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埼玉栄中学校 2026年度 第1回(1月10日午前) 理科入試解説|大問別の考え方と解き直し

2026年10月29日

SUSUMU JUKU / 2026 EXAM REVIEW

答えの先に、解ける理由を。

埼玉栄中学校・2026年度 第1回(1月10日午前) 理科

理科は社会と合わせて50分の入試です。小問集合から光、食品の濃度、人体、太陽の観測まで、身近な題材の中で基本原理を使い分けます。ここでは各大問の答えと、判断の根拠を整理します。

このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。

第1問|電磁石・状態変化・岩石・熱膨張

この大問で学ぶこと

基本知識を、観察結果の理由まで結び付ける

基本知識を、観察結果の理由まで結び付けるために、問題の条件を根拠と結び付けて整理します。

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

解くときの着眼点:条件を図や表に書き込み、変えたものと変えていないものを区別します。

問1・問2|電磁石とろう

問1 イ/問2 ウ

  1. 電磁石は電流を止めると磁力が失われ、砂鉄を引き付ける力がなくなります。
  2. ろうは液体から固体になると体積が小さくなります。ビーカーの内側で中心付近がへこむ図を選びます。水が凍るときの体積変化とは逆です。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問3・問4|生物と岩石

問3 擬態/問4 ア・エ

  1. 周囲の葉や枝に似た形・色で見つかりにくくする現象は擬態です。
  2. 花こう岩と斑れい岩は、地下でゆっくり冷えてできる深成岩です。安山岩・玄武岩・流紋岩は火山岩に分けます。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問5|金属棒の膨張

アルミニウム → 銅 → 鉄

  1. 球は鉄のある方向へ転がるので、鉄の支えが最も低く、最も膨張が小さいと分かります。
  2. 同じ長さ・同じ温度変化なら、アルミニウムが最も伸び、次が銅、最後が鉄です。球の転がる方向は、高くなった側ではなく低い側を示します。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

第2問|ピンホールカメラと目

この大問で学ぶこと

像の大きさと、ピントを合わせる方法を区別する

像の大きさと、ピントを合わせる方法を区別するために、問題の条件を根拠と結び付けて整理します。

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

解くときの着眼点:条件を図や表に書き込み、変えたものと変えていないものを区別します。

問1・問2|針穴の像

問1 イ/問2 ア

  1. 物体の上から来た光は穴を通ってスクリーンの下へ、下から来た光は上へ届きます。上下左右が逆の像になります。
  2. スクリーンを穴へ近づけると、像は小さくなります。同じ穴を通る光が狭い範囲へ集まるため、明るく見えます。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問3|カメラの焦点調節

ア(フィルムから遠ざける)

  1. 近い物体にピントを合わせると、凸レンズから像までの距離が長くなります。フィルムの位置が決まっているので、レンズをフィルムから遠ざけます。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問4・問5|水晶体の調節と近視

問4 ア/問5 解答例:レンズが厚いままになること。

  1. 遠くを見るときは水晶体を薄くし、光を曲げるはたらきを弱めます。近くを見るときは水晶体を厚くします。
  2. 本問はこの調節の説明を踏まえた原因を20字以内で求めています。近くを見るときの厚さが遠くを見るときにも残る、という対応を短く表します。

間違えやすい点:近視全体の原因を医学的に一つへ断定する問題ではありません。本問のレンズ調節のモデルに沿って答えます。

第3問|食品の濃度と気体の発生

この大問で学ぶこと

何倍に薄めるかと、全体に占める割合を分ける

何倍に薄めるかと、全体に占める割合を分けるために、問題の条件を根拠と結び付けて整理します。

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

解くときの着眼点:条件を図や表に書き込み、変えたものと変えていないものを区別します。

問1|4倍に薄める

150g

  1. できあがり全体は50×4=200g。そのうち元のめんつゆが50gなので、水は200−50=150gです。

間違えやすい点:「水を4倍加える」とすると全体が5倍になってしまいます。

問2|輸送費の差

80000円

  1. 濃縮しない場合は1000kg×100円=100000円。濃縮すると重さは1000÷5=200kgになり、輸送費は20000円です。差は80000円です。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問3|果汁の濃度

2.4%

  1. 果汁5gと水200gを混ぜるため、全体は205gです。5÷205×100=2.439…%。小数第2位を四捨五入して2.4%です。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問4|実験結果の判断

ア・イ・ウ

  1. 重曹とレモン果汁から生じた気体は、石灰水を白く濁らせる二酸化炭素です。レモン果汁には酸性の成分が含まれます。
  2. 赤色リトマス紙が青色になるので、反応後の水溶液はアルカリ性です。この結果から、この混合条件ではレモン果汁の酸が余っていないと判断できます。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問5|石灰水に通すときの観察

イ

  1. 二酸化炭素を石灰水へ通すと白く濁ります。目に見える気泡自体が白いのではなく、反応で生じる細かな固体が濁りとして見えます。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

第4問|体温調節と血液循環

この大問で学ぶこと

汗の蒸発と血液の運搬を、原因と結果でつなぐ

汗の蒸発と血液の運搬を、原因と結果でつなぐために、問題の条件を根拠と結び付けて整理します。

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

解くときの着眼点:条件を図や表に書き込み、変えたものと変えていないものを区別します。

問1・問2|温室効果と蒸発

問1 エ/問2 蒸発する

  1. 選択肢の温室効果ガスは二酸化炭素です。
  2. 汗の水分が蒸発するとき、周囲から熱を奪うため体温が下がります。汗をかくことと、汗が蒸発することを分けて捉えます。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問3・問4|血液成分と心臓

問3 エ/問4 心臓の拍動が速くなる

  1. 酸素を運ぶのは赤血球、養分を運ぶのは血しょうです。白血球は体を守る働き、血小板は血液を固める働きに関係します。
  2. 本文のように循環する血液量が不足する状況では、心臓はより速く拍動して血液を送り出そうとします。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問5|初期対応の選択問題

イ

  1. 本問は「適切でないもの」を選びます。体から熱を逃がす必要がある場面で、毛布でくるむ選択肢は合いません。
  2. 正しいものを選ぶ問題と取り違えないよう、設問の否定表現に印を付けます。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

第5問|太陽とかげの観測

この大問で学ぶこと

時期が違う観測から、言えることと言えないことを分ける

時期が違う観測から、言えることと言えないことを分けるために、問題の条件を根拠と結び付けて整理します。

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

解くときの着眼点:条件を図や表に書き込み、変えたものと変えていないものを区別します。

問1|方位磁針

イ

  1. 水平に置き、針が止まってから本体を回し、色の付いた針とNを合わせます。針が止まる前に読み取ったり、本体を傾けたりしません。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問2・問3|方位と季節

問2 イ/問3 ウ

  1. Xが北なので、Yは東です。図2の軌跡は、日の出・日の入り付近の影が南寄りへ伸びる夏の記録に対応します。
  2. 冬至は太陽の南中高度が低く、正午の影も長くなります。影の先端の軌跡は、北側に伸びて中央が南寄りへ曲がるウです。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問4|B地点の南中高度

45度

  1. 棒の高さ20cmと影の長さ20cmが等しいので、直角二等辺三角形です。地面と太陽光線のなす角は45度です。

間違えやすい点:答えだけでなく、図・条件・式の対応を問題冊子で確認しましょう。

問5|観測地点の位置

エ

  1. 北半球で白夜が観測されたCは、A・Bより北の高緯度にあります。ただし白夜だけから北緯90度とは決められません。
  2. Bは南中高度が45度でも、観測した季節が決まっていないため、AとBの緯度の大小を一意に決めることはできません。

間違えやすい点:最初に「異なる時期」とある点が、AとBの比較の決め手です。

解き直しの進め方

濃度は分母、光は物体と像の位置、太陽は時期と緯度の条件を確認します。人体の問題も、用語だけでなく本文の因果関係に戻って解き直しましょう。

段階取り組むこと確認すること
1|原因を分ける間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分けるどこで手が止まったかを言葉にする
2|解説を閉じる自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか
3|時間を空ける日を改め、類題と合わせて再挑戦する条件が変わっても使える考え方になったか

志望校の過去問を、次の学習計画へ

点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。

記事カテゴリ: 中学校別対策

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