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【予習シリーズ5年上 第13・14回】国語「説明文・論説文」攻略ガイド

2026年5月10日

【予習シリーズ5年上 第13・14回】国語「説明文・論説文」攻略ガイド【進塾】

【予習シリーズ5年上 第13・14回】国語攻略ガイド

〜「要旨」を見抜く3つの視点と、得点に直結する記述の「型」の作り方〜

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1. はじめに:論説文攻略の最大の壁「要旨(主張)」とは何か?

予習シリーズ5年生上巻の第13回と第14回では、国語学習の大きな壁であり、同時にマスターすれば最大の得点源にもなる説明文・論説文の集大成「要旨(ようし)」の捉え方を学習します。要旨とは、文章全体を通じて筆者が最も伝えたかった「結論・独自の主張」のことです。単なる「あらすじ(要約)」や「起こった出来事のまとめ」とは根本的に異なります。

学年が上がり、扱うテーマが「多様性」や「環境問題」「現代のコミュニケーション」など難解で抽象的になってくると、「いろいろな例え話が出てきて、結局、筆者は何が言いたいのかが分からず迷子になってしまう」という受験生が急増します。本記事では、文章の複雑な構造から筆者の核となるメッセージをあぶり出すコツや、模試で威力を発揮する「選択肢問題を後ろから解く裏技」、そして「心情や状況の変化」を問われた際に減点されない完璧な記述解答の作り方について、具体例を交えながら徹底的に解説します。

2. 【第13回】子どもが騙される「具体例」を削ぎ落とし、本当の主張を探す

第13回では、「要旨」が文章のどの部分に隠されているかを見つける訓練を行います。論説文には必ずと言っていいほど「一般論(世間の常識)」と、それに対する「筆者の独自の主張」という対比構造が存在します。この構造を見破ることが第一歩です。

「しかし」「ところが」の後に宝(主張)がある

筆者の主張は、文章の中で表現を少しずつ変えながら何度も繰り返されます。特に注目すべきは、「しかし」「ところが」「だが」といった逆接の接続詞の後です。筆者はまず「一般的にはこう言われている」「昔はこうだった」と世間の常識を提示し、読者を油断させたところで「しかし、私はそうは思わない。なぜなら…」と自らの主張を強烈に展開します。このパターンの段落を見つけたら、必ず線引きや印をつけておきましょう。そこが設問の答えの根拠になる確率が極めて高いからです。

「たとえば」は大胆に読み飛ばす勇気を持つ

記述問題で多くの小学生がやってしまう失敗があります。それは、「たとえば」で始まる段落の内容を解答欄に長々と書いてしまうことです。
筆者は自分の難しい主張を読者に分かりやすく伝えるために、「昔、私が近所の公園で遊んでいた時のことだ〜」といった身近な「具体例(エピソード)」を用意します。小学生にとってはこのエピソード部分が一番イメージしやすく面白いため、ここが一番大事なことだと錯覚して抜き出してしまうのです。
しかし、要旨をまとめなさいという問題において、具体例を書いてしまうと出題者から「筆者の抽象的なメッセージを理解していない」と見なされ大幅な減点になります。具体例は内容のイメージを掴む程度に大胆に読み飛ばす勇気を持ち、骨組みとなる「主張」の文脈だけを抽出する意識を強く持ちましょう。

3. 【第13回】段落のつながり問題は「後ろ(結論)から」解くのが鉄則!

論説文のテストでよく出題されるのが、「次の段落の正しい順番を選びなさい」という並べ替え問題や、「段落11と段落12はどのようなつながりになっていますか?」といった構成を問う問題(問8など)です。

💡 実践テクニック:正解率を劇的に上げる選択肢の選び方

この手の問題で、最初(第1段落)から順番に考えてドツボにハマっていませんか?

論説文の鉄則として、「一番最後の段落(結論)」から遡って考える方が、圧倒的に正解にたどり着きやすくなります。
文章の冒頭(導入部分)は、読者の興味を惹くためのエピソードや世間話で始まることが多く、前後の論理的なつながりが曖昧になりがちです。しかし、文章の終わり部分は「結論」として筆者の主張がカッチリ固まっており、「だから〜なのだ」「〜と言えるだろう」といった明確なまとめの言葉が使われます。
そのため、その前の段落との関係(理由を述べているのか、具体例を挙げているのか、まとめに入っているのか)が非常に見極めやすいのです。模試などで時間が足りなくなり迷った時は、必ず「後ろの段落から」アプローチして選択肢を絞り込んでください。

4. 【第14回】指示語の徹底攻略と「変化」を記述する絶対の型

第14回では、指示語の正確な把握と、文章内の複数の情報を組み合わせて答える複雑な記述問題に挑戦します。特に近年の中学入試では「多様性」や「人間関係のコミュニケーションのあり方」といったテーマが頻出しており、今回のテキストもその最新のトレンドを捉えた内容になっています。

指示語(こそあど言葉)は「直前」を疑え

「この1点が変わった」「こうした感覚」といった指示語の内容を問われた場合、原則としてその直前の段落や一文に答えが隠されています。焦って文章の遠くを探しに行く前に、まずはすぐ前の文を丁寧に確認してください。

ただし、見つけた言葉をそのまま抜き出して解答欄に書くだけでは不十分です。見つけた言葉を指示語の部分に「実際に代入して読んでみて、意味が通じるか(日本語として不自然ではないか)」を必ず確認する癖をつけてください。代入して違和感がある場合は、文末を「〜ということ」などに自分で書き換えて整える作業が必要です。

「変化」を記述する際の完璧な『型』

「筆者の考えはどのように変わりましたか?」「主人公を取り巻く状況はどう変化しましたか?」という問題には、減点を防ぐための絶対的な「型」が存在します。動画内でも解説されている通り、行き当たりばったりで文章を書くのではなく、材料を用意してから組み立てるのが鉄則です。

💡 記述の型:【C】をきっかけに、【A】から【B】へ

解答を書く際は、以下の3つのパーツを本文から探し出し、パズルのように組み立てて文章を完成させます。

  • パーツA:変化する前の状態(かつての考えや状況)
  • パーツB:変化した後の状態(現在の考えや状況)
  • パーツC:変化した理由(きっかけとなった出来事)※指定文字数に余裕がある場合に盛り込む

例えば今回のテキストであれば、「(C)濃厚や定住を始めたことをきっかけに、(A)争いのない穏やかな状態から、(B)敵と味方を明確に分ける状態へと変わった。」というように、この型に当てはめるだけで、論理的で誰が読んでも分かりやすい、満点を狙える解答が完成します。文章をダラダラと書くのではなく、まずはこの骨組みを作ってから肉付けしていくのが記述上達の最大のコツです。

5. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)

説明文・論説文の攻略は、筆者の主張である「要旨」を正確に掴めるかどうかにかかっています。第13回で学んだ「逆接の接続詞の後ろに注目する」「結論の段落から遡って解く」というテクニックや、第14回の「指示語の代入確認」「変化を記述するA→Bの型」を意識することで、なんとなく読むだけの段階から抜け出し、明確な根拠を持って正解を選べるようになります。文法用語の丸暗記よりも、実践的な「解き方の型」を繰り返し練習して身につけていきましょう。

📺 動画インデックス:各回の国語解説へ直行

以下の表の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、それぞれの回の国語の解説が始まる秒数から直接再生されます。お子様の復習や、指導の際の確認にご活用ください。

学習回 主なテーマ 解説を再生する
第13回 説明文・論説文(要旨 丸1) ▶ 再生開始
第14回 説明文・論説文(要旨 丸2) ▶ 再生開始

※YouTubeアプリまたはブラウザが起動し、指定の時間からご視聴いただけます。

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