2026年8月21日
予習シリーズ国語5年上の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5上第18・19回 物語・小説⑤⑥ 敬語①②】
進塾の四谷大塚の予習シリーズ対策ページにお越し頂きありがとうございます。
進塾では、四谷大塚の予習シリーズに則って学習している受験生を歓迎しております。
進塾と共に合格を目指しましょう!
目次
1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力
予習シリーズ5年上第18・19回は、物語・小説の読解(主題①②)と、単語の学習(敬語①②)がテーマです。主題とは、物語文を通して作者が言いたいことを指しますが、実際の入試で「主題は何か」と直接読み取らせる問題はそれほど多くないため、必要以上に身構える必要はありません。敬語については、この時期が総仕上げのタイミングになります。
【本記事を読むメリット】
この記事を読むことで、心情記述に必要な要素の整理の仕方や、手がかりの少ない記述問題を傍線部周辺の行動から突破する考え方が分かります。また、尊敬語・謙譲語・丁寧語を主語や対象で見分ける具体的な判断基準も押さえられます。
2. 第18回:物語・小説⑤ 主題①と敬語①
◆主題とは何か
今回から学習テーマとして「主題」が登場します。主題とは、物語文全体を通して作者が言いたいことを指します。分かりやすい例で言うと、「ウサギとカメ」の話で、自分の能力に自信があるからといって油断していると痛い目を見るし、能力が低くても地道に取り組んでいれば最後にはよい結果が得られる、という教訓こそが主題にあたります。ただし、実際の入試で「主題は何か」を直接読み取らせる設問はそれほど多くないため、あまり気にしすぎる必要はありません。
◆基本問題:心情記述は4要素から書きやすいところを選ぶ
基本問題の文章は、いじめられている子どもに対して主人公が寄り添うというテーマです。かつては、いじめられている子を助けたい気持ちと、自分もいじめの対象になることを恐れる気持ちの間で葛藤する描写がよく見られましたが、今回はそういった葛藤ではなく、寄り添う姿勢が前向きに描かれています。
💭 心情記述は「背景→出来事→判断や解釈→気持ち」の4要素
「胸の奥が温かくなる」ときの気持ちを問う記述のような心情問題では、背景・出来事・その出来事に対する判断や解釈・そして気持ちという4つの要素を意識するのが基本です。すべての要素を必ず書かなければならないわけではなく、設問の性質や字数に応じて取捨選択します。迷ったときは、文章を読まなくても判断しやすい要素(例えば気持ちがプラスかマイナスか)から考え始めると、取りかかりやすくなります。
◆発展問題:傍線部周辺の行動からヒントを探す
発展問題は内容が面白く、引き込まれるように読み進められる文章です。テーマは一つに絞りにくく、友情とも、どんな状況でも前向きに生きることの大切さとも受け取れます。無理に一つに絞ろうとせず、設問を解くなかで必要になったときに考えれば十分です。
🎯 「わざと」の行動には目的がある
手がかりが少なく取り組みにくい記述問題では、傍線部の直前にある言葉がヒントになることがあります。今回であれば「挑戦的」という言葉がポイントで、主人公がわざとその行動をとったことが読み取れます。「わざと」行動したということは、そこには何らかの目的があるはずです。その行動によって主人公にどんな得があったのかを考えていくと、答えに近づきやすくなります。
◆敬語①:主語に注目して見分ける
今回学ぶのは敬語の基本です。尊敬語は主語が自分や自分の家族以外であるとき、謙譲語は主語が自分であるとき、丁寧語は「です・ます・ございます」を使うとき、というのが基本的な見分け方です。判断に迷いやすい表現(例えば「お菓子」のように主語がはっきりしない言葉)は、まず敬語がついている対象に主語や動作の主体があるかどうかを考えると判断しやすくなります。敬語の知識は一気に暗記しようとせず、少しずつ積み上げていけば十分です。
3. 第19回:物語・小説⑥ 主題②と敬語②
◆基本問題:主題の選択肢は言葉の細部で見極める
基本問題の文章は、多様性がテーマになっているように見える内容です。主人公がフィリピン出身の子どもで、それをめぐるいざこざが描かれており、現代的なテーマの一つと言えます。主題を問う設問では、一見「多様性」を選びたくなる選択肢がありますが、「新たな視点」という表現が実際の文章の内容とはずれていることに注意が必要です。文章全体をよく見ると、家族や子どもの成長といった要素の方が主題としてふさわしいことが分かります。選択肢の中の細かい言葉のずれに敏感になることが、この手の設問を解くコツです。
◆発展問題:「考え」を問う記述は事実として書く
発展問題は、人との繋がりや支え合いというテーマがうっすらと感じられる文章です。最終設問がこのテーマに関する内容になっていることが多く、テーマがつかめていれば設問もすんなり解けるはずです。
📝 心情問題と「考え」を問う問題を混同しない
「自分の悲しみを人と比べたときにどのようなことを考えるようになったか」を問う記述問題は、心情問題ではなく「考え」を問う設問です。この違いを見落として心情問題だと勘違いしてしまう人がいるため注意が必要です。主人公の考えを、素直に事実として書くことを意識しましょう。
◆敬語②:判断しにくい表現は「誰のことか」で見分ける
敬語の学習は今回が最終回です。尊敬語・謙譲語・丁寧語を「です・ます・ございます」などの形から見分ける基本的な考え方は前回と同じですが、抜けている尊敬語表現(「いらっしゃる」「参る」「伺う」「拝見する」「存じ上げる」など)がまだ入っていない場合は、この機会にしっかり定着させておきたいところです。
🔍 「ご健康」と「お茶」の見分け方
「ご健康」は尊敬語、「お茶」は丁寧語というように、同じ「お・ご」がついた言葉でも種類が異なる場合があります。この違いは、その言葉が誰(何)のことを指しているかで判断できます。「ご健康」はふつう相手(自分以外の誰か)の健康を指すため尊敬語になり、「お茶」はどこまでいっても単なる液体を指すため丁寧語になります。「自分以外の誰かに関することかどうか」を基準に判断する習慣をつけておくとよいでしょう。
4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)
今回の第18・19回では、物語文の主題の捉え方と、敬語の総仕上げを学びました。主題は無理に一つに絞り込もうとせず、設問を解く中で必要な範囲で考えれば十分です。心情記述は4つの要素、「考え」を問う記述は事実として書くことを意識し、敬語は主語や対象が「自分以外の誰かに関することかどうか」で見分ける習慣をつけておきましょう。
📺 動画インデックス:各回の解説へ直行
以下の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、それぞれの回の国語の解説が始まる秒数から直接再生されます。お子様の復習や、家庭学習での親御様の確認にぜひご活用ください。
| 学習回 | 主なテーマ | 解説を再生する |
|---|---|---|
| 第18回 | 物語・小説⑤(主題①)・敬語① | ▶ 再生開始 (7:54〜) |
| 第19回 | 物語・小説⑥(主題②)・敬語② | ▶ 再生開始 (7:54〜) |
※YouTubeアプリまたはブラウザが起動し、指定の時間からご視聴いただけます。
赤羽で学習塾をお探しなら
- 会社名
- 進塾
- 住所
- 〒115-0055 東京都北区赤羽西1‐39‐1伊藤ビル3階
- 電話番号
- 03-5924-7747
