2026年10月30日
SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW
答えの先に、解ける理由を。
聖学院中学校・2025年度 第1回 社会
第1回社会の主要設問を、旅行の地理・海外交流史・三権分立から解説します。時事の語句も、その背景となる地理や制度につなげて復習します。
このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。
第1問|旅行から学ぶ日本の地理
この大問で学ぶこと
行き先・産業・気候を同じ地図へ結び付ける
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1〜問4|島・交通・災害
与那国島・ア/山陽本線・エ/佐渡島/誤り:イ
- 日本最西端は与那国島です。神戸から瀬戸内海側を通って門司へ結ぶのは山陽本線です。2024年に金山の遺産が登録されたのは佐渡島です。
- 台風の風や気圧低下による高潮と、海底の変動などによる津波を区別します。強風で津波が発生するというイが不適切です。
問6〜問10|地域の特色
加賀友禅・ア/リアス海岸/オーバーツーリズム・ウ/花笠まつり・オ/庄内平野・エ
- 石川県の伝統工業は加賀友禅。若狭湾や三陸海岸には複雑な入り江を持つリアス海岸が見られます。観光客の集中による生活・環境への負担はオーバーツーリズムです。
- 山形県の花笠まつりと庄内平野を対応させます。東北の祭りは県名と一緒に整理すると、竿灯・七夕・ねぶたとの取り違えを防げます。
問11・問12|農産物と川
ぶどう:ウ/球磨川:エ
- 山梨・長野・岡山・山形などが示される図がぶどうです。青森が大きいりんごの図や、新潟が大きい米の図を除外します。
- 日本三大急流は最上川・富士川・球磨川です。本文で出た最上川以外を選ぶため、球磨川のエになります。
第2問|海外交流の歴史
この大問で学ぶこと
相手国・人物・出来事を年代に沿って整理する
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1〜問6|古代から安土桃山時代
小野妹子/ウ・アダムズ/イ・第一次世界大戦/エ・文禄→慶長/ウ・魏志倭人伝/イ・阿倍仲麻呂
- 607年の遣隋使は小野妹子、江戸幕府の外交に関わったイギリス人はウィリアム=アダムズです。第一次世界大戦期は輸出が伸びて好景気となりました。
- 1592年文禄の役→1597年慶長の役。卑弥呼の記録は魏志倭人伝、唐で仕え帰国できなかった人物は阿倍仲麻呂です。人物だけでなく相手国をそろえます。
問7〜問11|貿易と江戸時代
倭寇/イ・ポルトガルとスペイン/町人文化:エ/日本町/17世紀の誤り:ウ
- 勘合は正式な貿易船を倭寇と区別するために使いました。南蛮貿易の主な相手はポルトガルとスペインです。東南アジアの日本人居留地は日本町です。
- 狂歌・川柳は江戸時代の町人文化です。1854年の日米和親条約は19世紀なので、17世紀の出来事を選ぶ問いでは除外します。
問12〜問14|条約改正と戦後
問12:エ/並べ替え:ウ→ア→イ/問14:エ
- 関税自主権を回復した外相は小村寿太郎です。西郷隆盛というエの記述は合いません。
- 五・一五事件1932年→真珠湾攻撃1941年→原爆投下1945年。沖縄返還は佐藤栄作内閣の1972年であり、竹下登ではありません。
第3問|三権分立と憲法
この大問で学ぶこと
権限を持つ機関と、その目的を押さえる
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1〜問3|法律案と国会
国会議員/違憲/ウ
- 法律案は内閣や国会議員が提出します。法律などが憲法に反しないかを調べるのが違憲立法審査です。
- 特別国会は衆議院総選挙後に召集され、内閣総理大臣の指名などを行います。毎年の常会や臨時会と区別します。
問4・問5|内閣と裁判所
問4:イ/問5:エ
- 東日本大震災後の復興のため、復興庁が設置されました。国務大臣は国民の直接選挙で選ばれるわけではありません。
- 本問で現在の日本に存在しないのは行政裁判所です。地方裁判所・簡易裁判所・高等裁判所はあります。
問6・問7|権力の抑制と義務
問6:ウ/問7:エ
- 三権分立は権力の集中や暴走を防ぎ、人権を守るための仕組みです。人権を制限することが目的というウは逆です。
- 憲法に定める国民の義務は納税・勤労・子女に普通教育を受けさせる義務です。参議院議員の任期は6年であり、3年ではありません。
解き直しの進め方
間違った選択肢は、人物・年代・制度のどこを直せば正しい文になるかを説明してください。
| 段階 | 取り組むこと | 確認すること |
|---|---|---|
| 1|原因を分ける | 間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分ける | どこで手が止まったかを言葉にする |
| 2|解説を閉じる | 自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す | 答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか |
| 3|時間を空ける | 日を改め、類題と合わせて再挑戦する | 条件が変わっても使える考え方になったか |
志望校の過去問を、次の学習計画へ
点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。
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