2026年8月18日
【予習シリーズ5年上 第4回】社会攻略ガイド
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目次
1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力
第4回の社会は「うつりゆく工業のすがた」というテーマで、工業の分野の中でもメインとなる単元です。工業地帯は京浜・中京・阪神・北九州の4つ、工業地域は京葉・東海・関東内陸・瀬戸内の4つについて、位置と特徴を確実に押さえる必要があります。
【本記事を読むメリット】
この記事を読み込んでいただくことで、工業製品の生産額の割合を示すグラフから工業地帯・工業地域を当てる問題に対応できる力が身につきます。例えば「化学製品の割合が多いのは京葉工業地域と瀬戸内工業地域」「機械の割合が多いのは中京工業地帯」というように、それぞれの地帯・地域を代表する製品と結びつけて覚えることで、単なる地名の暗記よりもずっと実戦的な力になります。企業城下町(豊田市・太田市)や、中小工場と大工場の違いについても押さえていきます。
2. 4つの工業地帯:中京・阪神・京浜・北九州
工業地帯・工業地域は、太平洋沿岸に集中して分布しており、このラインを太平洋ベルトと言います。生産額の割合について、現在は中京工業地帯が圧倒的に1位ですが、昔は京浜工業地帯が1位でした。この違いをまず押さえておく必要があります。
中京工業地帯:日本一の工業地帯、機械(自動車)が中心
💡 「機械」の割合が多ければ中京工業地帯
中京工業地帯は愛知県と三重県にまたがる、現在生産額日本一の工業地帯です。特色は豊田市のトヨタ自動車で、機械工業の割合が非常に高いことが特徴です。他にも四日市の石油化学、東海市の鉄鋼が重要な都市として押さえておきましょう。
阪神工業地帯:中小工場が多く、金属工業の割合が高い
阪神工業地帯は大阪府と兵庫県にまたがり、特色は中小工場が多いという点です。堺市の石油化学、神戸市の造船、淀川沿いの内陸部で電気機器などの中小工場が多いという点を押さえておきましょう。生産額の割合で言うと「金属」の割合が高いのが特徴です。
京浜工業地帯:東京と神奈川、印刷業が特色
京浜工業地帯は東京都と神奈川県にまたがり、日本の政治・経済・文化の中心であるため、出版社や新聞社が多く、印刷業が特色として挙げられます。川崎市には鉄鋼と石油化学の両方があるという点も押さえておきましょう(同じように鉄鋼と石油化学の両方がある都市として、倉敷市・大分市も覚えておくと便利です)。
北九州工業地帯:八幡製鉄所から始まった歴史
北九州工業地帯は1901年に建設された八幡製鉄所を起点として発展した工業地帯で、かつては鉄鋼業が中心でしたが、現在は機械工業の割合が高くなっています。
3. 4つの工業地域と、中小工場・大工場の違い
京葉工業地域・東海工業地域・関東内陸工業地域・瀬戸内工業地域
⚠️ 「化学」の割合が高ければ京葉・瀬戸内、「機械」なら関東内陸・東海
京葉工業地域は千葉県にあり、石油化学コンビナートが特色で、化学製品の生産額の割合が非常に高いことが特徴です。市原市の石油化学、千葉市・君津市の鉄鋼が代表的な都市です。
瀬戸内工業地域も化学工業の割合が高く、今治市のタオル、広島市の自動車、倉敷市の鉄鋼と石油化学、宇部市のセメントなどが代表的な都市です。
関東内陸工業地域は埼玉県・栃木県・群馬県にあり、太田市の自動車、秩父市のセメントが特色で、機械工業の割合が高いことが特徴です。
東海工業地域は静岡県にあり、富士市の製紙パルプ、浜松市の楽器・オートバイが代表的な都市で、こちらも機械工業の割合が高いという特徴があります。
北陸工業地域は伝統工芸品が有名で、鯖江市のメガネ、富山市の製薬が代表例です。それぞれの工業地帯・工業地域について、生産額の割合のグラフからどの地帯・地域かを当てる問題がよく出るため、代表的な製品(機械・金属・化学のいずれの割合が高いか)を押さえておくことが重要です。
企業城下町と、日本の工業の変遷
1つの企業(工場)を中心として発展した町を「企業城下町」と言い、代表例として愛知県の豊田市(トヨタ自動車)、群馬県の太田市(自動車)が挙げられます。日本の工業は、昔は軽工業(繊維など)が中心でしたが、戦後の高度経済成長を経て重工業が中心になったという変遷も押さえておきましょう。電子部品工場は、九州(シリコンアイランド)や高速道路沿い、空港の近くに多く分布しています(集積回路は高価なため、飛行機で運んでも採算が合うためです)。近年は人件費の安さから海外に工場を移転する動きも進んでいます。
中小工場と大工場:数は中小工場、生産額は大工場が上回る
工場の数の割合は当然中小工場の方が多くなります。一方で、働く人数の割合や生産額の割合で見ると、大工場の存在感が大きくなります。中小工場は資金力の面で不利な部分がある一方、大工場の仕事を下請けとして引き受けている場合、大工場が倒産すると共倒れになってしまうリスクもあります。中小工場・大工場、どちらが優れているというわけではなく、それぞれの役割があるという視点を持っておくとよいでしょう。
4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)
第4回の社会は、工業地帯(京浜・中京・阪神・北九州)と工業地域(京葉・東海・関東内陸・瀬戸内)について、位置と代表的な都市・製品を押さえることが基本になります。特に、生産額の割合グラフから「機械」「金属」「化学」のどれが多いかで工業地帯・工業地域を判別できるようになることが、入試で得点につながる実戦的な力です。企業城下町や、中小工場と大工場の違いもあわせて押さえておきましょう。
📺 動画インデックス:解説へ直行
以下の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、社会の解説が始まる秒数から直接再生されます。お子様の復習や、家庭学習での親御様の確認にぜひご活用ください。
| 学習回 | 主なテーマ | 解説を再生する |
|---|---|---|
| 第4回 | うつりゆく工業のすがた(工業地帯・工業地域) | ▶ 再生開始 (26:46〜) |
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