法政大学第二中学校 2026年度 第1回 算数の全問解説

2026年11月9日

第1回全6大問・19項目

計算と小問集合、排水、奇数の和、ロープが届く範囲、立方体の切断を解説します。第5問では解答用紙にどこを塗るか、第6問では切断面と体積をどう求めるかを順に示します。

第1問逆算と分数・小数の計算

(1)

答え10

外側の÷5を戻して7×5=35。さらに7を足して42、3で割って14です。□+4=14より、□=10です。

(2)

答え12

0.875=7/8なので、最初の項は8です。次の項は0.125×56=7、7÷0.25÷7=4。合計は12です。

(3)

答え7/12

内側のかっこは8/7−17/21=1/3です。9/4を掛けると3/4なので、中かっこの中は7.25−0.75=6.5。7/78×6.5=7/12です。

(4)

答え2

131を130+1、129を130−1と見ます。130に掛かる数の合計は13+12+11=36なので、36×130と打ち消し合います。残るのは13−11=2です。

第2問利益・速さ・角度・記号計算

(1)

答え93個

定価は3200×1.4=4480円。定価で売れた76個の利益は(4480−3200)×76=97280円です。値引き後は4480×0.75=3360円で、1個の利益は160円。残りの利益2720円は17個分なので、76+17=93個です。

(2)

答え1200m

Aは先に10秒走って200m進みます。出会いは真ん中なので、2つの列車が入り口から進んだ距離は等しくなります。Bは1秒に30−20=10mずつ先行分を埋めるため、Bが入ってから200÷10=20秒で出会います。半分の長さは30×20=600mで、全長は1200mです。

(3)

答え225°

AB=ADで頂角が30°なので、三角形ABDの底角は75°ずつです。したがって角DBCは90−75=15°。DからABまでの距離は、ADを斜辺とする30°の直角三角形の短辺で、ADの半分です。AB=BC=ADなので、DはBCの垂直二等分線上にあり、角BCDも15°。角BDCは150°なので、図で示された大きい角アは75+150=225°です。

(4)

答え1891

内側から計算します。f(3)=7、g(7)=33。g(2)=13、g(13)=57。f(2)=4、f(4)=10です。よって33×57+10=1891です。

第3問2本の管で水そうから排水する

(1)

答え10秒

満水を90単位とすると、Aは毎秒3単位、Bは2単位抜きます。両方で12秒なら60単位抜けて、残りは30単位。Aだけなら30÷3=10秒です。

(2)

答え21秒間

37秒すべてAなら111単位抜く計算になります。実際は90単位なので、21単位少なくなっています。AからBに替えた時間は1秒当たり1単位ずつ減るため、Bを使ったのは21秒です。

(3)

答え毎秒540g

15秒間に抜けるのは(3+2)×15=75単位で、残りは15単位です。食塩300gが10%なので食塩水は3000g、もとの水は2700g。1単位は2700÷15=180gなので、Aは毎秒3×180=540g抜きます。

第4問奇数を足したグループの規則

(1)

答え4055

n番目のグループには奇数がn+1個あり、最後は3+2×nです。2026番目と2025番目で共通する項は引くと消えるので、2026番目に増えた3+2×2026=4055が差です。

(2)

答え10403

100番目は3から203までの奇数101個です。最初と最後の平均は(3+203)÷2=103なので、和は103×101=10403です。

第5問フェンスとロープが届く範囲

(1)

答え49.455m²

フェンスの外側にはPを中心とする半径5mの半円ができます。端までの距離は右へ2m、左へ3mです。端を回ったあとは残り3m、2mの四分円がフェンスの反対側にできます。面積は(25/2+9/4+4/4)×3.14=49.455m²です。

(2)

答え67.51m²

Pから直接動けるのは、内側の直角を除く270°です。上の右端まで4mなので、その先に半径1mの四分円ができます。左下の角までは2mで、そこから半径3mの四分円ができます。さらに下の右端まで2m進むと、残り1mで内側にもう1つ四分円ができます。4つの部分を足すと(25×3/4+1/4+9/4+1/4)×3.14=67.51m²です。

(3)

答え14.25m²。2本の弧で囲まれる部分に斜線

PとQを対角の頂点とする一辺5mの正方形を、フェンスの内側に補います。Pを中心とする半径5mの弧と、Qを中心とする半径5mの弧は、フェンスの角と、その対角の頂点で交わります。解答用紙では、この2点を結ぶ2本の弧にはさまれたレンズ形を塗ります。正方形の内側にあり、どちらの犬からも直線で届きます。レンズ形は四分円から直角二等辺三角形を引いた部分2つなので、2×(25×3.14÷4−25÷2)=14.25m²です。

第6問立方体の切断面・表面積・体積

(1)

答え13.5cm²

STの中点をMとします。BS=BT=3cmなので、正面の直角二等辺三角形BSTでBMはSTに垂直、BMの2乗は4.5、STの2乗は18です。BCは正面に垂直なので、CMもSTに垂直です。CMの2乗は6²+4.5=40.5で、CMはSTの1.5倍。面積はST×CM÷2=18×1.5÷2=13.5cm²です。

(2)

答え207cm²

Eを含む方から失われる外側の面は、三角形BST、BSC、BTCです。面積はそれぞれ3×3÷2=4.5、3×6÷2=9、9cm²です。新しく三角形CSTが現れるので、表面積は6×6×6−(4.5+9+9)+13.5=207cm²です。

(3)

答え75cm³

9秒後はSがAから3cm下、TがFからEへ3cm進んだ点です。正面でSTを両側に延ばすと、Bから左と下に9cmの位置で各辺の延長と交わります。この2点とCで切った、直角三角形を底面とする高さ6cmの三角すいを考えます。その体積は9×9÷2×6÷3=81cm³です。立方体からはみ出すのは左と下に1つずつで、各底面の直角をはさむ2辺は3cmずつです。三角すいの相似比が3:9なので各高さは2cm、体積は3×3÷2×2÷3=3cm³です。はみ出しは重ならないので81−3−3=75cm³です。

解き直しの進め方

ロープの問題では、角までに使った長さを引いてから次のおうぎ形を描きます。立方体の問題では、切断で失う面と新しく現れる面を分け、体積は立方体を延長してできる立体からはみ出しを引く方法も試しましょう。

記事カテゴリ: 中学校別対策

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