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【予習シリーズ5年上 第6・7回】理科「気象の観測・天気の変化」攻略ガイド

2026年6月12日

【予習シリーズ5年上 第6・7回】理科「気象の観測・天気の変化」攻略ガイド【進塾】

【予習シリーズ5年上 第6・7回】理科攻略ガイド

〜気象と天気をリンクさせ、丸暗記から「理屈の理解」へ〜

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1. はじめに:気象系単元を2週間で一気に仕上げる

5年生上巻の第6回と第7回は、「気象の観測」と「天気の変化」という気象系の関連単元が2回連続で続きます。このカリキュラム以降、気象の話はほとんど出てこなくなるため、この2週間で気象・天気の分野をある程度完成させる必要があります。

第6回の内容が薄い状態のまま第7回に進むと、第7回の理解も深まりません。単なる言葉の暗記ではなく、「なぜそうなるのか?」という理屈(メカニズム)の理解に重点を置いて学習を進めていきましょう。

2. 【第6回】気象の観測(百葉箱の作りと湿度の計算)

気温や地温の測り方、雲の量、そして多くの生徒が苦戦する「湿度」の計算が登場する回です。

百葉箱の作りには「理科の知識」が多分に含まれている

気温を測る「百葉箱」について、単に形を覚えるのではなく、その構造の理由を理科の知識と結びつけることが重要です。

  • 外も内も白く塗る: 黒は熱を吸収し、白は光や熱を反射する性質を利用し、内部の温度上昇を防ぐため。
  • 扉は北向き: 太陽は東→南→西と移動するため、北向きに扉をつければ開けた時に直射日光が入らないため。
  • 金具をあまり使わない: 金属は熱を伝えやすいため、金属から内部へ熱が伝わるのを防ぐため。

このように、「なぜその工夫がされているのか」を考えることで、理科全般に通用する知識が身につきます。

太陽高度・地温・気温の「時間のズレ」の理由

晴れた日の1日の変化において、ピークを迎える時間にはズレが生じます。太陽高度が最も高くなるのは12時ですが、地温のピークは13時、気温のピークは14時頃になります。
これは、太陽の熱が地球に届き、まず固体である地面が温まり(熱が伝わりやすい)、その後、温まった地面によって期待である空気が温められる(熱が伝わりにくい)というプロセスを踏むためです。「太陽 → 地面 → 空気」という温まる順番と、それに伴う時間のタイムラグをしっかり押さえておきましょう。

最重要!「飽和水蒸気量」と「露点」の理解

💡 湿度の計算は「箱に入る水蒸気の限界量」でイメージする

この回で最も難易度が高く、計算問題にもなるのが「湿度」です。まずは用語の意味を正確に捉えましょう。

  • 飽和水蒸気量: 空気という箱の中に含むことができる水蒸気の限界量。温度が上がれば箱が大きくなり、下がれば箱が小さくなります。
  • 露点(ろてん): 空気が冷やされて箱が小さくなり、入りきらなくなった水蒸気が「水滴」として現れ始める温度のこと。(冬の窓ガラスに水滴がつくのと同じ原理です)

湿度の計算は「限界量に対して、今どれくらい水蒸気が入っているか」という割合の計算です。算数の「割合」の知識も必要になるため、仕組みを丁寧に図解して理解させることが不可欠です。

3. 【第7回】天気の変化(気圧の正体と前線の仕組み)

第6回の観測データをもとに、風や雲がどのように発生し、天気が変化していくのかを学びます。特に「気圧」と「前線」のイメージ作りがカギとなります。

気圧とは「頭の上に乗っている空気の重さ(押す力)」

「高気圧」「低気圧」という言葉をよく耳にしますが、小学生にとって「気圧」は非常にイメージしにくい概念です。
気圧とは「自分の頭の上にどれだけたくさんの空気が乗っかっていて、下に向かって押してきているか」ということです。空気がたくさん乗っていて重い(押す力が強い)状態が「高気圧」、乗っている空気が少なくて押す力が弱い状態が「低気圧」です。このイメージを持つことで、風が高気圧から低気圧に向かって吹く理由もすんなり理解できます。

海風・陸風は「温まりやすさ」の違いで起きる

昼は海から陸へ(海風)、夜は陸から海へ(陸風)風が吹きます。この現象は、「固体(陸)は温まりやすく冷めやすい」「液体(海)は温まりにくく冷めにくい」という性質によるものです。

  • 昼: 陸が先に熱くなり、陸の空気が上昇する(低気圧になる)ため、海から風が吹き込む。
  • 夜: 陸が先に冷たくなるため、相対的に温かい海の空気が上昇し(低気圧になる)、陸から海へ風が吹く。

寒冷前線と温暖前線の「雲と雨の違い」をセットで覚える

💡 前線の種類によってできる雲が変わる

冷たい空気と温かい空気がぶつかる境界線(前線)では、上昇気流が発生して雲ができます。

  • 寒冷前線: 冷たい空気が温かい空気を急激に押し上げるため、縦にモクモクと成長する「積乱雲」ができ、狭い範囲に短時間で激しい雨(にわか雨)を降らせます。
  • 温暖前線: 温かい空気が冷たい空気の上をなだらかに這い上がるため、横に広がる「乱層雲」ができ、広い範囲に長時間しとしとと雨を降らせます。

それぞれの前線の断面図を自分で描き、どのような雲ができて、どんな雨が降るのかをリンクさせて記憶しましょう。

4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)

第6回と第7回は気象・天気の連続単元です。百葉箱の工夫や、太陽高度と気温のズレ、そして海風・陸風の仕組みなど、すべて「温度・熱の伝わり方」という理科の基本ルールで繋がっています。暗記に頼るのではなく、図やイラストを描きながら「なぜそうなるのか」という因果関係をしっかり整理しておきましょう。

📺 動画インデックス:各回の理科解説へ直行

以下の表の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、動画内の理科の解説が始まる秒数から直接再生されます。

学習回 主なテーマ 解説を再生する
第6回 気象の観測(百葉箱・太陽高度のズレ・飽和水蒸気量) ▶ 再生開始 (18:07〜)
第7回 天気の変化(気圧の仕組み・海風陸風・前線と雲) ▶ 再生開始 (19:17〜)

※YouTubeアプリまたはブラウザが起動し、指定の時間からご視聴いただけます。

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