2026年11月6日
SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW
雙葉中学校・2025年度 国語
教師との関係を振り返る文章、少年と老人が山の景色を共有する物語、漢字と熟語の全3大問を解説します。問題冊子とあわせてご覧ください。
第1問|教師への親しみと仲間への裏切り
問一
A ウ・B ア・C ア
閉口はひどく困ること、黄昏は夕暮れ。鼻もちならぬは、いやみで我慢できないこと。
問二
教室を笑わせて得意だった教師が、自分の知らない知識を示されて面目をつぶされたから。
冗談を繰り返したときの満足と、返答の後の不機嫌を対比する。
問三
読書で得た知識があり、新しい内容を理解するのに苦労しない子供。
段落冒頭の読書習慣と、傍線の教える手間がかからないという評価を結び付ける。
問四
イ・エ
説明の正確さを尊敬する気持ちと、周囲とは違うことに関心を持つ先生への親しみの両方を押さえる。
問五
かじっ
聞きかじるは、少し聞いて不十分な知識を得ること。「た」に続く形にする。
問六
自分が手荒く叱らないことにつけこもうとする生徒の思惑を見抜き、腹を立てたから。
生徒たちが先生の性格を当てにしていた点が、ふだんと違う態度の理由。
問七
仲間を止めるために門の外まで追ったことにして、語り手を処罰から救おうとすること。
語り手が大勢のあとをついて行ったという話を、仲間を止めようとして追いかけたのだと教師が言い換え、同意を促している。
問八
ウ
ふさわしくない理由を選ぶ問題。教師の意図を理解できないと思われること、理解して逆らったと思われること、罰を受けることは直前に述べられている。仲間に自分の気持ちを知られるのが怖かったというウには根拠がない。
問九
自分もパンを買いに行ったのに、仲間を止めようとしたと嘘をつき、自分だけ罰を逃れようとしたこと。
自分も仲間と同じ行動を取ったことと、教師の言葉に同意して自分だけ助かろうとしたことを一組で示す。
第2問|少年と老人が見た雪山
問一
人に手入れされず、草木が伸びて生い茂っている様子。
坂の周囲に人の手が入っていない描写と、草木が生い茂る様子を合わせる。
問二
ながめる
遠い山脈を目にする場面なので、遠くを見渡す意味で読む。
問三
1 ア・2 ウ・3 イ
1は慣れていない場合の条件、2はためらいと同行の逆接、3は老人の言葉に従って動くことを示す。
問四
無造作
前後の文脈から、特に気をつかわずに動く様子を表す熟語を選ぶ。
問五
わすれないようにしよう
「まい」はここでは否定の意志。忘れないつもりだという意味を保つ。
問六
イ
転びそうになった直後の老人の言葉。年を取って体が思うように動かないことを指す。
問七
遠い山脈の山と山の間から見えた、朝日に照らされた真っ白な雪の山頂。
何が光っているのかを後続の描写から確かめ、見える位置と山頂の様子を合わせる。
問八
a のん・b そそい・c かえっ・d しぼら
息をのむ、目をそそぐ、われにかえる、油をしぼられるという語の組み合わせを文の形に合わせる。
問九
エ
会話の「や」は断定を表し、標準語の「だ」にあたる。
問十
腹を立てて配達をやめようと思っていた気持ちが、山の景色を見たとたんに消えたこと。
景色を見る前の気持ちと、見た直後の変化を対比させる。
問十一
このごろし
直前の会話で老人は、景色を誰かに引き継がないと死ねないような気がしてきたと語る。その理由を述べた一文の冒頭五字を抜き出す。
問十二
答案例 老人にとって山は、悩みを忘れさせ、誇りや希望を与えてくれる景色だった。私にとっては母の故郷の海がそれに当たり、眺めると落ち込んだ気持ちが軽くなり、また頑張ろうと思える。
老人が配達をやめたくなったことと、山を見て悩みが消え、自分だけが知る景色を誇りに思ったことを結び付ける。自分の例は一つ挙げ、気持ちがどう変わるかまで書く。
第3問|漢字と熟語
問一
(1)耕作(2)協議(3)鉱石(4)過言(5)精力(6)典型(7)奮起
過言ではない、精力的に、奮起する、のように前後の語を含めて判断する。
問二
へいそ・ぎょうそう・れっきょう
平素・形相・列強をつくる。同じ漢字を二度使っていないか確認する。
解き直しの進め方
心情を説明するときは、直前の出来事と気持ちの変化を一組で書きます。自由記述では、本文の説明と自分の例を、共通する意味でつなぎましょう。
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