雙葉中学校 2024年度 理科の入試問題解説

2026年11月6日

SUSUMU JUKU / 2024 EXAM REVIEW

雙葉中学校・2024年度 理科

消化酵素、海岸段丘、ろ過と再結晶、温度計の全4大問を解説します。問題冊子とあわせてご覧ください。

第1問|だ液と消化酵素

問1

ア すい臓・イ 小腸・ウ 肝臓

すい臓のアミラーゼがでんぷんを麦芽糖に分解する。小腸で麦芽糖からできたブドウ糖が吸収され、肝臓でグリコーゲンとして蓄えられる。

問2

X ③・Y ②

20℃では反応が遅いため、グラフの傾きXが小さくなる。十分に時間をかけたあとの麦芽糖の量Yは、最初のでんぷんが同量なので変わらない。

問3

エ ①・オ ③

比較用のチューブにも同じでんぷん溶液を入れ、綿棒には水を含ませる。変える条件をだ液の有無だけにする。

問4

例:桜さんのだ液に含まれるアミラーゼが花子さんより少なかった。

ヨウ素液で少し青紫になったことから、反応開始から3分後にもでんぷんが残っていたと分かる。

問5

でんぷん溶液の入ったチューブを冷やしてから綿棒を入れる。

先にだ液を入れると、冷えるまでにも反応が進む。溶液を先に冷やせば、反応開始時点から温度を低くできる。

第2問|海岸段丘と地盤の変化

問1

③(9月1日)

大正関東地震が起きた1923年9月1日が防災の日の由来。

問2

地震で地盤が隆起した。

波の作用でできた海面下の平坦面が持ち上がり、海沿いの岩場として地上に現れた。

問3

⑤→④

最初の①で波が平坦面をつくる。その後、地震が起きて地盤が持ち上がる。

問4

Ⅰ ⑧・Ⅱ ④・Ⅲ ①

ロームは陸上で堆積する。最も高いⅢは最初の隆起で陸上に出て、最も低いⅠは最後の隆起まで海面下だった。Ⅰには最新の1層、Ⅱには新しい2層、Ⅲには全3層が残る。

問5

寒冷化によって海面が低下したとき。

寒冷化で陸上の氷が増えると海面が下がり、海面下だった平坦面が陸に現れる。

第3問|ろ過と再結晶

問1

ガラス棒と受けるビーカーを描く。

ガラス棒の先をろ紙の重なりが厚い側に当て、液を棒に沿わせる。ろうとの先は受けるビーカーの内壁に触れさせる。液を注ぐ側のビーカーは設問の指示に従って省略できる。

問2

点線より上側の半円の内側を斜線で示す。

ろ紙を開く向きを解答欄の折り目に合わせる。茶葉が付く範囲は点線を底辺とする上側の半円状で、ろ紙の外縁までは達していない。

問3

水溶液を加熱して水を蒸発させる。

塩化ナトリウムの溶解度は温度による変化が小さい。水を減らせば、溶けたままでいられる食塩の量も減る。

問4

100g

水100gに50℃で82g、20℃で32g溶ける。水200gでは(82−32)×2=100gが出る。

問5

55g

80℃の飽和水溶液269gには水100gと硝酸カリウム169gがある。10℃でも水100gに20g溶けるので、269gを冷やすと149gが出る。問題の水溶液100gでは149×100÷269=約55.39g。小数第1位を四捨五入する。

問6

10℃、66g

塩化カリウム62gは水100gあたり31gで、10℃の溶解度に一致する。同じ温度では硝酸カリウムは水200gに40g溶けるので、結晶は106−40=66g。

第4問|温度計と物質の性質

問1

大きくなる

温度が上がって液体の体積が増えると、細い管の中の液面が上がる。

問2

③・⑤

0〜100℃の範囲で液体のままであり、1℃あたりの体積変化が一定なら、同じ間隔で目盛りを付けられる。

問3

金属Aの方が金属Bより長くなる。

加熱で針が右へ振れる向きから渦の曲がり方を追う。よく伸びる方が曲がりの外側になる。

問4

①

水槽の液体が暖まって膨張すると密度が下がる。浮きの密度が水槽の液体を上回ると沈む。

問5

図4 ④・⑤、図5 ③

すべて沈むのは最高表示の26℃を超えたとき。1個だけ浮くのは22℃より高く26℃以下のとき。選択肢の25℃では26℃の浮きだけが残る。

問6

③・④

密度は重さ÷体積。同じ重さで体積を変える方法と、同じ体積で重さを変える方法のどちらでも、浮きごとの密度に差をつけられる。

解き直しの進め方

実験の比較では一つだけ変える条件を決めます。溶解度は水100gあたりの値なので、設問の数値が水の重さか、水溶液全体の重さかを書き分けましょう。

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記事カテゴリ: 雙葉中学校対策

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