城北中学校 2024年度 第1回 理科入試解説|大問別の考え方と解き直し

2026年10月30日

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SUSUMU JUKU / 2024 EXAM REVIEW

答えの先に、解ける理由を。

城北中学校・2024年度 第1回 理科

全大問の主要設問を、実験の条件・図表の読み取り・計算の順に解説します。原問題の図や表と見比べ、どの数値を使ったか確かめながら読み進めてください。

このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。

第1問|相対的な運動

この大問で学ぶこと

観察する人の動きを差し引く

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

問1・問2

問1 2m/問2 エ

  1. Aは5秒で10mなので1秒2m。Bが静止していれば、東へ進むAからはBが西へ2m毎秒で動くように見えます。

問3・問4

問3 ア・オ/問4 ①オ・②ケ

  1. Aに対して1m毎秒の差となるBは、東へ1mまたは3m毎秒です。
  2. 初め相対速度が東1ならBの実際は東3。最後に西2ならBは0、つまり減速して止まったと考えます。

第2問|音の高さの変化

この大問で学ぶこと

音源との距離が縮むか広がるかを追う

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

問1・問2

問1 ①ア・②ウ/問2(1)ク(2)ア

  1. 近づくと音は高く、遠ざかると低く、距離が変わらない場合は変わりません。
  2. 近づいてから離れる動きは高い音から低い音へ。Aを中心とする円運動は距離が一定なので元の高さのままです。

問3

エ

  1. グラフは低い→元の高さ→高い、という順。遠ざかる→Aを中心とする円運動→近づく、のエに対応します。
  2. 進行方向だけでなく、Aとの距離の変化を各区間で確認します。

第3問|温まり方と対流

この大問で学ぶこと

同じ熱量と温度変化を対応させる

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

問1・問2

問1 油/問2 60度

  1. 同じ100gを同じ時間加熱すると、油の温度上昇は水の2倍。油のほうが温まりやすいと判断できます。
  2. 油を200gにすると温度上昇の速さは半分になり、水100gと同じになります。20度から油が60度になるとき、水も60度です。

問3・問4

問3 ア/問4 イ

  1. 温めた液体は軽くなって上昇。左下を加熱すれば左側が上昇します。
  2. 氷の周りで冷えた80度の水は下へ進み、外側で上昇するイ。加熱と冷却の場所を区別します。

第4問|液体と浮き沈み

この大問で学ぶこと

重さ1g当たりの体積を比較する

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

問1〜問3

問1 1.1/問2 C・E・F/問3 ②1.28・③0.81

  1. 同じ重さなら体積が大きいほど浮きやすくなります。水は1g当たり1立方cm、氷は1.1立方cmです。
  2. ガソリンは6.8÷5.3=約1.28、食塩水は105÷130=約0.81。図で体積÷重さが1未満のC・E・Fは水に沈みます。

問4・問5

問4 E/問5 イ

  1. Eは70÷80=0.875で、食塩水の0.81より大きく水の1より小さいため、食塩水には浮き、水には沈みます。
  2. Dは55÷50=1.1で、水には浮く一方ガソリンには沈みます。ガソリンが上の層になり、Dは境目付近に落ち着きます。

第5問|蒸散と気孔

この大問で学ぶこと

対照実験の差だけを取り出す

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

問1・問2

問1 ①道管・②孔辺細胞/問2(1)ア・ウ・エ(2)16mL

  1. 水は道管を通り、気孔の開閉は孔辺細胞が調節します。Cでは葉の裏をふさいでいるので、表・枝・水面から水が減ります。
  2. Aの減少24mLとCの8mLの差が、葉の裏からの蒸散16mLです。

問3

(1)③36・④125・⑤2(2)ウ・エ

  1. 表/裏の比を使い、450×0.08=36、20÷0.16=125、100÷50=2。
  2. 1平方mm当たりの数は植物によって表裏の多い側が異なります。面積を同じ5倍にしても比は変わりません。

第6問|自然現象の範囲と時間

この大問で学ぶこと

目盛りが一定倍率のグラフを読む

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

問1・問3

問1 F・G/問3 オホーツク海気団・小笠原気団

  1. 人の寿命より長い時間にあるのは、氷河の増減と大陸の合体・分裂。右に1目盛りで100倍になる時間軸です。
  2. 梅雨前線は冷たいオホーツク海気団と暖かい小笠原気団の境界にできます。

問4〜問6

問4 オ/問5 A・E・G/問6 I

  1. 火山噴火は地震の揺れより広い範囲に影響する場合がある、という重なりを読みます。
  2. 地球内部の動きに関わるのは地震・噴火・大陸移動。台風は数日程度、広い範囲に影響するIです。横軸は発生間隔ではなく、現象の継続時間です。

解き直しの進め方

覚えている知識と、その場で読み取る条件を分けましょう。数値は単位を付けて整理し、実験で変えた条件だけを比べて結論を説明します。

段階取り組むこと確認すること
1|原因を分ける間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分けるどこで手が止まったかを言葉にする
2|解説を閉じる自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか
3|時間を空ける日を改め、類題と合わせて再挑戦する条件が変わっても使える考え方になったか

志望校の過去問を、次の学習計画へ

点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。

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