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豊島岡女子学園中学校 2024年度 第1回 理科入試解説|大問別の考え方と解き直し

2026年10月30日

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SUSUMU JUKU / 2024 EXAM REVIEW

答えの先に、解ける理由を。

豊島岡女子学園中学校・2024年度 第1回 理科

全4大問の主要設問を、実験条件と図表の根拠に沿って解説します。計算では比較している量を明示し、選択問題ではなぜその説明が合うのかを確認します。原問題の図・表と合わせて読み進めてください。

このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。

第1問|ヘリウム風船と浮力

この大問で学ぶこと

空気の密度と風船の体積を掛け合わせる

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)・(2)

(1)か (2)あ|約2km

  1. 変形しない風船Aの体積は5L。浮力は周囲の空気の密度×5で、高度が上がるほど減ります。
  2. 風船全体の重さ5gとつり合うときの密度は1g/L。密度のグラフから約2kmです。

(3)〜(5)

(3)え (4)え (5)か

  1. 高度とともに温度は下がりますが、外の圧力が小さくなる影響が勝ち、風船Bは膨らみます。
  2. 図2・図3で同じ高度の密度と体積を掛けると、0kmは1.2×5=6、10kmは0.4×15=6。浮力はほぼ一定6gで、重さ5gより大きいため10kmでも上昇を続けます。

(6)・(7)

(6)お (7)う|約6km

  1. 実際の風船Cはゴムが縮もうとするため、Bほど体積が大きくなりません。10kmでは0.4×約11=約4.4gまで浮力が下がります。
  2. 浮力が5gになる高度を調べると約6kmです。体積だけの増加と、浮力の増加を同じと考えないようにします。

第2問|二つの中和反応

この大問で学ぶこと

反応が切り替わる点を表の差から求める

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(2)

①う|青 ②え|黄

  1. 塩化水素25gのときは、まだ水酸化ナトリウムが残る範囲でアルカリ性です。40gでは二つの反応が終わり、酸が余って酸性になります。
  2. 二酸化炭素が出始めたことだけで、全体が中性と判断しません。

(3)

21g

  1. 炭酸水素ナトリウム84gから二酸化炭素24Lが発生します。表の最大6Lはその1/4なので、84×6/24=21gです。

(4)

30g

  1. 塩化水素30gから33gへ3g増やすと、二酸化炭素は2L増えます。30g時点の2Lも3g分の塩化水素に対応するので、水酸化ナトリウムの反応が終わる点は27gです。
  2. 水酸化ナトリウム:塩化水素=40:36より、27×40/36=30gです。

第3問|植物の特徴と蒸散

この大問で学ぶこと

分類の根拠と水の出口を分ける

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

①え・か ②あ・う・え ③お

  1. ヒマワリは黄色い小花が多数集まった花。ヘチマは巻きひげ、雌花・雄花、黄色い花。ソメイヨシノは開花後に葉が出る特徴があります。
  2. 見た目だけでなく、花の構造・茎の形・季節の変化を別々に確認します。

(3)・(4)

(3)う・か (4)蒸散

  1. 虫が花粉を運ぶ例はイチゴとリンゴ。イネ・トウモロコシ・マツなどの風媒花と分けます。
  2. 吸い上げられた水が主に葉から水蒸気となって出る現象は蒸散です。

(5)

6.4g

  1. 表側・裏側・茎から出る水を別々に考えます。無処理Cの7.2gと、裏をふさいだAの4.8gとの差2.4gが裏から、Cと表をふさいだBの3.2gとの差4.0gが表から出る量です。
  2. 葉の表と裏の合計は2.4+4.0=6.4g。茎から出る0.8gは含めません。

第4問|月の出入りと見え方

この大問で学ぶこと

同じ夜の月の出と翌朝の月の入りを対応させる

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

満月:あ|4日 上弦:え|26日

  1. 満月は日没ごろ昇り、日の出ごろ沈みます。グラフで月の出が18時付近の日を探すと4日です。
  2. 上弦は昼ごろ昇って真夜中ごろ沈むため、月の出が12時付近の26日を選びます。

(2)

13時間28分

  1. 2月24日の月の出17時35分から、翌25日の月の入り7時03分までを計算します。
  2. 24時まで6時間25分、それに7時間03分を足し13時間28分。24日朝の月の入りを引かないようにします。

(3)①・②

①い ②か

  1. 月から見る地球は太陽より大きく見えます。地球の直径は月の約4倍で、月から地球までの距離が近いためです。
  2. 月の同じ場所の日の出から次の日の出までは約1か月。その間に地球は約30回自転します。月の公転と地球の自転を分けて考えます。

解き直しの進め方

実験の前後で変えた条件と変えなかった条件を分けましょう。グラフは軸・単位・増減を確認し、計算結果が図表の範囲に合うかも確かめます。

段階取り組むこと確認すること
1|原因を分ける間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分けるどこで手が止まったかを言葉にする
2|解説を閉じる自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか
3|時間を空ける日を改め、類題と合わせて再挑戦する条件が変わっても使える考え方になったか

志望校の過去問を、次の学習計画へ

点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。

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