2026年10月30日
SUSUMU JUKU / 2026 EXAM REVIEW
答えの先に、解ける理由を。
城北中学校・2026年度 第1回 理科
全大問の主要設問を、実験の条件・図表の読み取り・計算の順に解説します。原問題の図や表と見比べ、どの数値を使ったか確かめながら読み進めてください。
このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。
第1問|重心と棒のつり合い
この大問で学ぶこと
支える力の合計と回転のつり合いを併用する
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1・問3
問1 600g/問3 X480g・Y120g
- 端で支えた力の合計240+360=600gが棒の重さです。重心はAから60×360/600=36cmにあります。
- Xを中央Pへ移すと、P周りでY×30=600×6。Y=120g、X=600−120=480gです。
問4(1)・(2)
(1)C240g・D480g(2)X180g・Y300g
- Zを中央へ加えると、その半分ずつだけ両端の負担が減ります。X=240−Z/2、Y=360−Z/2です。
- Z=0でX240、X=0となるZは480。Z120ではX180、Y300gで合計600gも確認できます。
問4(4)
Aから36cm
- XとYがともに0ならZだけで重さを支えます。回転しないため、Zを付ける位置は重心の真上です。
- 初めの支え方から求めたAから36cmを使います。棒の中央30cmとは違います。
第2問|木炭づくりと燃焼
この大問で学ぶこと
熱分解・燃焼・熱量の計算を区別する
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1〜問4
問1 乾留/問2 木炭/問3 ア・ウ・カ/問4 液体が加熱部に流れ戻るのを防ぐため。
- 酸素に触れさせず加熱して分解する操作は乾留。残る木炭、可燃性の気体、酸性の木酢液などを生じます。
- 試験管の口を下げるのは、できた液体が熱い部分へ流れて割れるのを防ぐためです。
問5・問6
問5 イ/問6 4.9g
- 隙間を作って空気を供給しやすいイが燃えやすい組み方です。
- 2人分の水400gを15度から100度へ上げる熱量は400×85=34000カロリー。木炭は34000÷7000=約4.9g。熱がすべて水に伝わるという仮定の値です。
問7|グラフの折れ曲がり
酸素16gで二酸化炭素22gとなり、その先は22gで一定
- 木炭1.5gに酸素4gが必要なので、6gには酸素16gが必要です。できる二酸化炭素は6+16=22g。
- 原点から(16,22)まで直線、酸素16〜20gでは水平にします。木炭を使い切った後の酸素は反応せずに余ります。
第3問|光合成と呼吸
この大問で学ぶこと
見かけの吸収量と実際に使った量を分ける
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1・問2(1)
問1 呼吸/問2(1)イ|8キロルクス
- 暗いときの放出5mgは呼吸によるもの。光を強めて見かけの吸収が0となる場所では、光合成と呼吸がつり合います。
- グラフの横軸との交点は約8キロルクスです。
問2(2)・(3)
(2)30mg(3)450mg
- 60キロルクスでは見かけの吸収25mgに呼吸5mgを足し、光合成で使う量は30mgです。
- 40キロルクスでは見かけ20mg。葉200平方cmなら明るい18時間で20×2×18、暗い6時間で5×2×6を失います。差660mgの二酸化炭素に相当する養分は660×45/66=450mgです。
問3
(1)気孔(2)蒸散によって水分を失うのを防ぐため。
- 乾燥地では昼に気孔を閉じ、水分の損失を抑えます。
- 二酸化炭素を夜に取り込んでおき、昼の光を使うという、本文の二段階の説明と結び付けます。
第4問|地球の公転と星座
この大問で学ぶこと
地球から太陽を見る向きと夜の向きを分ける
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問3・問4
問3 エ|いて座/問4 オ
- 夏至の真夜中には、地球から太陽と反対側のいて座の方向を見ます。
- 同じ時刻なら星座は1日約1度ずつ西へ進んで見え、30日後には約30度西寄りになります。
問5・問6
問5 ア|うお座/問6 イ
- Cの位置では太陽はいて座方向。日の入り直後の南の空は、その東へ約90度のうお座方向です。
- Aから1年の太陽の見かけの移動は、ふたご座→おとめ座→いて座→うお座→ふたご座。夜に見える星座の順と混同しません。
解き直しの進め方
覚えている知識と、その場で読み取る条件を分けましょう。数値は単位を付けて整理し、実験で変えた条件だけを比べて結論を説明します。
| 段階 | 取り組むこと | 確認すること |
|---|---|---|
| 1|原因を分ける | 間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分ける | どこで手が止まったかを言葉にする |
| 2|解説を閉じる | 自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す | 答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか |
| 3|時間を空ける | 日を改め、類題と合わせて再挑戦する | 条件が変わっても使える考え方になったか |
志望校の過去問を、次の学習計画へ
点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。
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