2026年10月26日
JOHOKU / SCIENCE STUDY GUIDE
過去問の分析を、
次の一問につなげる。
城北中の理科で見ておきたい出題傾向と、
家庭学習に落とし込む復習の手順。
城北中学校の理科対策では、実験条件とグラフを整理し、知識を目の前の現象に使うことを大切にしましょう。問題のテーマを覚えるだけでなく、答案から次に復習する内容を決めるための記事です。
まず押さえたい3つのポイント
根拠を確かめる
力・反応量は、何が変わり何が残るかを表にする。
出題の特徴をつかむ
初めての設定も、本文の規則と実験結果へ戻る。
新版教材へ戻る
生物・地学も計算や短い説明まで練習する。
試験時間・配点と平均点
2027年度募集要項の四科入試では、理科は40分・70点です。2026年度第1回の「受験者平均/合格者平均」は35点/44点でした。合格者平均は教科別の合格最低点ではなく、4教科合計での合否と区別して見ましょう。
城北中学校の入試情報で、受験年度・入試回と募集要項を確認してください。本記事の年度別記録は第1回で、第2回などの問題を混ぜていません。
出題の特徴と年度による違い
直近5年(2022~2026年度)の第1回を比べます。題数や題材の名前だけで難易度を決めず、使う知識と資料の読み方を確認しましょう。
| 年度 | 構成 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2026年度・第1回 | 4大問 | 1:一様でない棒・重心とばねのグラフ 2:飯ごう炊飯を題材にした乾留・燃焼・熱 3:光合成量・呼吸量と気孔 4:地球の公転・星座と太陽の動き |
| 2025年度・第1回 | 4大問 | 1:光の直進・反射・屈折と作図 2:粒のモデルによる中和と反応量 3:消化酵素・乳化と説明 4:能登半島地震と地震波 |
| 2024年度・第1回 | 6大問 | 1:観測者から見た相対運動 2:動く音源と音の高さ 3:水と油の温度変化 4:密度と物体の浮き沈み 5:植物の蒸散と実験表 6:自然現象の時間・空間の尺度 |
| 2023年度・第1回 | 4大問 | 1:ばねのつなぎ方と浮力 2:炭酸水素ナトリウムの加熱分解 3:血液循環と器官の働き 4:金星の公転・満ち欠け |
| 2022年度・第1回 | 4大問 | 1:浮力・立方体とばね 2:石灰石・金属と塩酸の反応量 3:酵素・消化と反応経路 4:地震波と距離・時間のグラフ |
力だけに偏らず、実験・生物・地学まで
ばね・浮力・つり合いは複数年度で出題されています。一方、2025年度は光が大問1、2024年度は相対運動や音などが並びます。「毎年同じ単元」と決め付けず、実験表・グラフ・短い説明を各分野で練習しましょう。
2026年度の着眼点
2026年度の第1回について、設問を解く際の着眼点を整理します。挿絵は学び方を示す模式図で、実際の入試問題図の再現ではありません。
棒・重心とばね
2026年度大問1は一様でない棒のつり合いと、ばねの伸びを組み合わせています。棒の中心を重心と決め付けず、支える力から位置関係を整理します。グラフは軸・変化の区間を先に確認します。
身近な炊飯から燃焼・熱へ
大問2は飯ごう炊飯の会話を入口に、木の乾留、木炭、酸素、燃焼と水の温まり方へ広がります。実験操作の理由は、起きる現象と防ぎたいことを結び付けて短く説明します。
見かけの光合成と呼吸
大問3は二酸化炭素の測定値と光合成・呼吸の関係を読み、葉面積や時間をそろえて比較します。乾燥地帯の植物と気孔の説明も、知識の羅列ではなく環境と働きの関係で書きます。
観測する位置を固定する
大問4は地球の公転、星座、太陽の動きを関連させます。地球から見た向きと宇宙から見た配置を区別し、日周運動と季節による変化を同じ図で混ぜないようにします。
分野別の学習とNOTE案内
力・反応量:条件を一つずつ対応させる
ばねの長さと伸び、物体の重さと浮力、混ぜる量と反応した量を別々に書きます。グラフの折れ点では「何が余り始めるか」を説明し、未知の粒モデルも問題文の約束を先に表へ写しましょう。
- 力の向き、支点、ばねの自然長と伸びを区別する。
- 原本の設問条件と照合する
- 根拠を言葉で説明して解き直す
実験・グラフ:軸と比較条件を先に読む
単位と目盛りを読み、増加量と全体量を混同しない練習をします。2024年度には自然現象の時間・空間の尺度を読む問題もあり、見慣れない図であっても軸の規則から読む姿勢が必要です。
- 反応前後の量と、余る物質を表にする。
- 原本の設問条件と照合する
- 根拠を言葉で説明して解き直す
生物・地学:仕組みを説明へつなげる
光合成と呼吸を別々の矢印で描き、測定した二酸化炭素量が差し引きの量かを確かめます。地震では発生時刻・到着時刻・距離を表にし、用語を知っている状態から資料を使える状態へ進みます。
- 実験の変える条件とそろえる条件を分ける。
- 原本の設問条件と照合する
- 根拠を言葉で説明して解き直す
新版予習シリーズの復習先
四谷大塚の2026年度・新版予習シリーズ学習予定表に合わせた、関連する基礎の復習先です。入試問題の掲載箇所や学校公認の対応表ではありません。各回の全見出しを示していますが、すべての内容が当該問題に出るという意味ではありません。手元の版の目次で確認してください。
| 分野 | 新版の主な復習先 | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| 力・ばね・浮力 | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 | 力の向き、支点、ばねの自然長と伸びを区別する。 |
| 気体・燃焼・反応量 | 5年上 第16回「気体(1)」 5年下 第3回「水溶液の中和」 5年下 第7回「物の燃焼」 | 反応前後の量と、余る物質を表にする。 |
| 熱・状態変化 | 5年上 第2回「物の温度による変化」 5年上 第3回「物のあたたまり方」 | 加熱時間・温度・質量と、物質の状態を対応させる。 |
| 消化・呼吸・循環 | 5年下 第4回「ヒトと動物の消化・吸収」 5年下 第6回「ヒトと動物の呼吸・循環」 | 器官の働きと物質の移動をつなげる。 |
| 植物・生物と環境 | 5年上 第18回「植物のはたらき」 4年下 第16回「冬の生物」 | 実験の変える条件とそろえる条件を分ける。 |
| 地層・火山・地震 | 5年下 第9回「流水と地層」 5年下 第12回「火山と地震」 | 時間・距離・地形や地層を図表から読み取る。 |
| 気象・水蒸気 | 5年上 第6回「気象の観測」 5年上 第7回「天気の変化」 | 観測値と単位、表の行列を確認する。 |
| 月・星・太陽と地球 | 4年下 第11回「月」 5年上 第4回「季節と星座」 5年下 第18回「太陽と地球」 | 観測する位置と向き、時刻を固定する。 |
| 光・音・観測 | 5年下 第11回「光と音」 | 進む向きと観測者の位置を図にする。 |
過去問の復習手順
過去問を、次の勉強につなげる4ステップ
- 対象年度・入試回の制限時間で解く。冊子の条件を確認し、時間切れと知識不足を分けて記録します。
- 根拠を探し直す。本文・図・資料のどこを使えば答えられたか、自分の答案の横へ短く書きます。
- 必要な単元へ戻る。漢字・用語不足、条件の読み違い、説明不足を分け、基本例題と類題を選びます。
- 日を空けて解き直す。答えを覚えたかではなく、根拠と手順を自分で再現できるか確かめます。
| 答案の状態 | 次の復習 |
|---|---|
| 用語を知らずに止まる | 新版教材の該当箇所を読み、例や図と結び付ける |
| 知っていたが選べない | 本文・資料と選択肢の違いに印を付ける |
| 記述で要素が欠ける | 問いの要求と根拠を箇条書きにして書き直す |
| 時間が足りない | 保留する設問と見直す箇所を決めて再演習する |
2015~2025年度の記録
必要な年度を開いてください。初期状態はすべて閉じています。出題内容は原本の独自要約です。教材欄は関連単元への入口で、過去問の解説や網羅的な対応ではありません。
2025年度・第1回の出題記録と新版対応開く閉じる
| 大問 | 主な出題内容 | 新版の主な復習先 |
|---|---|---|
| 1 | 光の直進・反射・屈折と作図 | 5年下 第11回「光と音」 |
| 2 | 粒のモデルによる中和と反応量 | 5年上 第16回「気体(1)」 5年下 第3回「水溶液の中和」 5年下 第7回「物の燃焼」 |
| 3 | 消化酵素・乳化と説明 | 5年下 第4回「ヒトと動物の消化・吸収」 5年下 第6回「ヒトと動物の呼吸・循環」 |
| 4 | 能登半島地震と地震波 | 5年下 第9回「流水と地層」 5年下 第12回「火山と地震」 |
2024年度・第1回の出題記録と新版対応開く閉じる
| 大問 | 主な出題内容 | 新版の主な復習先 |
|---|---|---|
| 1 | 観測者から見た相対運動 | 5年下 第11回「光と音」 |
| 2 | 動く音源と音の高さ | 5年下 第11回「光と音」 |
| 3 | 水と油の温度変化 | 5年上 第2回「物の温度による変化」 5年上 第3回「物のあたたまり方」 |
| 4 | 密度と物体の浮き沈み | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 |
| 5 | 植物の蒸散と実験表 | 5年上 第18回「植物のはたらき」 4年下 第16回「冬の生物」 |
| 6 | 自然現象の時間・空間の尺度 | 5年下 第9回「流水と地層」 5年下 第12回「火山と地震」 |
2023年度・第1回の出題記録と新版対応開く閉じる
| 大問 | 主な出題内容 | 新版の主な復習先 |
|---|---|---|
| 1 | ばねのつなぎ方と浮力 | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 |
| 2 | 炭酸水素ナトリウムの加熱分解 | 5年上 第16回「気体(1)」 5年下 第3回「水溶液の中和」 5年下 第7回「物の燃焼」 |
| 3 | 血液循環と器官の働き | 5年下 第4回「ヒトと動物の消化・吸収」 5年下 第6回「ヒトと動物の呼吸・循環」 |
| 4 | 金星の公転・満ち欠け | 4年下 第11回「月」 5年上 第4回「季節と星座」 5年下 第18回「太陽と地球」 |
2022年度・第1回の出題記録と新版対応開く閉じる
| 大問 | 主な出題内容 | 新版の主な復習先 |
|---|---|---|
| 1 | 浮力・立方体とばね | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 |
| 2 | 石灰石・金属と塩酸の反応量 | 5年上 第16回「気体(1)」 5年下 第3回「水溶液の中和」 5年下 第7回「物の燃焼」 |
| 3 | 酵素・消化と反応経路 | 5年下 第4回「ヒトと動物の消化・吸収」 5年下 第6回「ヒトと動物の呼吸・循環」 |
| 4 | 地震波と距離・時間のグラフ | 5年下 第9回「流水と地層」 5年下 第12回「火山と地震」 |
原本には大問2の石灰石の量を「10g」から「1.0g」へ直す訂正があります。復習時は問題冊子の訂正も合わせて確認してください。
2021年度・第1回の出題記録と新版対応開く閉じる
| 大問 | 主な出題内容 | 新版の主な復習先 |
|---|---|---|
| 1 | 滑車・輪軸 | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 |
| 2 | 音速と聞こえるまでの時間 | 5年下 第11回「光と音」 |
| 3 | アンモニアの発生・捕集 | 5年上 第16回「気体(1)」 5年下 第3回「水溶液の中和」 5年下 第7回「物の燃焼」 |
| 4 | 心臓・血流と内臓 | 5年下 第4回「ヒトと動物の消化・吸収」 5年下 第6回「ヒトと動物の呼吸・循環」 |
| 5 | 葉・茎のつくりと顕微鏡 | 5年上 第18回「植物のはたらき」 4年下 第16回「冬の生物」 |
| 6 | 火山噴火とハザードマップ | 5年下 第9回「流水と地層」 5年下 第12回「火山と地震」 |
| 7 | 星の距離と明るさの規則 | 4年下 第11回「月」 5年上 第4回「季節と星座」 5年下 第18回「太陽と地球」 |
2020年度・第1回の出題記録と新版対応開く閉じる
| 大問 | 主な出題内容 | 新版の主な復習先 |
|---|---|---|
| 1 | ばねと滑車のつなぎ方 | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 |
| 2 | 沸騰・加熱器具と実験操作 | 5年上 第2回「物の温度による変化」 5年上 第3回「物のあたたまり方」 |
| 3 | 光合成・呼吸と植物の生育環境 | 5年上 第18回「植物のはたらき」 4年下 第16回「冬の生物」 |
| 4 | 光の吸収と温度変化・観測グラフ | 5年上 第2回「物の温度による変化」 5年上 第3回「物のあたたまり方」 |
2019年度・第1回の出題記録と新版対応開く閉じる
| 大問 | 主な出題内容 | 新版の主な復習先 |
|---|---|---|
| 1 | 棒・糸・ばねばかりのつり合い | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 |
| 2 | 銅の酸化と質量変化 | 5年上 第16回「気体(1)」 5年下 第3回「水溶液の中和」 5年下 第7回「物の燃焼」 |
| 3 | 昆虫とヒトの見える光・目 | 5年上 第18回「植物のはたらき」 4年下 第16回「冬の生物」 |
| 4 | 火山・プレート・岩石 | 5年下 第9回「流水と地層」 5年下 第12回「火山と地震」 |
2018年度・第1回の出題記録と新版対応開く閉じる
| 大問 | 主な出題内容 | 新版の主な復習先 |
|---|---|---|
| 1 | 体重計と滑車・ロープ | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 |
| 2 | 重そうの加熱と気体の捕集 | 5年上 第16回「気体(1)」 5年下 第3回「水溶液の中和」 5年下 第7回「物の燃焼」 |
| 3 | 亜鉛と塩酸・反応量 | 5年上 第16回「気体(1)」 5年下 第3回「水溶液の中和」 5年下 第7回「物の燃焼」 |
| 4 | 発芽条件と対照実験 | 5年上 第18回「植物のはたらき」 4年下 第16回「冬の生物」 |
| 5 | 日食・月食と天体の位置 | 4年下 第11回「月」 5年上 第4回「季節と星座」 5年下 第18回「太陽と地球」 |
2017年度・第1回の出題記録と新版対応開く閉じる
| 大問 | 主な出題内容 | 新版の主な復習先 |
|---|---|---|
| 1 | 滑車・クレーン・輪軸 | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 |
| 2 | 金属と塩酸・反応量のグラフ | 5年上 第16回「気体(1)」 5年下 第3回「水溶液の中和」 5年下 第7回「物の燃焼」 |
| 3 | 消化とだ液の実験条件 | 5年下 第4回「ヒトと動物の消化・吸収」 5年下 第6回「ヒトと動物の呼吸・循環」 |
| 4 | 月のクレーターと前後関係 | 4年下 第11回「月」 5年上 第4回「季節と星座」 5年下 第18回「太陽と地球」 |
| 5 | 乾湿球湿度計と湿度表 | 5年上 第6回「気象の観測」 5年上 第7回「天気の変化」 |
2016年度・第1回の出題記録と新版対応開く閉じる
| 大問 | 主な出題内容 | 新版の主な復習先 |
|---|---|---|
| 1 | ばねの直列・並列 | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 |
| 2 | 体重計・滑車とつり合い | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 |
| 3 | 気体の性質・発生と燃料電池 | 5年上 第16回「気体(1)」 5年下 第3回「水溶液の中和」 5年下 第7回「物の燃焼」 |
| 4 | 生物の冬越しと環境への適応 | 5年上 第18回「植物のはたらき」 4年下 第16回「冬の生物」 |
| 5 | 流水の働き・地形・地層 | 5年下 第9回「流水と地層」 5年下 第12回「火山と地震」 |
2015年度・第1回の出題記録と新版対応開く閉じる
| 大問 | 主な出題内容 | 新版の主な復習先 |
|---|---|---|
| 1 | 滑車の組み合わせと引く力 | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 |
| 2 | 浮力と浮かぶ深さ | 5年下 第2回「てこ・滑車・輪軸」 5年下 第8回「ばね・浮力・圧力」 |
| 3 | 酸素の発生・燃焼・石灰水 | 5年上 第16回「気体(1)」 5年下 第3回「水溶液の中和」 5年下 第7回「物の燃焼」 |
| 4 | ヒトの呼吸と血液 | 5年下 第4回「ヒトと動物の消化・吸収」 5年下 第6回「ヒトと動物の呼吸・循環」 |
| 5 | 気温変化と地球環境 | 5年上 第6回「気象の観測」 5年上 第7回「天気の変化」 |
| 6 | 月の動きと見かけの大きさ | 4年下 第11回「月」 5年上 第4回「季節と星座」 5年下 第18回「太陽と地球」 |
学習相談
進塾では、過去問の答案と使用教材から、基礎へ戻る内容と入試演習の順序を整理します。相談時は教科・年度・入試回と、解いた答案をお知らせください。
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