2026年10月30日
SUSUMU JUKU / 2026 EXAM REVIEW
答えの先に、解ける理由を。
城北中学校・2026年度 第1回 社会
地理・歴史・公民の全3大問から主要設問を選び、資料のどこを見て判断するかを解説します。統計や制度は出題時の条件で読み、割合と実数、史料の事実と評価を区別して確認しましょう。
このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。
第1問|世界遺産と各地の地理
この大問で学ぶこと
産業・森林・気候を資料の特徴で判別する
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1・問3|国際機関と農業
問1 ウ|UNESCO/問3 ア
- 世界遺産と文化・教育に関わるのはUNESCOです。
- 鹿児島は畜産物の割合が大きいア。米中心の富山、果物中心の山梨、野菜中心の高知と対比します。
問4・問5|白神山地と森林
問4 イ|ブナ/問5 エ
- 白神山地はブナの原生林で知られます。森林には保水や土砂流出防止の働きがあります。
- 植物が昼も夜も光合成をするというエは誤り。光合成には光が必要で、夜は呼吸が続きます。
問8・問9|気候と隣接県
問8 エ/問9 エ|静岡県
- 富山は冬にも降水が多い日本海側の雨温図エ。夏に集中する降水だけで判断しません。
- 岐阜は三重・福井・滋賀と接しますが、静岡とは接していません。地図で県境をたどります。
問10〜問12|景観と北海道
問10 天橋立/問11 エ/問12 イ
- 細長い砂州と松並木の景観は京都の天橋立。日本三景の他の二つは松島と宮島です。
- こんにゃくいもの主要産地は群馬。石狩は稲作、十勝は畑作が代表的で、逆に組み合わせたイは誤りです。
第2問|律令から近代の政治
この大問で学ぶこと
法令の目的と制度の変化を年表へ置く
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問4・問5|律令と開墾
問4 イ/問5 ウ|2・3
- 郡司は地方豪族などから任じられ、中央派遣の国司と区別します。
- 史料は墾田永年私財法。開墾地の永年私有を認め、大仏造立を命じた聖武天皇の時代なので2・3です。
問6〜問8|平安と鎌倉
問6 ウ|2→1→3/問7 六波羅探題/問8 ア
- 桓武天皇の律令立直し→藤原氏の摂関政治→白河上皇の院政の順です。
- 承久の乱後に六波羅探題を設置。北条泰時は連署の設置や御成敗式目で知られます。武家諸法度は江戸時代です。
問13・問14|江戸の統治と改革
問13 イ/問14 オ|3→1→2
- 朝廷・公家の統制に関する法令は禁中並公家諸法度。公事方御定書は裁判の基準であり、説明が混ざっています。
- 生類憐みの令の綱吉→上米の制の吉宗→上知令の水野忠邦という順です。
問19〜問21|近代の国際関係
問19 伊藤博文/問20 サラエボ/問21 ウ|2→1→3
- 初代韓国統監は伊藤博文。第一次世界大戦の発端はサラエボ事件です。
- 関東大震災1923年→満州事変1931年→大政翼賛会1940年。年表で出来事を区切ります。
第3問|議会・選挙・政治参加
この大問で学ぶこと
似た制度を主体と必要条件で区別する
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問3〜問5|地方議会と選挙
問3 エ/問4 イ/問5 一票の格差
- 地方議会は予算を議決します。議員の任期は4年で、被選挙権は知事と議員で年齢が異なります。
- 参議院の定数248は正しい一方、小選挙区比例代表並立制は衆議院の説明です。一人の議員当たりの有権者数の違いは一票の格差と呼びます。
問6・問7|物価と子育て
問6 エ/問7 イ
- 物価上昇時に財政支出を抑えて需要の過熱を冷ますというエが適切です。物価上昇はインフレで、金利引下げは一般に需要を増やす方向です。
- 2023年にこども家庭庁が発足。育休は両親に取得を義務付ける制度ではなく、児童手当も存在します。
問8・問9|参議院と国会
問8 エ/問9 イ
- 参議院は解散がなく任期6年、3年ごとの半数改選なので構成の変化が緩やかです。
- 両院の本会議は、それぞれ総議員の3分の1以上の出席が必要。法律案は必ず衆議院から審議するわけではありません。
問10・問11|直接請求と改憲
問10 ウ/問11 カ|3→2→1→4
- 議会解散請求を受けるのは選挙管理委員会で、首長が署名を受けその場で解散するわけではありません。
- 憲法審査会で審査→各院総議員3分の2以上の賛成→国会発議→国民投票。主体と順序をそろえて確認します。
解き直しの進め方
誤りを選ぶ問題は、誤った言葉を正しく言い直します。資料問題では年・単位・対象範囲を囲み、年表問題では一つずつ年代を付けてから並べ直します。
| 段階 | 取り組むこと | 確認すること |
|---|---|---|
| 1|原因を分ける | 間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分ける | どこで手が止まったかを言葉にする |
| 2|解説を閉じる | 自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す | 答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか |
| 3|時間を空ける | 日を改め、類題と合わせて再挑戦する | 条件が変わっても使える考え方になったか |
志望校の過去問を、次の学習計画へ
点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。
赤羽で学習塾をお探しなら
- 会社名
- 進塾
- 住所
- 〒115-0055 東京都北区赤羽西1‐39‐1伊藤ビル3階
- 電話番号
- 03-5924-7747
