2025年7月3日
SUSUMU JUKU / LEARNING GUIDE
解法を知るだけでなく、使う理由まで説明する。
本文・出典確認:2026年10月26日
点数の停滞を、性格の問題にしない
偏差値55・60という数字だけでは、伸び悩みの原因は分かりません。同じ模試・同じ条件での答案を見て、知識不足、条件整理、解法の選択、時間配分のどこに課題があるかを確認します。自信やプライドを原因と決め付けるより、実際に止まった手順を見る方が次の作業を決められます。
「分かっているのに解けない」を分ける
| 答案の特徴 | 問い直すこと | 練習の方法 |
|---|---|---|
| 解説を見るとすぐ分かる | 問題を見て最初の一手を選べたか | 解説を閉じ、着眼点だけ先に言葉にする |
| 似た問題の式を当てはめた | 今回も同じ条件が成立しているか | 使える条件と使えない条件を並べる |
| 複雑な式で途中から崩れた | 図や表に分けられるか | 途中で分かった量を一つずつ記録する |
| 難問に時間を使い過ぎた | 戻る価値のある問題を残せたか | 着手・見送り・再着手を記録する |
平均の速さで、解法の条件を点検する
同じ道のりを行きは分速60m、帰りは分速40mで進むとき、平均を(60+40)÷2=50mとするのは誤りです。たとえば片道1200mなら、時間は20分と30分。往復2400m÷50分=分速48mです。
速さの単純平均が使えるのは、同じ時間ずつ進む場合です。「往復だから平均」と形だけ覚えず、何が等しい設定なのかを説明する練習にします。これは進塾作成の例で、特定模試の出題ではありません。
解き直しで記録する3行
- 着眼点:どの条件が手掛かりになったか。
- 選択理由:なぜこの図・式を使うのか。別の解法はなぜ使わないか。
- 再現確認:解説なしで最後まで解けたか、別条件でも判断できたか。
解法を長文で写すより、判断の理由を短く残します。翌日以降、数値や条件の異なる問題で使い分けられるかを確認してください。
よくある質問
難問を増やせば偏差値60に届きますか。
難問を増やすだけでは判断できません。標準問題での失点が残る場合は、そちらの改善を先に試します。必要な難度は志望校の問題と本人の答案から選びます。
一度正解した問題は復習不要ですか。
偶然合った、解説を覚えていた、時間がかかり過ぎた場合は確認が必要です。理由と再現性まで確かめ、説明できる問題は復習量を減らします。
関連する解説動画(制作時点の内容)
出典・確認した資料
確認日:2026年10月26日。資料の対象年度と、今後受験する年度を区別してご利用ください。学習手順・練習例は進塾の提案です。
答案から、次の学習を考える
何問間違えたかだけでなく、どこまで考えられたかを確認すると、次の課題を絞りやすくなります。進塾へのご相談では、問題・答案・直近の成績表と、困っている点をご用意ください。指導の対象・受講方法・空き状況は個別にご案内します。
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