2026年10月16日
【予習シリーズ4年上 第6・7回】春の生物・太陽の動き
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目次
1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力
予習シリーズ4年上の第6回・第7回の理科は、第6回が春の生物(生物分野)、第7回が太陽(天体分野)です。どちらも、知識を詰め込むよりも、身近な自然に関心を持つことが大切な単元です。第6回では春の植物・昆虫・動物を、第7回では太陽の動きと影の変化を学びます。
【本記事を読むメリット】
この記事を読むことで、第6回の覚えることの多い内容のうち、特に押さえたい部分(桜の開花前線とモンシロチョウの初見日、鳥の種類分けなど)が分かります。第7回では、太陽の動き・南中時刻・日陰曲線といった、図で理解したいポイントを整理できます。
📘 この記事の出どころについて
この記事は、進塾の講師が第6回・第7回の理科を解説した動画をもとに書いています。「進塾講師の見解」と書いた部分は、その講師の考え方です。なお、旧版の第6〜9回の理科は、現行の動画とは扱う単元が一部異なります。そのため、旧版と内容が重なる部分だけ「旧版でも」と書き添えています。
2. 第6回:春の生物
第6回は、季節ごとの生物を学ぶシリーズの1回目です。シリーズは4回構成で、第6回の春、4年上の第16回の夏、4年下の第2回の秋、4年下の第16回の冬と進みます。季節ごとに、植物と動物がどう過ごしているかを知っていく内容です。
知らない植物や動物、その生態が出てくるため、覚えることは比較的多くなります。ただ、そこに執着すると、それだけで手いっぱいになってしまいます。「春とはこういう季節なんだ」と知ること、そして実際に外を歩いたときに「こういう植物や動物がいないかな」と探して、興味を持つことが大切です。知識を全部覚えようとするのではなく、楽しんで取り組むのがよいと考えられます。(進塾講師の見解)
春の植物:全部は覚えず、よく出るものと「連結する知識」を
春は気温が上がり、植物も動物も増える季節です。出てくる種類がとても多いので、順に確認しましょう。
- 春の七草:全部覚えても、ここまでは出てこないのが実際のところです。ただ、季節を知る意味で、覚えておくとよいでしょう。
- 花を咲かせる植物:テキストに出てくるものは、しっかり覚えられるとよいのですが、急に大量に覚えろと言われても大変です。よく出てくるのは、タンポポ、ナズナ、ハコベなどです。あわせて、増えている外来植物(シロツメクサ、オオイヌノフグリ、セイヨウタンポポ、ハルジオン)も押さえておくとよいでしょう。
- 花壇の植物:チューリップ、ヒヤシンス、水仙などは、入試に出るというより、軽く出てくる植物です。春の植物としてイメージがついていれば十分です。
🌸 桜(ソメイヨシノ)は細かい知識まで押さえる
春といえば桜です。ソメイヨシノに関しては、細かい知識まで押さえておけるとよいでしょう。たとえば花芽と葉芽の違いです。春になると、花になる部分と葉になる部分がそれぞれ決まっています。
もう1つは開花前線です。暖かくなると、南の地域から順に開花していきます。このイメージがしっかりついていることが大切です。「南から暖かくなる」という知識が、ほかの内容ともつながるように覚えていきましょう。
芽を出す草:種ではなく「芋」から増える植物
種をまくもの、種芋を植えるものがテキストに書かれています。ここで出てくるのはジャガイモなどです。種から増えるのではなく、芋から増えるという点が、ほかの植物と違うところです。生徒にとっては、「そうなんだ」という新しい発見につながるでしょう。
特に大事なのは、茎が出る場所と根が出る場所を押さえることです。入試問題では、絵を描かせる問題もあるので、ここは押さえておきたいところです。旧版でも、春に花を咲かせる植物だけでなく、夏や秋に花を咲かせるために春に種をまく植物も押さえるよう述べています。
昆虫:全部暗記せず「発見」に使う。モンシロチョウの初見日
春は暖かくなって、出てくる昆虫もたくさんいます。覚えなければならない昆虫がいくつも出てきますが、無理に全部暗記するよりも、できるだけ「発見」に時間を使うのがよいでしょう。テキストには、春に見られる成虫、春に見られる幼虫、産卵をするもの、がそれぞれまとめられています。この中で、春に成虫で見られるものが春の昆虫にあたるので、特に押さえておきたい部分です。
🗾 モンシロチョウの初見日は「桜と同じ」
テキストには、モンシロチョウの成虫が見られる時期を示した日本地図があります。南の方から順に見られるようになる図で、これはソメイヨシノの開花前線と同じです。暖かくなったことに反応して成虫になるので、暖かくなる順番、つまり南の方から、ということになります。ここも、「暖かくなるのは南から」という知識がつながっていることが重要です。
いろいろな動物:メダカ・ヒキガエル・鳥の種類分け
動物は、魚、カエル、鳥が取り上げられています。春の動物の生態を学ぶ部分です。
- メダカ:飼育の環境など、いろいろなことが出題されやすいので、書かれていることは押さえておきましょう。サケの生態は特殊で、知っておくと面白いのですが、出やすさではメダカです。
- ヒキガエル:冬眠から目を覚ます、という点を押さえておきたいところです。面白いのは、産卵を終えると、また冬眠に入るところです。変わった生態なので、知っておくと面白いでしょう。
- 鳥:夏鳥・冬鳥と、留鳥・漂鳥を覚えておきたいところです。夏に日本にやってくるのが夏鳥、冬にやってくるのが冬鳥で、どのように移動しているかまで押さえられると理想的です。留鳥は、1年中日本にいる鳥で、身近なところでは、スズメやカラスなどが当てはまります。漂鳥は、日本の中で山地と平地を行き来する鳥で、ウグイスが有名です。
旧版でも、冬眠から覚めるヒキガエルや、産卵を始めるメダカ、渡り鳥の春の様子を押さえるよう述べています。
3. 第7回:太陽の動き
第7回は、天体分野の内容です。4年上では、天体分野はあまり多くありません。この第7回と、第17回の「星座をつくる星」、第18回の「星座の動き」の、2つの単元だけです。そのため、第17回で星座の話になったときに、興味を持って取り組めるかどうかは、この単元で興味・関心を引けるかどうかに尽きます。できるだけ楽しく学習して、天体の分野が楽しみになるようにできると理想的です。(進塾講師の見解)
太陽と地球:数字を暗記するより、実際の数値で試す
テキストには、太陽と地球の基礎知識が細かく書かれています。たとえば、太陽は直径が約140万kmで、地球の約109倍の大きさがあること、水素とヘリウムでできた気体の星であること、表面温度が約6000度あること、黒点やプロミネンス、コロナが見られること(皆既日食のときなど)です。地球は、直径が約1万3000kmで、太陽までの距離が約1億5000万kmです。
ただ、これらの細かい内容が出題されることは、多くないと考えられます。(進塾講師の見解)大きな数字は、イメージしにくいものです。「覚える、覚える」と数字を羅列するよりも、6000度はどれくらいなのか、140万kmはどれくらいの距離なのかを、実在の数値で試してみるほうが、イメージが湧き、面白い分野だと感じてもらえます。
🚆 「太陽が動いて見えるのは、地球が動いているから」
これは大事な知識です。当たり前のようで、「なぜ?」と聞かれると、ピンとこない子が多いでしょう。講師は、電車や車に乗って景色を見る例で説明しています。前にあったものが後ろへ移動していくように、進んでいる方向と逆の方向に、景色が動いて見えるのです。「みんなは地球という乗り物に乗って、太陽という景色を見ている」と考えるわけです。この内容は、ほかの分野にもつながる大事な部分です。
太陽の動き:南中時刻と、季節による動き方の違い
大人にとっては当然の知識でも、小学生には聞いたことのない新しい内容になりやすい部分です。太陽は、東から出て、南の空を通って、西に沈みます。この動きのほか、南中時刻を学びます。太陽が真南に来る時刻は、地域によって異なります。根室・東京・福岡では、時刻が多少ずれます。このずれの理由は、しっかり押さえておきたいところです。5年生になると、この時刻を計算する方法も習います。まずは知識として入れておけるとよいでしょう。
- 春分・秋分:太陽は、真東から昇って、真西に沈みます。
- 冬:テキストの図では、内側を通ります。やや南寄りの東から太陽が出て、南寄りの西に沈みます。太陽が出ている時間が短いため、気温が下がります。
- 夏:図では、外回りです。北寄りの東から太陽が出て、北寄りの西に沈みます。太陽が出ている時間が長いため、気温が上がりやすく、暖かい夏になります。
このあたりも、理屈込みで覚えられるとよいでしょう。旧版でも、季節によって太陽の動きが異なり、日の長さが変わる自然現象が起こることを理解するよう述べています。
太陽の方位と高度の測り方
太陽の方位と高度を、しっかり理解する部分です。テキストの57ページの真ん中あたりにある、太陽高度の測り方(分度器を使う測り方)は、覚えておきたい内容です。多くの教材にも載っている有名な図なので、押さえておくとよいでしょう。また、8方位もしっかり覚えておきます。方位は、社会などでも使う内容です。
地面にできる影:日陰曲線は重要度が高め
この部分は、重要度が結構高めです。特に大事なのは、58ページの最後の「影の1年の変化」にある日陰曲線です。
📈 日陰曲線:夏は内側、冬は外回り
夏は太陽が高いので、影が短くなります。そのため、6月ごろには、内側を通る日陰曲線ができます。一方、冬は太陽の高さが低いので、影が長くなります。そのため、12月ごろには、外回りの日陰曲線ができます。この2つの曲線を、しっかり押さえておきましょう。
さらに、日陰曲線の矢印も大事です。太陽は、東から南へ進み、西に沈みます。ですから、影は常に太陽と逆にできます。東から昇るときは西に影、南中のころは北に影、西に沈むころは東に影ができます。これが把握できれば、この内容は良い形に収まります。
旧版でも、地面にできる影の長さと方角をしっかり理解することと、影のでき方から光が直進することを再確認するよう述べています。
4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)
第6・7回の理科は、生物分野(春の生物)と天体分野(太陽)の2回です。第6回は、覚える量は多いものの、全部を暗記するよりも、外で実物を見つけて興味を持つことを重視します。押さえたいのは、桜の開花前線とモンシロチョウの初見日が同じ「南から」という知識の連結や、鳥の種類分けです。第7回は、太陽の動きと南中時刻、日陰曲線を、図と理屈で理解することがポイントです。
📺 動画インデックス:各回の解説へ直行
以下の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、それぞれの回の理科の解説が始まる秒数から直接再生されます。お子様の復習や、家庭学習での親御様の確認にぜひご活用ください。
| 学習回 | 主なテーマ | 解説を再生する |
|---|---|---|
| 第6回 | 春の生物 | ▶ 再生開始 (17:02〜) |
| 第7回 | 太陽の動き | ▶ 再生開始 (14:52〜) |
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