2026年10月30日
SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW
答えの先に、解ける理由を。
日本大学豊山中学校・2025年度 第1回 理科
理科4大問の主要設問を、てこのつり合い、燃焼の質量、動物の分類、星の動きに分けて解説します。図や表と一緒に途中の根拠を確認してください。
このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。
第1問|てこ・輪じく・滑車
この大問で学ぶこと
力のつり合いと装置の重さを追う
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1〜問3|作用点と棒のつり合い
作用点:イ・カ・ク・コ/支点/A:50g
- 作用点は道具が物へ力を働かせる場所、支点は回転の中心です。手を置く力点と区別します。
- 棒では30×50=A×30なのでA=50gです。距離は棒の端ではなく、糸で支える点から測ります。
問4|3本の棒
B:80g・C:40g・D:36g・E:20g
- 最下段が上を引く重さは30+50=80gです。中段は左右40cmなのでBも80g、最上段左に掛かる合計は160gです。
- 最上段のつり合いから右側の合計は160×30÷50=96g。残るおもりから重い順に40・36・20を選ぶと96gになります。
問5|輪じくと連続した滑車
A:50g・B:160g・C:10g
- 輪じく自身と90gのおもりで150g。大輪・小輪の半径比2:1なので、左右の糸の張力は1:2で合計150g、Aは50gです。
- 滑車側は下から確認します。中段左の張力60gに対し、最下段の滑車40gと2本の張力2Cを合わせるので60=40+2C、C=10g。最上段ではB=60×2+40=160gです。
第2問|燃焼と水の状態変化
この大問で学ぶこと
反応で増える重さと温度の停滞を読む
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1〜問3|ガスバーナーと銅
順序:ウ→オ→エ→イ→ア/銅:エ/性質:ウ・エ
- 閉じていることを確かめ、元栓、コック、点火、空気調節の順です。銅は炎を出さず赤く光って燃え、黒い酸化銅になります。
- 酸化銅は金属光沢がなく、電気を通しにくくなります。酸素が加わるので、軽くなるという説明は合いません。
問4・問5|乾留とマグネシウム
問4:ウ/問5:2.8g
- 木を空気の少ない状態で加熱すると、燃える気体などが生じ、白い煙にも火が付きます。
- 1gが完全燃焼して1.5gなので、増えた酸素は燃えた量の0.5倍です。10gから13.6gへの増加3.6gは、燃えたMg7.2gに対応します。残りは10−7.2=2.8gです。
問6|加熱中のグラフ
イ・ウ
- Bは氷が溶けている0℃の区間、Dは沸騰している区間です。温度が一定でも熱を受け取っています。
- Aにも氷があり、Bには氷と水、Cには水があります。液体の水がCだけにあるというエは誤りです。
第3問|動物の分類と場合の数
この大問で学ぶこと
分類の分岐と設問のルールを読む
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1〜問4|動物の分類
背骨/②お・④う/ほ乳類/X
- 最初に背骨の有無でカニを分け、母体内で育って生まれるかでイヌを分けます。陸上に卵を産むかでヤモリと魚・両生類を区別します。
- フナは一生えら呼吸をするのでXが「はい」です。カエルは成体になると肺や皮膚でも呼吸します。
問5〜問7|共通点と分類
問5:ア/問6:イ/問7:D
- ヤモリとフナの共通点はうろこです。コウモリは飛べてもほ乳類で、鳥類には入りません。ペンギンやダチョウは鳥類です。
- 本問で並ぶ脊椎動物のグループのうち、最初に登場するものとして魚類Dを選びます。
問8|アミノ酸の並び
36通り
- 2個つなぐときは3×3=9通り、3個つなぐときは3×3×3=27通りです。
- 同じ種類を何度使ってもよく、順序が違えば別というルールなので、合計9+27=36通りです。
第4問|星の動き
この大問で学ぶこと
観測方位と日周運動の向きを結び付ける
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1〜問3|北の空と北極星
北/Dの向き:イ/北極星・こぐま座
- 中心の近くで星が円を描くBは北の空です。中心近くでほとんど動かないのが北極星で、こぐま座にあります。
- Dは南の空で、東から西へ右向きに動くイです。
問4・問5|南半球と回転角
C・ア/15度
- 南半球では東の空の星が左上へ昇って見えるため、Cを逆向きにたどるアになります。北半球の右上がりと対比します。
- 1日で約360度回るので、1時間は360÷24=15度です。
問6・問7|冬の星と明るさ
A:こいぬ座・B:ベテルギウス/イ
- 冬の大三角はおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスです。
- 太陽以外で、地球から最も明るく見える恒星はシリウスです。月は恒星ではありません。
解き直しの進め方
装置の問題では、自重を含む全体の重さを下から上へ追います。分類問題では、例外的な見た目に惑わされず、分岐条件に戻って確かめます。
| 段階 | 取り組むこと | 確認すること |
|---|---|---|
| 1|原因を分ける | 間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分ける | どこで手が止まったかを言葉にする |
| 2|解説を閉じる | 自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す | 答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか |
| 3|時間を空ける | 日を改め、類題と合わせて再挑戦する | 条件が変わっても使える考え方になったか |
志望校の過去問を、次の学習計画へ
点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。
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