えて豪雨や干ばつが起こりやすくなることを選びます。オゾン層破壊による紫外線の増加と温暖化を混同しないようにします。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

第2問|アサガオの観察と光合成

この大問で学ぶこと

植物の知識を、比較実験と立体的な成長の読み取りへつなぐ

植物の知識を、比較実験と立体的な成長の読み取りへつなぐために、問題の条件を根拠と結び付けて整理します。

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

解くときの着眼点:条件を図や表に書き込み、変えたものと変えていないものを区別します。

問1・問2|植物のつくりと受粉

問1 ウ/問2(1) (i)ウ・(ii)ア・(iii)オ、(2)自家受粉、(3)合弁花

  1. アサガオは網状脈・輪状に並ぶ維管束・主根と側根の組合せです。図の上から柱頭、花弁、がくを対応させます。
  2. 花のつぼみを袋でおおっても結実することから、自分の花の花粉で受粉できると判断します。5枚の花弁がつながっている花は合弁花です。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問3〜問5|デンプンを確かめる実験

問3 脱色/問4 1と3/問5 カ

  1. アルコールで葉を脱色すると、ヨウ素液による色の変化が見分けやすくなります。
  2. 水不足だけの影響を調べるには、緑の葉・明るい場所という条件をそろえた1と3を比べます。
  3. ふ入りの葉では、光が当たっても葉緑体のない白い部分にデンプンはできません。「光さえあれば葉のどこでもできる」とはいえません。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問6|支柱の太さとつる

キ

  1. 支柱が太いほど、つるが上がる角度は小さく、葉の間隔Lは短く、つるの太さDは大きくなっています。表の各列を別々に比較してから、記号を選びます。

間違えやすい点:調べていない条件まで一般化せず、表から言える傾向を答えます。

問7(1)|葉の高さの差

4.5cm

  1. 長さ9cmのつるが水平となす角が30°です。直角三角形で30°の向かいの辺は斜辺の半分なので、高さは9÷2=4.5cmです。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問7(2)|支柱上の葉の枚数

34枚

  1. 最上部の葉は地面から150cm。下の葉との高さの差は4.5cmなので、間隔は150÷4.5=33と1/3より33個分です。最上部の1枚を加え、33+1=34枚です。

間違えやすい点:間隔の数と葉の枚数は同じではありません。最後に1枚を加えます。

第3問|イライラ棒とリレー

この大問で学ぶこと

接触したときだけの通電から、鳴り続ける回路へ

接触したときだけの通電から、鳴り続ける回路へために、問題の条件を根拠と結び付けて整理します。

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

解くときの着眼点:条件を図や表に書き込み、変えたものと変えていないものを区別します。

問1・問2|スイッチと導体

問1 ア・イ・カ/問2 エ

  1. スイッチを開いたとき電流が流れず、閉じたときブザーと電源を含む閉回路になるものを選びます。スイッチだけで電源の両端を直結する回路は選びません。
  2. コースと棒の両方が電気を通す必要があります。アルミ線とステンレスのドライバーは条件に合います。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問3|裏側の配線

イ(BとC)

  1. 裏から見た図は表の左右が入れ替わります。図4のコースの端から線を追い、図5のBとCを対応させます。見た目の近さではなく、同じ金属線でつながるかを確かめます。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問4|電源ランプの接続

エ(GとHの間)

  1. 主電源を入れれば点灯し、さらに棒がコースに触れればブザーも鳴る必要があります。電源ランプはブザーと直列にせず、主電源の後の回路へ並列につなぎます。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問5・問6|電磁石とリレーの動作

問5 ア・ウ/問6 エ

  1. 同じ導線ならコイルの巻数を増やすと磁力は強くなります。また通電している間、鉄を引き付けます。
  2. 図8ではRからSへ電流が流れると鉄片Mが磁化され、鉄片Nを引き付けます。接点がつながるためPからQの回路に電流が流れます。電磁石側と接点側の回路を分けて追います。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問7|鳴り続ける仕組み

ア(FとGの間)

  1. 接点P・QがFとGをつなぐと、棒を離しても主電源を通ってコイルへ電流が流れ続けます。これが接点を保持し、ブザーも鳴り続けます。
  2. 主電源を切ればコイルの通電も止まり、ばねで接点が離れます。「一度鳴る条件」と「鳴り続ける条件」を別に確認します。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

解き直しの進め方

反応量は「どちらが余るか」、植物は「何を1つだけ変えたか」、回路は「どこを通って戻るか」を説明してから解き直します。

段階取り組むこと確認すること
1|原因を分ける間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分けるどこで手が止まったかを言葉にする
2|解説を閉じる自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか
3|時間を空ける日を改め、類題と合わせて再挑戦する条件が変わっても使える考え方になったか

志望校の過去問を、次の学習計画へ

点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。

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