2026年10月29日
SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW
答えの先に、解ける理由を。
埼玉栄中学校・2025年度 第1回(1月10日午前) 理科
社会と合わせて50分の第1回です。てこ・滑車、鉄と塩酸、消化、台風という主要テーマを、計算と条件比較の両面から解説します。
このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。
第1問|基礎小問
この大問で学ぶこと
観察された現象を、適切な名称で答える
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1・問2|光と混合物
問1 焦点/問2 ア・イ・エ
- 光軸と平行な光が凸レンズで集まる点は焦点です。
- 食塩水・炭酸水・酢は水溶液です。みそ汁や牛乳のように濁りがある液体を、見た目だけで同じ水溶液にしないようにします。
問3〜問5|生物・光・宇宙
問3 イ/問4 スペクトル/問5 エ(ISS)
- モンシロチョウが葉へ止まるのは産卵の場面です。幼虫の食草となる葉を選ぶことと結び付けます。
- 日光が色ごとの帯へ分かれたものはスペクトル。地上約400kmを周回する有人実験施設はISSです。
第2問|てこと滑車
この大問で学ぶこと
支点からの距離と、支える糸の本数を数える
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1・問2|ばねばかりの力
問1 エ/問2 8.57kg
- Aは力点、Bは作用点、Cは支点です。おもりは10kgが3つで合計30kg。支点からAまで7目盛り、Bまでは2目盛りです。
- ばねばかりの力は30×2÷7=8.571…kg。小数第3位を四捨五入して8.57kgです。
問3・問4|組合せ滑車
問3 3kg/問4 60個
- 図3では動滑車5個を10本の糸で支えるので、30kgを上げるのに必要な力は30÷10=3kgです。
- 0.5kgの力で30kgを上げるには60本で支える必要があり、動滑車30個・定滑車30個で合計60個です。持ち上がる距離と引く糸の長さは同じではありません。
問5|エレベーターの人数
20人
- 11760Wは980Wの12倍なので、運べる重さは100×12=1200kgです。
- かご200kgを引くと、人の重さの合計は1000kg。1人50kgなので1000÷50=20人です。
第3問|鉄と塩酸
この大問で学ぶこと
塩酸の濃さは初期の傾き、鉄の量は上限で比べる
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1・問2|発生する気体と酸性
問1 水素/問2 イ・エ
- 鉄と塩酸の反応で水素が発生します。実験1は鉄1gが塩酸20mLで使い切られ、40mLでは塩酸が余っています。
- 余った酸により緑のBTBは黄色になります。また液体を蒸発させれば、反応でできた物質が固体として残ります。
問3|実験4のグラフ
エ
- 塩酸BはAの半分の濃さで、同じ鉄を溶かすには2倍の体積が必要です。鉄2gを溶かすにはB80mLが必要です。
- 発生する水素の上限は鉄の量に比例して800cm³なので、80mLまで直線、その後800cm³で一定になるエを選びます。
問4・問5|反応する物質の組合せ
問4 ア・ウ/問5 イ
- 塩酸と亜鉛・アルミニウムは水素を発生します。銅やガラスは同じ条件で水素を発生しません。
- 二酸化マンガンは過酸化水素水の分解を促す触媒で、酸素を発生させても自身は固体として残ります。石灰石やアルミニウムは十分な液体と反応して溶けます。食塩水と金は気体を発生させません。
第4問|消化と消化酵素
この大問で学ぶこと
器官の役割と、酵素が働く条件を比べる
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1〜問3|栄養素と器官
問1 エ・オ/問2 エ/問3 しない
- 三大栄養素は炭水化物・脂肪・タンパク質なので、水とビタミンは含まれません。
- 胃Eでは強い酸性の消化液がタンパク質へ働き、小腸Fはじゅう毛で養分を吸収します。大腸Cは主に水分などを吸収し、食べ物の消化は行いません。
問4・問5|だ液の比較実験
問4 比較する/問5 ア
- だ液の有無と温度を変え、でんぷんが分解される条件を比較します。
- 37℃のだ液を入れた試験管アでは、でんぷんが分解されヨウ素液で青紫色になりません。90℃に熱しただ液は酵素の働きを失います。
第5問|台風と気象災害
この大問で学ぶこと
風の成因と、強さ・大きさを混同しない
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1・問2|風と台風の強さ
問1 ア/問2 オ
- 地表付近の空気は、気圧の高い所から低い所へ移動します。
- 最大風速54m/秒以上は「猛烈な台風」です。大型・超大型は風の強さではなく範囲による区分です。
問3〜問5|雲・気団・危険半円
問3 積乱雲/問4 小笠原/問5 解答例:台風の渦の風に移動する速さが加わるから。
- 台風中心付近では積乱雲が発達します。夏の北太平洋では小笠原気団が発達し、その縁に沿って台風が進みやすくなります。
- 北半球では進行方向右側で渦の風と移動方向が重なるため、左側より風が強くなります。三十字以内で、二つの動きが加わることを説明します。
解き直しの進め方
滑車は個数だけでなく支える糸、反応は気体の種類と過不足、消化は器官と温度、台風は風速と範囲を分けて整理して解き直しましょう。
| 段階 | 取り組むこと | 確認すること |
|---|---|---|
| 1|原因を分ける | 間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分ける | どこで手が止まったかを言葉にする |
| 2|解説を閉じる | 自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す | 答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか |
| 3|時間を空ける | 日を改め、類題と合わせて再挑戦する | 条件が変わっても使える考え方になったか |
志望校の過去問を、次の学習計画へ
点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。
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