城北中学校 2026年度 第1回 算数入試解説|大問別の考え方と解き直し

2026年10月30日

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SUSUMU JUKU / 2026 EXAM REVIEW

答えの先に、解ける理由を。

城北中学校・2026年度 第1回 算数

全5大問を、計算・小問・条件整理・図形の順に解説します。原問題の図に点名と数値を書き込み、式で使う数が何を表すか確認しましょう。

このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。

第1問|分数計算と逆算

この大問で学ぶこと

小数を分数にそろえてかっこ全体を求める

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

10

  1. かっこ内は3/10×5/4+(1/3−1/8)×1/5=3/8+1/24=5/12です。
  2. 25/6÷5/12=10です。

(2)

1/6

  1. 中かっこは1/4÷5/7=7/20。2.9を足して13/4、2/3を掛けて13/6です。
  2. 7/3−□=13/6なので、□=1/6です。

第2問|割合・周期・図形・仕事

この大問で学ぶこと

同じ単位と一周期へ整理する

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

3850円

  1. 二人の額を足すと、全体の4/7+3/5=41/35倍から660円を引いた額が全体です。
  2. 余分な6/35が660円なので、660÷6×35=3850円です。

(2)

20秒間

  1. Aは5秒周期、Bは3秒周期なので15秒で同じ状態に戻ります。両方が光るのは0〜1、6〜7、12〜13秒の3秒間です。
  2. 90秒で18秒。残り10秒には0〜1、6〜7に対応する2秒があるので、合計20秒間です。

(3)

5平方cm

  1. 斜線の正方形の1辺をsとします。その辺の横・縦の成分は3:1です。隣の平行線の間隔は元の正方形の1辺の1/3から求めます。
  2. 元の正方形を1辺1とした補助計算では、平行線はx−y/3=1/3と2/3。垂直距離の2乗は(1/3)の2乗÷(1+1/9)=1/10。よって面積は全体50の1/10=5平方cmです。

(4)

38.4分

  1. Aの24分増加でBが18分減るので、AとBの仕事の速さは3:4です。全体を24×3+54×4=288と置けます。
  2. A単独96分、C単独64分。二人の速さは1/96+1/64=5/192なので、192/5=38.4分です。

(5)

62.8cm

  1. 正十角形の内角は144度。隣の頂点を中心とする同じ半径15cmの円との交点で正三角形ができ、左右に60度ずつを使います。
  2. 斜線の1本の弧の中心角は144−60−60=24度。10本で240度なので、15×2×3.14×240/360=62.8cmです。

第3問|3問のテストと平均点

この大問で学ぶこと

同じ得点になる正誤の組合せを分ける

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)ア

9人

  1. 10点の人数をn、7点の人数をmとすると、総人数は27+m+n、総得点は162+7m+10nです。
  2. 平均7点との差を比べると、10点の人の3点超過で、ほかの人の合計27点不足を補います。n=27÷3=9人です。

(1)イ

21人

  1. 2問だけ正解は、7点のAC、8点のBC、5点のAB。ABだけの人数は24−5−15=4人です。
  2. A正解はAだけの3人、ABの4人、ACの5人、全問正解9人。3+4+5+9=21人です。

(2)ウ

12人

  1. 7点と10点を合わせた人数は50−27=23人。総得点は50×7.12=356点です。
  2. この23人を全員7点とすると162+23×7=323点。差33点は10点の11人分なので、7点は23−11=12人です。

第4問|忘れ物を取りに戻る兄

この大問で学ぶこと

余分な往復距離から速さを決める

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

分速750m

  1. 追いついた1.5km先で引き返す場合に比べ、5.25km先で引き返すと、追加の往復は(5.25−1.5)×2=7.5kmです。
  2. そのため到着が10分遅れたので、バイクは7500÷10=分速750mです。

(2)

分速300m

  1. 兄が1.5km進む時間は1500÷750=2分。3分遅れで出発したので、弟は計5分で1.5km進みます。
  2. 1500÷5=分速300mです。

(3)

9時35分

  1. 祖母の家から自宅をd mとします。弟の所要時間は(10500−d)÷300、仮に早く引き返した兄は3+(1500+d+1500+10500)÷750分です。
  2. 両者を等しくするとd=3000。弟は25分で9時25分着、実際の兄は10分遅れの9時35分です。

(4)

3000m

  1. (10500−d)÷300=3+(d+13500)÷750を整理すると、52500−5d=4500+2d+27000です。
  2. 7d=21000なので3000m。祖母の家から映画館までの全体が10500mである点に注意します。

第5問|立方体の二つの立体の重なり

この大問で学ぶこと

立体を引き算し三角すいの比で確かめる

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

72立方cm

  1. 立方体の四隅にできる三角すい4個を除くと立体アになります。1個は底面6×6÷2、高さ6なので36立方cmです。
  2. 216−36×4=72立方cmです。

(2)

52立方cm

  1. 小さい側は下の三角形FGHの1辺6、上の三角形CMNの対応する辺2をもつ、高さ6の三角すい台です。
  2. 上へ延長した大きい三角すいの高さは9、小さい三角すいの高さは3。体積は18×9÷3−2×3÷3=54−2=52立方cmです。

(3)

2:3

  1. 側面BCGFで、MFとBGの交点をIとします。BC=6、CM=2、BM=4です。
  2. 三角形BMIとGFIは相似なので、BI:IG=BM:GF=4:6=2:3です。

(4)

12.96立方cm

  1. 切断面はDGとも同じ2:3の位置で交わり、EGとはその中点で交わります。重なりはGを頂点とする三角すいです。
  2. 立体アを三角すいG−BDEと見て、Gからの3辺をそれぞれ3/5、3/5、1/2に縮めるため、体積は72×3/5×3/5×1/2=12.96立方cmです。

解き直しの進め方

速さは時刻と所要時間を区別し、立体は底面・高さ・切断で残る側を確認します。解説を閉じ、条件から同じ式を作り直せるかを確かめましょう。

段階取り組むこと確認すること
1|原因を分ける間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分けるどこで手が止まったかを言葉にする
2|解説を閉じる自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか
3|時間を空ける日を改め、類題と合わせて再挑戦する条件が変わっても使える考え方になったか

志望校の過去問を、次の学習計画へ

点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。

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