白百合学園中学校 2025年度 一般入試 算数の入試問題解説

2026年11月6日

SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW

答えの先に、解ける理由を。

白百合学園中学校・2025年度 一般入試 算数

硬貨の枚数、流水算、円の面積、仕切りのある水そう、単位分数を扱います。大問5は、学校の発表により全体が得点対象外です。

このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。

第1問|硬貨の枚数と合計金額

この大問で学ぶこと

枚数の差を金額に直してから、同じ枚数の組を数える

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

大問1

19枚

  1. 5円硬貨を11枚増やし、100円硬貨を7枚減らすと、3種類の枚数がすべて10円硬貨と同じになる。
  2. そのときの金額は2025+55−700=1380円。1組115円なので各12枚。もとの100円硬貨は12+7=19枚。

第2問|流水算と出発時刻の差

この大問で学ぶこと

上りと下りの速さを区別し、同時に動き始める時点をそろえる

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

40km

  1. 船Aの下りは時速16+4=20km。午前9時30分から11時30分までの2時間で40km進む。

(2)

午後4時20分

  1. 船Aの上りは時速16−4=12km。40÷12=3時間20分なので、午後1時に足して午後4時20分。

(3)

16km

  1. 船Bは40kmを2時間30分で下るので時速16km。午後2時には船Aがすでに12km進んでおり、2船間の距離は28km。
  2. 向かい合って進む速さの和は時速28kmだから、1時間ですれ違う。P町を出た船Bが進む距離は16km。

第3問|直角二等辺三角形と接する円

この大問で学ぶこと

接点と円の中心を結び、扇形を引ける形に分ける

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

25.12cm²

  1. 接点DからBCに垂直な線が円の中心Oを通る。Aもその線上にあるのでADが円の直径。
  2. ABCの面積は32cm²。半分のABDは直角二等辺三角形だから、AD×AD÷2=16。半径の二乗は32÷4=8で、円の面積は8×3.14。

(2)

5.72cm²

  1. ADを直径とする円に内接する角AEDは直角。したがってDEはABに垂直で、直角二等辺三角形ABDの斜辺ABを二等分する。
  2. OとEは三角形ABDの辺ADとABの中点なので、OEはBDと平行。よって扇形EODは90度で面積6.28cm²。三角形AEOはABDの4分の1で4cm²。
  3. 斜線部分は16−4−6.28=5.72cm²。

第4問|仕切りのある水そうと排水

この大問で学ぶこと

グラフの折れ点で区切り、水の行き先と体積を対応させる

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

ア 60、イ 25

  1. 最初の6分でAの水深が20cmになる。3000×6÷(15×20)=60cmが奥行き。
  2. 6分から16分までの水は中央の区画に入って20cmまでたまる。3000×10÷(60×20)=25cmが中央区画の幅。

(2)

毎分600cm³

  1. 24分で水がBへ流れ始め、59分で全区画の水位が30cmにそろう。59分の時点の水量は(15+25+40)×60×30=144000cm³。
  2. 蛇口を閉めた4分間を引くと、給水は計55分で165000cm³。差の21000cm³が、Bに流れ始めた24分から59分までの35分に排出された。
  3. 30分から34分の停止中にも、Bに水が残る。停止前6分の給水だけで18000cm³あり、600cm³ずつ10分排出しても水が残る。

第5問|単位分数への分解と出題訂正

この大問で学ぶこと

通分して、差の分子が1になる分母を選ぶ

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

得点対象外。条件を外した分解例はA=6、B=66

  1. 2/11から1/6を引くと(2×6−11)/(11×6)=1/66。よって2/11=1/6+1/66。冊子にはA・Bを奇数とする表記がある。学校は問題文の誤りを公表し、大問5全体を得点対象外とした。元の式をBについて整理するとB=11A÷(2A−11)。A<Bから6≦A≦10。奇数のA=7、9に対しBは77/3、99/7で整数にならない。

(2)

得点対象外(学校発表)

  1. 問題文はAとBに奇数を求めている一方、直前の分解例には偶数の分母28と196が含まれる。学校の発表では、この小問を含め大問5全体が得点対象外。

解き直しの進め方

途中式を求められた設問では、計算と対応する時点や区画を書き添えましょう。水そうでは、給水を止めても排水が続く時間を見落とさないようにします。

段階取り組むこと確認すること
1|原因を分ける間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分けるどこで手が止まったかを言葉にする
2|解説を閉じる自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか
3|時間を空ける日を改め、類題と合わせて再挑戦する条件が変わっても使える考え方になったか

志望校の過去問を、次の学習計画へ

点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。

記事カテゴリ: 白百合学園中学校対策

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