2026年11月6日
SUSUMU JUKU / 2026 EXAM REVIEW
芝浦工業大学附属中学校・2026年度 第1回 理科
40分・80点の第1回入試です。天気予報の放送問題3問を含む全6大問23項目を解説します。
第1問|放送で聞く天気予報
(1)
エ
15時の天気図を選ぶ。太平洋高気圧が南東にあり、太平洋側に南風が入る。沖縄・奄美付近に熱帯低気圧があり、その南東に台風が残っている図がエ。
(2)
ア
九州南部では暖かく湿った空気が入り続け、積乱雲が線状に発達する見込み。強い雨が同じ地域で長く続く線状降水帯に注意する。
(3)
ウ
台風8号は沖縄・奄美に近づき、熱帯低気圧に変わる見込み。勢力を保って小笠原諸島近海に接近する可能性があるのは9号なので、8号についての記述は誤り。
第2問|シーソーのつり合い
(1)
オ
右と後ろを正とし、中心からのマス数を数える。既存のおもりは(−3,0)と(2,1)。合計(−1,1)を打ち消す(1,−1)に置く。
(2)
B
既存の座標の合計は(−6,−1)。右端列の中央と後ろに円柱が並ぶBで(6,1)を加えられる。Aでは横方向に最大3。Cは横置きでは前後方向が3の倍数、縦置きでは0となる。
(3)
配置例:Aは後列の左端、Bは右端列の中央と前、Cは中央列の3か所
既存の座標の合計は(−3,0)。A(−3,1)、B(6,−1)、C(0,0)を加えると全体が(0,0)。円柱の位置に加え、BとCの連結部分も黒く塗る。
第3問|電子レンジと熱量
(1)
食べものをむらなく温めるため。
回転で食品の位置を変え、マイクロ波が強く当たる場所と弱く当たる場所を通るようにする。
(2)
電子レンジは、マイクロ波が食べものの水分に作用して、内部も温める。
解答欄はトースターが赤外線で表面から温めるという書き出し。続きの60字以内で、電子レンジの電磁波と熱の伝わり方を説明する。
(3)
ウ
約3mmの網目は可視光の波長より大きく、約12cmのマイクロ波の波長より小さいため、中は見えてもマイクロ波は外へ出にくい。
(4)①
36000J
600Wは毎秒600J。1分では600×60=36000J。
(4)②
53℃
水と容器をともに1℃上げるのに200×4.2+300×0.8=1080J。36000÷1080=33と1/3℃の上昇なので、初めの20℃を足して整数に丸める。
第4問|凝固と食塩水の沸騰
(1)
ウ
8分後は0℃の区間の途中で、水が凍っている最中。水と氷が共存する。
(2)
イ
14分後には0℃を下回り、水はすでに凍っている。氷になると体積が増えるため、もとの液面より上に達する図を選ぶ。
(3)
18g
表では水100gに食塩3gを加えるごとに沸騰開始温度が0.5℃上がる。3℃分は6組で18g。
(4)
75g
102℃で沸騰するのは水100gあたり食塩12gの割合。食塩は3gのままなので残る水は25g。蒸発した量は100−25=75g。
第5問|燃料電池とエタノール
(1)
イ・ウ
エタノールの完全燃焼と同じ生成物は、二酸化炭素と水。
(2)
381g
トウモロコシ100gから、デンプンで50×0.50=25g、セルロースで5×0.25=1.25g、計26.25gのエタノールが得られる。100g得るには100÷26.25×100=約380.95g必要。
(3)
イ
木材や稲わらを原料にすれば、食料として使う作物との取り合いを抑えられる。
(4)
稲わらを土に戻す量が減ると土地がやせ、作物が育ちにくくなる。
多くの原料を集めることで従来の資源循環がどう変わるかを考え、原因と影響を50字以内で示す。
第6問|iPS細胞・心臓・筋肉
(1)
ウ
iPS細胞は皮膚などの体細胞からつくることができる。
(2)
ア
骨格筋は横紋があり、意識して動かせる。表の内臓筋は平滑筋で、不随意に動く。心筋には横紋があるが不随意に動く。
(3)
a イ・b イ
肺から戻った血液は左心房Q、左心室Rを経て全身へ行き、右心房O、右心室Pへ戻る。グラフⅣではRの容積は一定で圧力が下がるため、Rの筋肉がゆるむ段階と分かる。
(4)
けん。図の上側にもう一方の筋肉を描く。
けんは筋肉を骨につなぐ。示された筋肉と反対側に描き、ひじをまたいで前腕の骨につながるようにする。
解き直しの進め方
放送では場所と現象を組にしてメモしましょう。実験では何が一定で何が変わるのか、グラフでは各軸が何を示すのかを先に確認します。
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