【予習シリーズ5年上 第18・19回】理科攻略ガイド

2026年8月21日

予習シリーズ理科5年上の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5上第18・19回 植物の働き/地球】【進塾】

予習シリーズ理科5年上の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5上第18・19回 植物の働き/地球】

〜植物の働きは「人にたとえる」、地球は図の理解を優先する〜

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1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力

予習シリーズ5年上第18・19回は、第18回「植物の働き」と第19回「地球」という、分野の異なる2つの単元を扱います。第18回は、5年生で2回扱ってきた植物(第9回の植物のつくり、第11回の植物の成長)の3回目にして最後の単元です。第19回の「地球」は地学分野にあたり、出題頻度としてはそれほど高くないものの、知っておいて損はない内容です。

【本記事を読むメリット】
この記事を読むことで、光合成・呼吸・蒸散という植物の3つの働きを、人の体の働きに置き換えてイメージできるようになります。また、「地球」の単元では、限られた学習時間の中でどこを優先すべきかの判断基準も分かります。

2. 第18回:植物の働き 光合成・呼吸・蒸散

◆植物の3つの働きを「人」に置き換えてイメージする

第18回では、光合成・呼吸・蒸散という植物の3つの働きを理解していきます。これらの言葉は聞き慣れないかもしれませんが、人の体の働きに置き換えて考えるとイメージがつかみやすくなります。

🌱 光合成=食事、呼吸=呼吸、蒸散=汗

人は動くためのエネルギーをご飯を食べることで取り入れますが、植物には口がないため、代わりに光合成によって日光のエネルギーを体に取り入れます。呼吸は人と同じく、酸素を取り入れて二酸化炭素を出すことでエネルギーを使う働きです。そして蒸散は、人が体温を下げるために汗をかくのと同じ役割で、液体ではなく水蒸気の状態で水を外に出しています。このイメージを持っておくと、構えることなく問題に取り組めるようになります。

◆光合成の仕組みと実験の「なぜ」を理解する

光合成は、水と二酸化炭素を取り入れ、日光をスイッチとしてでんぷんと酸素を作り出す働きです。行われる場所は葉緑体で、葉緑体は葉の表側に多く存在します(緑色が最も濃いのは葉の表で、裏が白っぽいのは葉緑体が少ないためです)。

🔬 実験の手順には全て理由がある

光合成の仕組みを確かめる実験はとてもよく出題され、入試問題は単に知識を1問1答式で聞くのではなく、大きな実験を題材にしてその周辺知識を確認する形式が一般的です。アルミ泊は何のためにつけるのか、ふのある葉を使う意味は何か、葉を摘み取った後に熱湯につける理由、その後熱したアルコールにつける理由、さらにお湯につける理由、そしてヨウ素液につける理由と、実験の手順一つひとつに理由があります。この「なぜそうするのか」をしっかり理解しておくことが重要です。

◆光合成と呼吸の関係、そして蒸散の実験

呼吸が盛んになる条件は2つあり、これはしっかり覚えておく必要があります。そして重要なのが、光合成と呼吸の位置づけの理解です。光合成では水と二酸化炭素から養分と酸素が作られますが、呼吸はこれと逆の働きです。光合成と呼吸を繰り返すことで、日光のエネルギーを生きるために必要なエネルギーに変えていると理解しておきましょう。呼吸はすべての生物が1日中行っている一方、光合成は日光が必要なため1日の半分しか行えません。それでも地球上の酸素と二酸化炭素のバランスが保たれているのは、1回あたりの光合成の量がそれだけ大きいからです。光合成量と呼吸量の関係を示すグラフ(補償点という言葉を含む)もあわせてしっかり理解しておきましょう。

💧 蒸散の実験も「なぜ」を大切に

蒸散についても実験がよく出題され、計算問題も伴うため重要度が高い単元です。ワセリンを塗る理由、油をさす理由、茎だけの状態で試験管に挿す理由など、実験の一つひとつに理由があるので、丁寧に理解しておきましょう。塩化コバルト紙も意外な盲点になりやすいので押さえておきたいところです。蒸散が盛んになる条件は、日差しが強い、湿度が低い、気温が高い、風が吹いているという4つで、これはちょうど洗濯物が乾きやすい条件と同じだとイメージすると覚えやすくなります。

3. 第19回:地球 大きさ・歴史・地球上の位置

◆「地球」は地学分野の中でも出題頻度が低め

中学受験理科の入試問題は、大問4つでそれぞれ物理・化学・生物・地学から1題ずつ出す形式や、大問5つで最初の1題が知識の1問1答、残り4題が物理・化学・生物・地学から1題ずつという形式が一般的です。地学分野は大学受験で使う機会が少ないこともあり、優先順位が下がりやすい分野ですが、それでも大問1つ分は出題されることが多く、その際は地震・火山・異常気象・天体現象など、身近な出来事に関連した内容が出やすい傾向があります。その中でも今回学ぶ「地球」の単元は、地学分野の中でもさらに出題頻度が低めの単元です。

◆地球の大きさと歴史は知識として押さえる

セクション1「地球の形と大きさ」では、地球の大きさに関する数字がいくつも登場します。この数字を使った計算問題は、上位校では比較的よく出題される傾向にあります。知識をもとに計算するパターンの問題は入試に落とし込みやすいため、上位校を目指す場合はこの数字の理解をしっかり行っておく必要があります。

🦴 地球の歴史は代表的な化石とセットで

セクション2「地球の歴史」もそれほど重要度は高くありませんが、古生代・中生代・新生代という時代区分とあわせて、代表的な化石(示準化石)を覚えておくことは意味があります。古生代は三葉虫とフズリナ、中生代は恐竜とアンモナイト、新生代はマンモスとビカリアが代表的です。これらの化石を通して、それぞれの時代がどのような様子だったのかをイメージしておくとよいでしょう。

◆地球上の位置の図はしっかり理解する

セクション3「地球上の位置」は、今回の単元の中で最も重要度が高いパートです。地球の断面図のような図が登場し、この図の意味をしっかり理解できているかどうかが問われます。北回帰線・南回帰線がそれぞれどういう意味を持つのか、また各地点の時刻と太陽の方位の関係(北の位置、南の位置、東の位置、西の位置、夕方の位置、明け方の位置、真夜中の位置がそれぞれどの方向にあたるか)を問う図はよく出題されますが、この図の意味を正しく理解できている子は決して多くありません。

🎯 目指す学校のレベルで優先順位を変える

偏差値60以上の学校を目指す場合は、セクション1の地球の大きさに関する数字の理解を特に入念に行っておく必要があります。一方、そこまでのレベルを目指していない場合は、セクション3の地球上の位置に関する図の理解を最優先にしておくと、入試で図が出題されたときにしっかり対応できるようになります。

4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)

第18回の植物の働きは、光合成・呼吸・蒸散を人の体の働きに置き換えてイメージしながら、それぞれの実験の「なぜ」を理解することが得点力に直結します。第19回の地球は出題頻度こそ高くありませんが、地球上の位置に関する図の理解と、上位校を目指す場合は地球の大きさに関する数字の理解を、目指す学校のレベルに応じて優先順位をつけて学習しましょう。

📺 動画インデックス:各回の解説へ直行

以下の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、それぞれの回の理科の解説が始まる秒数から直接再生されます。お子様の復習や、家庭学習での親御様の確認にぜひご活用ください。

学習回主なテーマ解説を再生する
第18回 植物の働き(光合成・呼吸・蒸散) ▶ 再生開始 (13:35〜)
第19回 地球(大きさ・歴史・地球上の位置) ▶ 再生開始 (13:35〜)

※YouTubeアプリまたはブラウザが起動し、指定の時間からご視聴いただけます。

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