日本大学第二中学校 2026年度 第1回(2月1日) 算数の全問解説

2026年11月9日

第1回(2月1日)全6大問・20項目

計算と小問集合、正方形をはさむ2つの円、休憩を含む走行、余り、円すいの一部の体積・表面積を解説します。

第1問分数・小数・逆算・記号の計算

(1)

答え1/14

0.375=3/8、1.75=7/4と直します。割られる数は4/3−3/4−3/8=5/24、割る数は7/6+7/4=35/12です。5/24×12/35=1/14です。

(2)

答え124.23

2.46=1.23×2、12.3=1.23×10と見て1.23をくくります。1.23×(27+22+52)=1.23×101=124.23です。

(3)

答え0.7(7/10)

3/7÷9/49=7/3です。引いた分を戻すと、かっこ全体は11/3+7/3=6。6から2.5を引いて3.5、これを5で割ると0.7です。

(4)

答え6

左側は4−3+4×3−2×3=7です。右側は、空欄をBとすると7−4+7×4−B×4=31−4B。7になるには4B=24なのでB=6です。

(5)

答え1/4

すべて分子を2にそろえると、2/1、2/2、2/3、2/4、2/5、2/6と並びます。8番目は2/8=1/4です。

第2問年齢・値段・じゃんけん・折り返し・追いつき

(1)

答え5年後

子ども3人の年齢の和は現在30歳で、母との差は10歳です。1年ごとに子どもの和は3歳、母は1歳増えるので、差は2歳ずつ縮まります。10÷2=5年後です。

(2)

答え2400円

昨年の定価を1とすると、値上げ後は1.2倍、そこから1割引きした価格は1.2×0.9=1.08倍です。0.08倍分が192円なので、昨年の定価は192÷0.08=2400円です。

(3)

答え4通り

Aが負ける手は、AがグーでBがパー、またはAがパーでBがチョキの2通りです。あいこは2人ともパーの1通りだけ。負けを1回目と2回目のどちらに置くかで2通りあるので、2×1×2=4通りです。

(4)

答え108°

折り目ABに対してOとPは対称なので、角OABも42°です。OPはABに垂直ですから、角AOPは90−42=48°。ここで角ABOをxとすると、角OBPは2x、角AOBは138−x、角BOPは(138−x)−48=90−xです。OB=OPなので三角形OBPの底角は等しく、2x+2x+90−x=180からx=30。角ABPも30°なので、三角形APBの角あは180−42−30=108°です。

(5)

答え2520m

弟は60分で3600mなので分速60m、兄はその1.5倍の分速90mです。兄が出発する14分後には弟が840m先にいます。兄は1分に30mずつ差を縮めるため、兄の出発から840÷30=28分で追いつきます。距離は90×28=2520mです。

第3問正方形をはさむ外接円と内接円

(1)

答え28.5cm²

色のついた部分は、外側の円の90°のおうぎ形から、中心と正方形の下の2頂点を結んだ三角形を引いた部分です。おうぎ形は10×10×3.14÷4=78.5cm²、三角形は10×10÷2=50cm²なので、差は28.5cm²です。

(2)

答え1:2

正方形の対角線は外側の円の直径20cmなので、正方形の面積は20×20÷2=200cm²です。正方形の一辺が内側の円の直径に等しいので、内側の半径の2乗は200÷4=50。外側の半径の2乗は100です。円の面積の比は50:100=1:2です。

第4問トラック走と休憩を含む往復

(1)

答え分速480m

太郎は半周200mに50秒かかるので、1周に100秒かかります。次郎が同時にAへ戻るまでの100秒には、Bでの休憩60秒が含まれます。走った40秒で往復320mを進むので秒速8m、分速480mです。

(2)

答え9分30秒後

太郎は秒速4m。次郎は20秒走って60秒休むので、80秒ごとに320+160=480mずつ合計距離が増えます。480秒後には2880m。次の20秒で240m増えて3120m、続く休憩60秒で太郎だけが240m進んで3360mになります。残る120mは2人で秒速12mなので10秒。480+20+60+10=570秒です。

第5問商と余りで整数の範囲を絞る

(1)

答えア 6 イ 47

余り5は割る数yより小さくなければならないので、yの最小は6です。x=7y+5なので、xの最小は7×6+5=47です。

(2)

答え14個

x=7y+5が100を超える最初はy=14でx=103。200未満の最後はy=27でx=194です。y=14から27まで、27−14+1=14個あります。

(3)

答え61

3x=21y+15です。これをyで割った余りが7なので、15−7=8はyの倍数です。また余り7よりyは大きい必要があるため、y=8だけが当てはまります。x=7×8+5=61です。

第6問動く点で決まる円すいの一部

(1)

答え150°

Qは90秒で12cm進みます。最初に10cmとなる時刻は90×10/12=75秒です。Pは180秒で一周するので、75秒間に進む中心角は360×75/180=150°です。

(2)

答え100.48cm³

60秒後の中心角は120°、高さOQは12×60/90=8cmです。立体は半径6cm、高さ8cmの円すいの1/3なので、6×6×3.14×8÷3×1/3=100.48cm³です。

(3)

答え248.96cm²

120秒後の中心角は240°で、Qは折り返して高さ8cmにあります。母線はAQ=10cm。底面のおうぎ形は36×3.14×2/3、曲面は円すいの側面積6×10×3.14の2/3です。さらに半径と高さでできる直角三角形が2枚あり、合計は6×8÷2×2=48cm²。すべて足すと(24+40)×3.14+48=248.96cm²です。

解き直しの進め方

走行距離は休憩を含めた1周期を先に整理し、最後の周期だけを細かく追いましょう。折り返しでは折り目の両側にある等しい角を記し、表面積では底面・曲面・切り口の3種類を分けて計算します。

記事カテゴリ: 中学校別対策

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