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世田谷学園中学校2025年度 第1次 算数全問解説|面積比・円すいと水量・整数表

2026年10月29日

SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW

答えの先に、解ける理由を。

世田谷学園中学校・2025年度 第1次 算数

6大問の全設問を、答え・考え方・式の根拠へ分けて解説します。問題冊子を手元に置き、図の点の記号や色の範囲と合わせてお読みください。試験時間は問題冊子の表記で60分です。

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第1問|計算・場合の数・資料・比

この大問で学ぶこと

基準となる全体を決める

同じ式のように見えても、何に対する割合かを確かめます。

(1) 分数の計算

答え:11/40

  1. 5/12+1/6=7/12、1.4で割ると5/12。かっこの中は3/4+5/12=7/6。
  2. 0.7÷7/6=3/5なので、7/8−3/5=11/40。

(2) はね上がるボール

答え:160cm

  1. 1回目と2回目の差は1回目の1/3なので、1回目は360cm。
  2. 2回目240cm、3回目160cm。

(3) 寿司の順番

答え:144通り

  1. 3・4皿目を指定3種類から順に選ぶ方法は3×2=6通り。
  2. 残る4種類を残る4か所に並べる4×3×2×1=24通りを掛け、144通り。

(4) 最大の立方体

答え:30個

  1. 84・126・210の最大公約数は42。
  2. 各方向2個、3個、5個なので、2×3×5=30個。

(5) 身長の柱状グラフ

答え:17.5%

  1. 135〜140cmは40×0.2=8人。グラフで150cm未満は1+3+6+8+5+10=33人。
  2. 150cm以上は40−33=7人で、7÷40×100=17.5%。

間違えやすい点:150cmちょうどは「150cm以上」の側へ入れます。

(6) 平行四辺形の線分比

答え:3:4:14

  1. AD=BCを6とするとBE=1、BF=3。平行線の相似からBP:PD=1:6、BQ:QD=3:6。
  2. BD全体を21と置けばBP=3、BQ=7。したがってBP:PQ:QD=3:4:14。

第2問|9個の平行四辺形

この大問で学ぶこと

小さい一つを面積の単位にする

斜めに描かれていても、平行四辺形の列と段を利用できます。

(1) ABCと全体の面積比

答え:1:18

  1. 小さい平行四辺形一つを1とすると、三角形ABCは1/2、全体AXEDは9。
  2. 1/2:9=1:18。

(2) ABCとXYZの面積比

答え:1:7

  1. 三角形XYZの外側は、三角形AXZが3、XEYが3/2、YDZが1。全体9から引くと7/2です。
  2. ABCは1/2なので、1/2:7/2=1:7。

第3問|40回のゲーム

この大問で学ぶこと

合計点と点差を別々に使う

勝負がついた1回と引き分け1回で、2人の合計点の増え方が違います。

(1) 引き分けの回数

答え:11回

  1. 最終合計291点は、初めの160点より131点増えています。
  2. 全40回が勝負ありなら3×40=120点増加。引き分けは1回につきさらに1点多いので、131−120=11回。

(2) Aの勝ち数

答え:16回

  1. 勝負のついた回数は29回。AとBの点差21点は、勝敗1回につき7点の差なので、勝ち数の差は3回です。
  2. Aの勝ち数は(29+3)÷2=16回。

第4問|円すいを沈めた容器

この大問で学ぶこと

水の体積と、水中の立体を分ける

円すい全体から、水面より上の小さい相似な円すいを引きます。

(1) 水面の上昇

答え:1.099cm

  1. 全円すいは6²×3.14×12÷3=452.16cm³。水面上の高さ6cmの小円すいは相似比1/2で、体積は全体の1/8=56.52cm³。
  2. 水中部分395.64cm³を容器底面15×24=360cm²で割り、1.099cm上がります。

(2) 追加した水の体積

答え:1030.545cm³

  1. 水面が6→9cmに上がると、容器のその部分は360×3=1080cm³。
  2. 円すいの水面上部分は高さ6→3cmとなり、56.52→7.065cm³。新たに水中へ入る体積は49.455cm³です。
  3. 水は1080−49.455=1030.545cm³。

間違えやすい点:容器全体の増えた体積を、そのまま追加の水量にしません。

第5問|流れが違う川の往復

この大問で学ぶこと

区間ごとの実際の速さを整理する

こがずに流されるときは、ボートの静水時の速さ9km/時を加えません。

(1)① AからBまでの距離

答え:6km

  1. 岸近くを上る速さは9−3=6、中央を下る速さは9+6=15km/時。往復1.4時間から、距離は1.4÷(1/6+1/15)=6km。

(1)② 逆の経路の往復時間

答え:150分

  1. 中央を上る速さは9−6=3km/時、岸近くを下る速さは9+3=12km/時。
  2. 6÷3+6÷12=2.5時間=150分。

間違えやすい点:往路と復路で、流速と進む向きの両方が変わります。

(2) けがをした場所

答え:Aから3.1km

  1. 岸近くを流れる最初の20分で1km戻ります。距離をx kmとすると、上りはx/6時間、その後は1/3時間と(x−1)/6時間。
  2. 合計1.2時間なので、(2x+1)/6=1.2。x=3.1km。

第6問|段と2倍の整数表

この大問で学ぶこと

値ではなく、段と列を特定する

同じ20でも、何段目の20を選ぶかで下の整数が変わります。

(1) 20を選んだときの和

答え:81、82、84

  1. 20は20段目の1列目、10段目の2列目、5段目の3列目にあります。
  2. 右と下を加えると、20+40+21=81、20+40+22=82、20+40+24=84。

(2) 和が4002のとき

答え:1000

  1. n段目・列の倍率をk=1、2、4…とすると、選んだ数はnk、右は2nk、下は(n+1)k。和は(4n+1)kです。
  2. 4002=2001×2で、4n+1は奇数。k=2、n=500となるので、選んだ数は500×2=1000。
同じ20でも下の整数が異なる
段選んだ20右下和
20段目20402181
10段目20402282
5段目20402484

解き直しの進め方

最初に計算・基本小問を解き直し、次にこの年度の次のテーマへ進みます。答えを見ずに、使った条件と途中式を説明できるか確かめてください。

  1. 9個の平行四辺形:小さい一つを面積の単位にする。
  2. 40回のゲーム:合計点と点差を別々に使う。
  3. 円すいを沈めた容器:水の体積と、水中の立体を分ける。
  4. 流れが違う川の往復:区間ごとの実際の速さを整理する。
  5. 段と2倍の整数表:値ではなく、段と列を特定する。

図形は原図に補助点を書き足し、式の長さ・面積・体積がどの部分を表すかを対応させます。規則性や文章題は、小さい場合や元の条件へ答えを戻して点検しましょう。

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