2026年10月30日
SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW
答えの先に、解ける理由を。
城北中学校・2025年度 第1回 理科
全大問の主要設問を、実験の条件・図表の読み取り・計算の順に解説します。原問題の図や表と見比べ、どの数値を使ったか確かめながら読み進めてください。
第1問|光の直進・反射・屈折
この大問で学ぶこと
光量が広がる面積と進む向きを分ける
問1・問2
問1 ①エ・②イ・③ウ/問2 1倍
- 日食は直進、月の輝きは反射、水中のストローの見え方は屈折に関係します。
- 太陽光は平行とするので、板からスクリーンまでを2倍にしても、光の当たる面積・明るさは変わりません。
問3
1/4倍
- 豆電球からスクリーンまでは10cmから20cmへ2倍。光が広がる縦横もそれぞれ2倍となり、面積は4倍です。
- 板を通る光量は同じなので、単位面積の明るさは1/4になります。板からの距離5→15だけで計算しません。
問4〜問6
問4 反射の向きは赤と同じ/問5 青はより法線寄り/問6 イ|虹
- 反射角は入射角に等しく、色による違いはありません。
- 屈折では青のほうが曲がりやすいため、ガラス中では赤より法線に近い向きへ進みます。色の屈折差と関係する現象は虹です。
第2問|中和と蒸発後の固体
この大問で学ぶこと
中性になる組合せと反応後の余りを読む
問1〜問3
問1 a 塩化水素・b 水/問2 ア/問3 ①ウ・②イ・③ウ・④エ
- 塩酸の溶質は塩化水素。水酸化ナトリウムとの中和で食塩と水ができます。食塩結晶は立方体です。
- K10gにはM30g、L10gにはM10gが必要。Iは酸性、IVはアルカリ性。K5gとL5gを合わせるとM20gが中和量なので、Vは酸性、VIは中性です。
問4・問6
問4 ア・イ・ウ/問6 4%
- 同じ10gの塩酸で必要なMが3:1だから、KとLの塩化水素量・濃度も3:1です。物質が異なるLとMの濃度が同じとは限りません。
- 実験2の300→400→500gで固体は100g当たり4g増加。これは余った水酸化ナトリウムなので、Yの濃度は4%です。
問5・問8
問5 (0,0)→(200,11.7)→(500,23.7)を結ぶ/問8 ウ
- 中和前は食塩の生成だけが固体を増やし、中和後は余った水酸化ナトリウムが加わります。表の各点を二つの直線で結びます。
- 同じ質量の塩化水素と水酸化ナトリウムでは、粒の重さの違いから酸が余ります。1%を10gずつでは酸性となり、BTBは黄色です。
第3問|酵素と消化
この大問で学ぶこと
働く条件と反応する相手を整理する
問1〜問3
問1 ウ/問2 B/問3 手順3
- 酵素はタンパク質で、熱によって働きを失う場合があります。胃液の酵素Bは酸性で働きます。
- だ液を沸騰させた手順3で酵素が働かなくなり、デンプンが残ってヨウ素反応が出ました。
問4・問5
問4 水と油の境目の表面積が大きくなるから。/問5 基質ごとに個別に反応を調整できるから。
- 乳化は脂肪を細かくし、水中の酵素と接する面積を増やします。胆汁そのものが酵素として分解するわけではありません。
- 反応ごとに酵素を分けると、必要な反応をそれぞれ調節できます。
問6
ア 麦芽糖・エ アミノ酸・オ しぼう酸
- デンプンは麦芽糖を経てブドウ糖へ。タンパク質は最終的にアミノ酸へ分解されます。
- 脂肪の消化で生じる物質は、設問の記載に合わせ脂肪酸とモノグリセリドです。
第4問|地震と波の到着
この大問で学ぶこと
震度と規模を分け時間差から速さを求める
問1〜問3
問1 ウ/問2 ア・ウ/問3 イ・ウ・エ
- 震度は観測地点の揺れ、マグニチュードは地震自体の規模。同じ地震でも震度は地点により異なります。
- 津波・土砂崩れ・液状化は地震と関係します。高潮は主に低気圧や風によるものです。
問4
①9時29分00秒・②9時29分19秒・③112km
- AとBのP波は84km離れて12秒差なので毎秒7km。Aの56kmに8秒かかり、発生時刻は9時28分44秒です。
- S波はAに14秒で届くので毎秒4km。Bは35秒で9時29分19秒、CはS波が28秒かかるので112km。CのP波は16秒後の9時29分00秒です。
問5
ウ
- 南海トラフは本州の太平洋側から四国沖に続く地域です。図のウを選びます。
- 日本海溝側や南西諸島側の範囲と地図で区別します。
解き直しの進め方
覚えている知識と、その場で読み取る条件を分けましょう。数値は単位を付けて整理し、実験で変えた条件だけを比べて結論を説明します。
| 段階 | 取り組むこと | 確認すること |
|---|---|---|
| 1|原因を分ける | 間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分ける | どこで手が止まったかを言葉にする |
| 2|解説を閉じる | 自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す | 答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか |
| 3|時間を空ける | 日を改め、類題と合わせて再挑戦する | 条件が変わっても使える考え方になったか |
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