【赤羽の駅近理数塾】進塾【算数・数学・英語の力で中学・高校・大学受験の合格へ】 > コラム > 中学受験コラム > 開智所沢中等教育学校の算数の入試問題分析|出題傾向と対策・予習シリーズ対応

開智所沢中等教育学校の算数の入試問題分析|出題傾向と対策・予習シリーズ対応

2026年10月25日

直近分析:2024~2026年度第1回・共通問題/年度別記録:2024~2025年度/教材対応:2026年度学習予定表/作成日:2026年10月25日

KAICHI TOKOROZAWA / MATH STUDY GUIDE

過去問の分析を、
次の一問につなげる。

開智所沢の算数で見ておきたい出題傾向と、
家庭学習に落とし込む復習の手順。

入試回を分けて分析新版予習シリーズ対応

開智所沢中等教育学校の算数対策では、共通問題の出題内容を把握し、受験する回に合わせて速さ・面積比・数の条件整理を組み立てることを大切にしましょう。本記事では対象となる入試回を分け、過去問の着眼点、年度別記録、新版予習シリーズの復習先を整理します。

まず押さえたい3つのポイント

01

対象回を確認

年度別の本校の記録は2024・2025年度です。開校前の問題を本校の出題実績とは扱いません。

02

出題の特徴を整理

問題が共通でも開智中と合格最低点は同じではありません。学校別の判定結果を確認します。

03

復習先を決める

第1回の分析と、特待・算数特待・日本橋併願の対策を分けて進めます。

過去問で解けなかった問題から、復習する単元と解き直しの順序を整理しませんか。志望校の答案をもとにした個別指導をご案内しています。
開智所沢の算数対策につなげる個別指導を見る →

入試回と試験条件をそろえて、過去問を使う

学校公式FAQは、1月入試に開智中学校との共通問題を使用し、合格最低点は学校ごとに異なると説明しています。2026年度第1回の冊子にも両校名があり、試験時間は60分です。

本記事の出題記録は2024年度以降の第1回です。2023年度以前の開智中の問題は、基礎や発展の追加演習には使えますが、開智所沢の出題実績には加えません。旧先端Aは公式FAQ上で特待Ⅱに対応しているため、第1回の延長として混ぜないようにします。

直近の算数入試は、何が問われているか

比較対象:2024~2026年度第1回・共通問題。小問集合を一分野として頻度計算するのではなく、後半の大問の違いと復習する内容を確認します。

開智所沢中等教育学校・直近の構成と主なテーマ
年度・入試回構成大問ごとの主な内容
2026年度
第1回・開智との共通問題
4題1:計算と小問集合(過不足・濃度・仕事・単位など)
2:3種類の列車、追い越しと橋の通過
3:正方形の分点・交点、内部の面積
4:渦巻き状の数表、端の数と位置
2025年度
第1回・開智との共通問題
4題1:計算と小問集合
2:異なるコースのロードレース、同時刻と道のりの比
3:平行四辺形の分点・交点、面積の二等分
4:対角線が通らないタイルの個数
2024年度
第1回・開智との共通問題
4題1:計算と小問集合
2:池の周りと橋を進む兄弟、時間と比
3:正方形の分点・交点と面積比
4:数字2を2個以上含む整数の並び・個数

3年分の共通問題から、取り組む順番を決める

2024~2026年度はいずれも小問集合に続き、速さ・平面図形・数の条件を扱う4題です。3年の記録だけで「今後も必ず同じ」とは言えません。解けない理由を確かめる材料として使います。

2025年度は、同時刻の比較と面積の二等分

ロードレースでは走るコースが違います。平行四辺形では分点と交点の比を使い、最後は面積を二等分する位置を考えます。初めの小問の答えを図に残す習慣が役立ちます。

2026年度は、列車と渦巻きへ設定が変わる

速さは列車の追い越し・橋、数の問題は渦巻き数表になりました。直近の問題の外見を予想するより、距離・時間・位置を図と表にする道具をそろえましょう。

2025年度の算数を、大問ごとに分析

2025年度・第1回・開智との共通問題の過去問と見比べてください。問題・解答の転載ではなく、条件の読み方と復習の着眼点です。

2025年度・大問別チェック
大問主な出題内容復習する着眼点
1計算と小問集合小問ごとに基準量・単位・答える量を確認
2異なるコースのロードレース、同時刻と道のりの比同じ時刻の位置を描き、速さの和と差を使い分ける
3平行四辺形の分点・交点、面積の二等分相似の対応と共通の高さを示す
4対角線が通らないタイルの個数倍数・約数・余りで候補を絞り、漏れを点検

大問1:計算・小問集合

文章題の代金・仕事・通過算などを、分野ごとに復習します。第1回の訂正票では通過算の語句が修正されているため、必ず訂正後の条件で解きます。

大問2:ロードレース

2つのコースを別々に描き、共通区間と異なる区間を印で分けます。同時に出発・到着する条件から、道のりと速さの比を対応させましょう。DEとFGの比に関する訂正票の注意も確認します。

大問3:平行四辺形

対角線と分点を結ぶ線の交点を追い、線分比から面積比へ進みます。最後の二等分は、分ける対象が平行四辺形全体か内部の四角形かを読み直します。

大問4:タイル

対角線が通っているマスを除いて、三角形の内部に完全に入るタイルを数えます。線が頂点を通る場合と、マスを横切る場合を同じに数えないよう、小さい縦横の例で確かめます。

重点分野は、どのように勉強するか

第1回の共通問題を、時刻の対応から解く

SPEED & TIME同じ時刻の出来事を、図で比べる。
  1. 出発・停止・折り返しを記録
  2. 縦軸と単位を確認
  3. 同時刻の位置へ戻す
学び方を示すイメージ図です。実際の入試問題の図ではありません。

共通問題の練習は同じでも、学習計画は本人の答案に合わせます。列車の問題で長さを落とす人は通過算の基本へ、ロードレースで比が作れない人は同時刻の線分図へ戻ると、次の課題が明確になります。

正方形・平行四辺形の比を、一枚の図で追う

PLANE & RATIO条件を書き込み、比をつなぐ。
  1. 等しい辺・平行・垂直を記入
  2. 共通の高さ・相似を見つける
  3. 求めた比を元の図へ戻す
学び方を示すイメージ図です。実際の入試問題の図ではありません。

辺全体を何と置くかをそろえ、求めた長さと面積を色や記号で整理します。解説を読んだ直後だけでなく、数日後にも補助線を自分で再現することを目標にしてください。

少ない過去問は、解き直しの質で補う

RULES & TABLE小さい例から、まとまりを探す。
  1. 位置と書かれた数を分ける
  2. 一周・一群・一周期を確かめる
  3. 最後の端と余りを確認
学び方を示すイメージ図です。実際の入試問題の図ではありません。

2024年度の数字条件、2025年度のタイル、2026年度の数表は、まず少数の例を試す練習になります。同じ年度を丸暗記するのではなく、基本教材で条件を変えた類題を挟み、元の問題に戻ります。

新版予習シリーズ対応表|過去問から戻る復習先

対応は、四谷大塚の2026年度・新版予習シリーズ学習予定表を基準にした関連する基礎の復習先です。過去問そのものが同じ回に載っているという意味ではありません。手元の版の目次も確認し、基本例題・類題から入試問題へ戻ってください。

開智所沢中等教育学校の過去問から戻る、新版予習シリーズ対応表
分野新版の主な復習先確認すること
計算・逆算4年下 第1回「小数と分数」/各学年「予習シリーズ 計算」で計算・逆算を復習計算順序を残し、逆算の答えを元の式へ代入
割合と比5年上 第3回「割合の利用」/5年下 第1回「比の利用」変わらない量と全体・部分を図へ示す
濃度5年上 第6回「濃さ」/5年下 第16回「濃さと比」全体量・成分量を表にし、操作前後を追う
平均4年下 第14回「平均」/5年下 第1回「比の利用」合計点と人数へ戻して比べる
売買損益5年上 第7回「売買損益」/第3回「割合の利用」原価・売上・手数料などの基準を分ける
整数5年上 第1回「倍数と約数の利用」/5年下 第13回「整数の分解と構成」倍数・約数・余りで候補を絞り、漏れを点検
数列・数表・周期4年下 第18回「きまりに注目する問題」/5年上 第18回「数列と数表」小さい例で群・周期・端の条件を確かめる
場合の数5年上 第11回「場合の数―ならべ方―」・第12回「場合の数―組み合わせ方―」順序・重複・同じと数えるものを明確にする
速さ・旅人算・通過算5年上 第13回「速さとグラフ」・第16回「旅人算とグラフ」/5年下 第6回「速さと比」・第7回「旅人算と比」同じ時刻の位置を描き、速さの和と差を使い分ける
平面図形と比5年上 第2回「いろいろな図形の面積」/5年下 第2回「平面図形と比―相似の利用―」・第3回「平面図形と比―辺の比と面積比―」相似の対応と共通の高さを示す
切断・展開図・立体求積5年下 第14回「立方体・直方体の切断」・第17回「いろいろな立体の求積」辺と面の対応、底面と垂直な高さを確認
回転体4年下 第11回「角柱と円柱」・第16回「角すいと円すい」/5年下 第17回「いろいろな立体の求積」。手元の教材の回転体の項目も確認軸からの距離を半径にし、体積と表面積を分ける
水量とグラフ4年下 第17回「水量の変化とグラフ」/5年上 第14回「水量の変化」/5年下 第12回「水深の変化と比」底面積と水量を分け、区間ごとの出入りを表にする

小問集合は、失点した小問を分野に分けて戻ります。独自の操作・図示・回転などは一つの回だけでは完結しません。教材の関連項目も確認し、使った条件を説明できるところまで復習しましょう。

過去問の使い方|失点を次の勉強につなげる

過去問を、次の勉強につなげる4ステップ

1. 解く時間を決めて挑戦
2. 原因を分けるどこで止まった?
3. 教材に戻る基礎と類題を確認
4. 解き直す自力で再現する
  1. 対象年度・入試回の制限時間で解く。冊子名・入試回・時間を記録し、途中で保留した設問にも印を付けます。
  2. 時間外に自力で考える。時間不足と、条件を整理できない状態を分けます。
  3. 失点の原因に合う教材へ戻る。単元名だけでなく、同時刻・基準量・相似・周期など課題を具体的に選びます。
  4. 類題の後に解き直す。日を空けて、図・表・式を自分で再現できるか確かめます。
答案から次の復習を決める
止まったところ次にする復習
条件を読み違える誰の・いつの・何の量かに線を引き、短い表を作る
比の式が立たない同じ時刻、同じ高さ、変わらない全体量を探す
規則性でずれる小さい例へ戻り、一群・一周期と最後の余りを分ける
図形が見えない必要な平面・断面を描き、同じ辺や頂点を対応
計算で落とす誤った行を特定し、概算・単位・代入で確認

時間配分は、最新の対象回の答案から決める

本記事で確認した2026年度の対象回は60分です。まず全体を見て、計算・小問・大問の前半から自力で取れる設問を探す練習をします。一問に長く止まったら保留し、見直しの時間を残しましょう。これは進塾の学習提案で、学校の指定ではありません。古い年度の題数や別の回の時間を、そのまま使い回さないでください。

4・5年生は未習単元を含む合計点だけで判断せず、今の教材で学んだ内容を優先します。6年生は「なぜ間違えたか」「次に何を解くか」を答案の横へ一行で残すと、演習量だけを増やす状態を避けられます。

2024~2025年度の出題記録と、新版予習シリーズの復習先

必要な年度を選んで開いてください。初期状態はすべて閉じています。原本の入試回と出題内容を対応させています。異なる回はラベルで区別し、資料を確認できない年は推測で埋めていません。

本校の記録は2024年度以降です。2015~2023年度の開智中の問題は追加演習として扱い、本校の年度別出題には数えません。

2025年度(第1回・開智との共通問題)の出題記録と新版対応開く閉じる
2025年度・第1回・開智との共通問題の記録
大問出題内容新版予習シリーズの主な復習先(2026年度)
1計算と小問集合本記事の分野別対応表から、失点した小問の単元へ戻る
2異なるコースのロードレース、同時刻と道のりの比5年上 第13回「速さとグラフ」・第16回「旅人算とグラフ」/5年下 第6回「速さと比」・第7回「旅人算と比」
3平行四辺形の分点・交点、面積の二等分5年上 第2回「いろいろな図形の面積」/5年下 第2回「平面図形と比―相似の利用―」・第3回「平面図形と比―辺の比と面積比―」
4対角線が通らないタイルの個数5年上 第1回「倍数と約数の利用」/5年下 第13回「整数の分解と構成」
2024年度(第1回・開智との共通問題)の出題記録と新版対応開く閉じる
2024年度・第1回・開智との共通問題の記録
大問出題内容新版予習シリーズの主な復習先(2026年度)
1計算と小問集合本記事の分野別対応表から、失点した小問の単元へ戻る
2池の周りと橋を進む兄弟、時間と比5年上 第13回「速さとグラフ」・第16回「旅人算とグラフ」/5年下 第6回「速さと比」・第7回「旅人算と比」
3正方形の分点・交点と面積比5年上 第2回「いろいろな図形の面積」/5年下 第2回「平面図形と比―相似の利用―」・第3回「平面図形と比―辺の比と面積比―」
4数字2を2個以上含む整数の並び・個数5年上 第11回「場合の数―ならべ方―」・第12回「場合の数―組み合わせ方―」

開智所沢中等教育学校対策で、復習の優先順位に迷ったら

過去問の得点が安定しないときは、答案のどの条件で止まったかを確認しましょう。進塾では、基礎と志望校の出題をつなぎ、復習の優先順位をご相談いただけます。

開智所沢中等教育学校の算数対策を相談する

受験予定の入試回、直近の答案、使用している教材をお知らせください。取り組む単元と解き直しの順序を整理します。

開智所沢の算数対策につなげる個別指導を見る →

答案をもとに復習の優先順位を相談する →

分析対象・参照資料

対象:2024年度以降の第1回・開智との共通問題。直近の比較対象は本文に明記しています。問題本文・問題図は転載していません。分野分類、教材の復習先、学習順序は進塾の提案です。挿絵は学び方を示す模式図で、入試問題の再現図ではありません。

  • 問題資料:四谷大塚「中学入試過去問データベース」収録の問題冊子・解答用紙。2024~2026年度の開智中学校・開智所沢中等教育学校の第1回共通問題。表紙・解答用紙で入試回を照合し、訂正票がある場合は反映しています。
  • 学校公式:開智所沢中等教育学校の入試情報・要項。受験する年度の最新情報を確認してください。
  • 共通問題と旧名称の対応:開智所沢中等教育学校・公式FAQ。
  • 教材対応:四谷大塚「2026年度 予習シリーズ学習予定表」(4年下・5年上・5年下)。
  • 関連演習:本文中の進塾NOTE販売ページ。無料の分析部分と有料PDFを分けて案内しています。

記事作成:進塾/最終確認日:2026年10月25日。

赤羽で学習塾をお探しなら

会社名
進塾
住所
〒115-0055 東京都北区赤羽西1‐39‐1伊藤ビル3階
電話番号
03-5924-7747
URL
http://susumujuku.com