2025年2月10日
中高一貫校生の英語力を飛躍させる!勉強法5選
目次
はじめに

中高一貫校では6年間を通して英語を学習できるため、長期的な視点で着実にスキルを伸ばすことが可能です。しかし、漠然と学んでいるだけでは思うように成果を上げにくいのも事実。重要なのは、効果的な勉強法を選び、日々の学習を戦略的に進めることです。
そこで今回は、中高一貫校生が英語力を飛躍的に伸ばすための「勉強法5選」をご紹介します。文法・単語の基礎固めから、実践的なリスニング&スピーキング、さらには留学体験を活かす方法までを網羅しているので、ぜひ最後までお読みください。
勉強法1:英語の土台を最強に!文法&単語力を底上げする王道メソッド

英語の基礎といえば、まず文法と単語。文法は、英語を理解し、正しくアウトプットするための土台となる知識です。単語力は、リーディングやリスニングはもちろん、スピーキングでも自分の伝えたい内容を表現する際に欠かせません。いくら長文に慣れていても、文法の基礎があやふやだったり、語彙が不足しているとスムーズな理解や表現が難しくなります。
文法書は1冊を徹底的にやり込むことがおすすめです。複数の参考書に手を出すよりも、薄くていいので1冊を完璧にマスターするほうが、知識が体系的に身につきやすく疑問点を効率よく解消できます。また、問題演習後は必ず解答・解説を熟読し、間違えた箇所や理解が不十分だったポイントをノートに整理しましょう。同じミスを繰り返さないためにはミスの原因をはっきりさせることが重要です。
単語の暗記は地道な作業ですが、アプリやカードを活用することで、効率的かつ継続的に覚えられます。通学中や休憩時間に反復練習を習慣化しましょう。また、例文で覚えることも効果的です。単語を単独で覚えるのではなく、文章や会話の文脈で理解することで実際に使える知識として定着しやすくなります。
勉強法2:耳・口・脳をフル回転!音読で英語定着率を一気にUPする秘訣

「音読」は英語学習において、目で読むだけの学習よりも強力な手法です。声を出して読むことで脳がより活性化し、文章構造を理解すると同時にリズムや発音を体で覚えることができます。リーディング力・リスニング力・スピーキング力を同時に鍛えられるため、一石三鳥の学習法ともいえるでしょう。
短い英文から始め、まずは文章全体の流れを把握しながら口に出して読んでみましょう。感情を込める必要はありませんが、なるべく英語の抑揚や発音を意識すると効果的です。慣れてきたら、少し長めの英文や自分が興味を持てる題材にチャレンジして、徐々にレベルを上げるとモチベーションも保ちやすくなります。
音読に慣れたら、リスニング音声を追いかけるシャドーイングを取り入れてみましょう。聞こえてきた音声をすぐに復唱することで発音やイントネーションの修正点に気づきやすくなります。リスニング力の向上はもちろん、スピーキング力向上にも直結するため英語コミュニケーション全般を底上げしてくれます。
勉強法3:長文読解がラクラク!最強攻略テクニックでリーディング力を倍増

長文読解は、文法力・単語力・速読力など総合的な英語力が試される分野です。苦手意識を持つ人も多いですが、適切なテクニックを身につけることで驚くほどスムーズに読めるようになります。入試や定期テストでも長文読解は配点が高い傾向があるため、この分野を攻略することで大きな得点源を確保できます。
・スキミング:文章全体をざっと読み、テーマや話の流れを素早く把握する。細部にこだわりすぎず、キーワードや見出し、最初と最後の文を中心に捉えます。
・スキャニング:設問で問われている情報や特定のキーワードをピンポイントで探す。数字や人名などが出てきたらチェックを入れ、必要な部分だけを集中して読み込みます。
この2つのテクニックを使い分けることで、長文を効率よく処理し問題をスムーズに解答できます。注意してほしいことは語彙が不十分だとスキミングもスキャニングもできません。逆に言えば、十分な語彙を備えていれば容易です。
英文はパラグラフごとにトピックセンテンスがあり、筆者の主張や説明内容が整理されています。各パラグラフの冒頭や末尾に主張が記されることが多いため、そこを重点的に読むだけでも内容を大まかに掴むことができます。
勉強法4:本番に強くなる!模試&過去問演習で築くブレない実力

英語力を高める上で模試や過去問の活用は欠かせません。学習到達度を定期的にチェックするだけでなく、本番さながらの問題形式や時間配分に慣れることで、実戦でのパフォーマンスを向上させる効果があります。特に中高一貫校生は受験を意識した長期的な学習がしやすいので、早期から模試に挑戦しておくと大きなアドバンテージとなります。
模試や過去問を解く際は、必ず制限時間を設定し本番と同じ緊張感をもって取り組む習慣をつけましょう。時間配分を意識することは試験当日の焦りを軽減し、より正確かつ冷静に問題に向き合うための大きなポイントです。何度も繰り返すことで、1問あたりにかける理想的な時間感覚を身につけられます。
模試や過去問を解いた後は、ただ点数を見て終わりにせず、間違えた問題を一つひとつ分析し、なぜ間違えたのかを明確にしましょう。文法の理解不足なら該当箇所の復習、単語不足なら単語帳へのフィードバックなど、原因別に対策することで弱点を着実に克服できます。復習ノートを作るのも効果的で学習効率が大幅にアップします。
勉強法5:英語のリアルを体感!留学・海外研修・ホームステイで飛躍する方法

最後にご紹介するのは、英語を「生きた言語」として使う体験が得られる留学・海外研修・ホームステイなどのプログラムです。教科書だけではつかめない実践的な英語力や異文化理解を身につける絶好の機会となります。短期であっても現地の生活を体験することで、英語を話すことへの抵抗感が薄れ、大きな自信につながります。
中高一貫校によっては独自の短期留学プログラムや海外研修を用意している場合もあるため、まずは学校の制度をチェックしてみましょう。外部の留学支援団体を利用すると、より幅広い国や期間、プログラムの選択肢が見つかるかもしれません。自分の学習目的や興味に合ったプログラムを選ぶことで、より充実した体験が得られます。
留学などで得た英語力を長期間維持・向上させるには、帰国後の学習が欠かせません。オンライン英会話や国際交流イベントに参加することで、学んだ英語を実践し続ける場を確保しましょう。実践の場が増えるほど英語に対するモチベーションを高く保てるため、さらなる飛躍が期待できます。
まとめ

中高一貫校で英語力を飛躍させるには、基礎から応用、そして実践へと段階的に学習を進めることが大切です。以下の5つの勉強法を上手に組み合わせることで、あなたの英語学習は大きく変わるはず。
・勉強法1:英語の土台を最強に!文法&単語力を底上げする王道メソッド
・勉強法2:耳・口・脳をフル回転!音読で英語定着率を一気にUPする秘訣
・勉強法3:長文読解がラクラク!最強攻略テクニックでリーディング力を倍増
・勉強法4:本番に強くなる!模試&過去問演習で築くブレない実力
・勉強法5:英語のリアルを体感!留学・海外研修・ホームステイで飛躍する方法
6年間という長期的な学習期間を最大限に活かすためにも、計画的な勉強と定期的な振り返りを欠かさず行いましょう。英語を得意科目に変え、中高一貫校での学びを充実させて、将来の可能性を大きく広げてください。
赤羽で学習塾をお探しなら
- 会社名
- 進塾
- 住所
- 〒115-0055 東京都北区赤羽西1‐39‐1伊藤ビル3階
- 電話番号
- 03-5924-7747