2026年10月30日
SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW
答えの先に、解ける理由を。
城北中学校・2025年度 第1回 社会
地理・歴史・公民の全3大問から主要設問を選び、資料のどこを見て判断するかを解説します。統計や制度は出題時の条件で読み、割合と実数、史料の事実と評価を区別して確認しましょう。
このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。
第1問|労働・人口・物流の資料
この大問で学ぶこと
割合の増減と実際の数量を区別する
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問2|労働時間のグラフ
ウ
- 一般労働者もパートタイム労働者も労働時間は減る傾向ですが、後者の減少のほうが目立ちます。
- 左右の縦軸が異なるため、棒の高さと折れ線をそのまま比較しません。「一般のほうが顕著」というウが逆です。
問5|年齢別人口
イ
- 高齢者の割合が増えていても、総人口が減れば人数が増え続けるとは限りません。
- 2040年は11093×0.353=約3916万人、2060年は9284×0.381=約3537万人。割合だけ見たイは誤りです。
問7・問8|物流と北海道
問7 コンテナ/問8 ア|たまねぎ
- 船・鉄道・トラックなどで共通して扱う規格化された輸送用の箱はコンテナです。
- 北海道はたまねぎの大産地。野菜名だけを覚えず、冷涼な気候や広い農地と関連付けます。
問12・問13|名古屋港と造船
問12 エ|X自動車・Y原油/問13 ウ
- 自動車産業が集まる地域の港では、自動車や部品の輸出が大きくなります。
- 瀬戸内の造船は穏やかな海、晴天、臨海部の原料調達などに関係します。大都市近郊であることを必須とするウは不適切です。
問16|生産地の円グラフ
いちご
- 栃木が1位で、福岡・熊本・静岡・長崎が続くという産地構成を読みます。
- 茶なら静岡や鹿児島、りんごなら青森・長野が目立ちます。複数の産地の組合せがいちごの手掛かりです。
第2問|板橋から見る日本史
この大問で学ぶこと
身近な地域を全国史の制度へ結び付ける
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1〜問3|考古学と古代
問1 相沢忠洋/問2 エ/問3 ウ
- 岩宿遺跡の発見者は相沢忠洋。縄文時代に漢字伝来を置くエは時代が合いません。
- 庚午年籍は670年で天智天皇の時代。壬申の乱後の天武天皇と組み合わせたウが誤りです。
問9・問10|建築と史料
問9 ウ|書院造/問10 イ
- 東求堂同仁斎の畳・障子・書院は、書院造の特徴です。寝殿造とは時代と構造が異なります。
- 史料の「結構なこと」に対応するのは、侵略された土地を元の貴族・寺社へ戻すことを肯定するイ。国人の自治への評価とは分けます。
問15・問16|自由民権と帝国憲法
問15 自由党/問16 エ
- 1881年に板垣退助らが結成したのは自由党。憲法制定や国会開設を求める運動につながります。
- 帝国憲法下の統帥権は天皇に属し、軍隊指揮に内閣の承認が必須とするエは誤りです。
問19・問20|大正と昭和
問19 オ|3→1→2/問20 ア
- 第一次護憲運動1912〜13年→パリ講和会議1919年→普通選挙法1925年。
- リットン調査団は満州事変の発端となった柳条湖事件などを調べました。盧溝橋事件とは年が異なります。
第3問|民主政治の仕組み
この大問で学ぶこと
資料の意見と一般化できる範囲を見分ける
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1・問3
問1 あ国権・い唯一/問3 エ
- 国会は国権の最高機関で、国の唯一の立法機関です。
- 民主政治が世界に広がったことから、権力が一部へ集中する国が一つもないとするエは言い過ぎです。
問4(1)|国会の働き
ウ
- 衆議院で内閣不信任決議が可決されると、内閣は10日以内に衆議院を解散しない限り総辞職します。
- 首相は国会が指名し天皇が任命。憲法改正は出席議員でなく総議員の3分の2が必要です。
問5(2)|意見の比較
ウ
- 賛成・反対の意見には、外国からの侵略と、戦争に巻き込まれることへの異なる不安が述べられています。どちらも安全を望む点は共通です。
- 掲載された数人の発言から、日本全体の男女別傾向を断定できません。「自衛も認めない」とも書かれていません。
問6|公正な選挙
(1)ア(2)ア
- 選挙のルールをまとめるのは公職選挙法です。普通選挙・平等選挙・秘密選挙の意味を分けます。
- 小選挙区制は死票が多くなりやすく、比例代表制がその短所を補います。参議院の議席数と衆議院の465を混同しません。
解き直しの進め方
誤りを選ぶ問題は、誤った言葉を正しく言い直します。資料問題では年・単位・対象範囲を囲み、年表問題では一つずつ年代を付けてから並べ直します。
| 段階 | 取り組むこと | 確認すること |
|---|---|---|
| 1|原因を分ける | 間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分ける | どこで手が止まったかを言葉にする |
| 2|解説を閉じる | 自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す | 答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか |
| 3|時間を空ける | 日を改め、類題と合わせて再挑戦する | 条件が変わっても使える考え方になったか |
志望校の過去問を、次の学習計画へ
点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。
赤羽で学習塾をお探しなら
- 会社名
- 進塾
- 住所
- 〒115-0055 東京都北区赤羽西1‐39‐1伊藤ビル3階
- 電話番号
- 03-5924-7747
