2026年6月12日
【予習シリーズ5年上 第8・9回】理科攻略ガイド
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目次
1. はじめに:計算の物理と暗記の生物が続く重要回
5年生上巻の第8回は、5年上巻の中で最も難易度が高いとされる物理分野「てこと輪軸」です。計算が中心となり、ここで理科への苦手意識を持ってしまう生徒が少なくありません。
続く第9回は、第1回以来となる生物分野「植物のつくり」です。こちらは覚えるべき分類や名称が多く、しっかりと整理して暗記する必要があります。性質の全く異なる2つの単元ですが、どちらも入試頻出の超重要テーマですので、着実に消化していきましょう。
2. 【第8回】てこと輪軸(棒の重さの有無を見極める)
てこの計算問題は、大きく分けて「①棒の重さを考えないてこ」「②輪軸」「③棒の重さを考えるてこ」の3パターンに分類されます。
最優先は「棒の重さを考えないてこ」のマスター
まずは4年生で学習した「棒の重さを考えないてこ」の計算(おもりの重さ × 支点からの距離)が完璧にできることが大前提です。支点が端っこにある場合でも、落ち着いて距離を測って計算できるように復習しておきましょう。
そして「輪軸(りんじく)」ですが、名前は難しそうに見えても、実はてこと全く同じ計算式で解けるボーナス問題です。ここまでは確実に得点源にしたいところです。
棒の重さがある場合は「重心」に見えないおもりを下げる
⚠️ 最難関「棒の重さを考えるてこ」の乗り越え方
この回で最も苦戦するのが、太さが一様な棒、あるいは太さが違う棒自体の重さを計算に組み込む問題です。
ポイントは、「棒の重心(重さの中心)から、棒の重さ分だけの『見えないおもり』がぶら下がっている」と図に直接書き込むことです。一様な棒なら真ん中に、太さが違うなら太い方に寄った重心におもりを書き足せば、あとは普通のてこの問題と同じように計算できます。
※もしここで大きくつまずく場合は、無理に深追いせず、まずは「棒の重さがない問題」と「輪軸」を完璧にすることに集中してください。5年下巻でも再度挑戦するチャンスがあります。
3. 【第9回】植物のつくり(双子葉類と単子葉類の徹底比較)
植物を「種子植物」か「シダ・コケ植物(胞子)」か、そして「裸子植物」か「被子植物」か、と論理的に分類していく単元です。中でも最重要なのが、被子植物における「双子葉類」と「単子葉類」の違いです。
双子葉類は「最新型」、単子葉類は「旧型」のイメージを持つ
植物のつくりを丸暗記するのではなく、「双子葉類の方が効率的で綺麗に整備された最新型のつくりをしている」というイメージを持つと、それぞれの特徴がスッと頭に入ります。
- 【根】 双子葉類は太い主根と細い側根でしっかり支える(最新型)。単子葉類はひげ根(旧型)。
- 【茎の維管束】 双子葉類は輪のように綺麗に整列している(最新型)。単子葉類はバラバラに散らばっている(旧型)。
- 【葉の葉脈】 双子葉類は網の目状に広がる網状脈(最新型)。単子葉類は縦に伸びる平行脈(旧型)。
根毛と気孔の「役割」を理屈で理解する
💡 なぜそのような形・配置になっているのか?
細かい器官の名称だけでなく、その役割が頻出します。
- 根毛(こんもう): 根の先端近くにある細かい毛。土に触れる「表面積を大きくして、水や養分を効率よく吸収する」ためについています。
- 気孔(きこう): 葉の裏側に多くある、呼吸や蒸散を行う穴。葉の表側は光合成のために細胞がぎっしり詰まって緑色が濃いため、気孔は細胞の隙間が多い葉の裏側(白っぽい側)に多く存在します。
第11回でさらに植物の成長について深掘りされるため、この第9回で分類とつくりの基礎を完全に定着させておきましょう。
4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)
第8回「てこ」は、物理特有の計算図式の書き込み(重心のおもりの可視化)が勝負です。第9回「植物」は、双子葉類と単子葉類の構造の違いを「新旧のシステム」として対比させながら整理しましょう。どちらも今後の理科の得点力を大きく左右する重要単元です。
📺 動画インデックス:各回の理科解説へ直行
以下の表の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、動画内の理科の解説が始まる秒数から直接再生されます。
| 学習回 | 主なテーマ | 解説を再生する |
|---|---|---|
| 第8回 | てこと輪軸(棒の重さを考慮する計算・重心の位置) | ▶ 再生開始 (17:35〜) |
| 第9回 | 植物のつくり(双子葉類と単子葉類の比較・根と茎の構造) | ▶ 再生開始 (16:56〜) |
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