2026年11月6日
SUSUMU JUKU / 2024 EXAM REVIEW
雙葉中学校・2024年度 社会
環境問題と国際社会、東アジアと日本の歴史、発電とエネルギーを扱う全3大問を解説します。
第1問|環境問題と国際社会
問1
熊本県水俣市
水銀汚染を防ぐ水俣条約と、四大公害病の水俣病を結び付ける。
問2
ロ
違憲審査は高等裁判所や地方裁判所でもできる。最高裁判所は終審裁判所。
問3
イ・ニ
教育を受ける権利と働く権利は、人間らしい生活のために国の積極的な関与を求める社会権。
問4
ロ
法律案は参議院で先に審議することもできる。衆議院の先議が憲法に定められているのは予算。
問5
(1)イ 内閣・ロ 承認 (2)A 中国・B アメリカ (3)先進国は工業化の過程で温室効果ガスを多く排出して経済発展を遂げたので、先に削減の責任を負うべきだ。
条約を結ぶのは内閣で、国会が承認する。円グラフは2019年の排出割合。記述では、現在の排出量で責任を配分する意見に対し、過去の排出の蓄積を根拠に反論する。
問6
(1)パレスチナ問題 (2)PKO(国連平和維持活動)
前者は設問が説明する地域紛争。後者は停戦監視、選挙の支援、復興支援などを行う活動。
第2問|中国・朝鮮半島と日本の歴史
問1
(1)ヘ (2)中華人民共和国
遣隋使は隋、白村江の戦いと遣唐使は唐、元寇は元、日明貿易は明、日清戦争は清。1972年の国交正常化の相手は中華人民共和国。
問2
3
年表のAからBの間は米づくりの伝来より前。土器、狩猟用の弓矢、たて穴住居のハ・ヘ・チが該当する。
問3
(1)ロ (2)ハ・ヘ (3)馬
鉄を加工して剣や刀をつくるのが鍛冶。渡来人は大和政権の外交文書にも関わった。馬は戦闘や運搬、耕作に使われた。
問4
ニ
隋の皇帝の立場から見ると、日本の使節が持参した手紙は日本と隋を対等に扱う内容だった。
問5
百済
白村江の戦いで日本は百済の復興を助けようとし、唐・新羅の連合軍と戦った。
問6
イ・ホ
万葉集には農民の暮らしを詠んだ歌がある。口分田を与えられ、稲を租として納めたことも手掛かり。
問7
ニ
遣唐使が海を横断する航路は危険で、遭難することもあった。
問8
モンゴル民族
元はフビライが建てた王朝。設問が求めるのは民族名。
問9
イ
花の御所を建てたのは足利義満。東求堂は足利義政、参勤交代は江戸幕府に対応する。
問10
(1)ハ (2)ロ・ホ
豊臣秀吉は朝鮮に出兵した。明治時代の日朝修好条規は朝鮮に不平等な内容を含み、朝鮮を独立国とした。
問11
増税で戦費を負担したのに、講和条約でロシアから賠償金を得られなかったため。
戦争中の負担と、講和で期待した賠償が得られなかったことの両方を挙げる。
問12
(1)3番目 ト・5番目 ニ (2)ハ
韓国併合(1910年)と日韓国交正常化(1965年)の間に入るのは、米騒動、国際連盟脱退の通告、日中戦争開始、日本国憲法公布、日米安全保障条約調印、日本の国連加盟の順。冷戦の終結は日本の高度経済成長期より後。
問13
ホ
日中国交正常化を記念し、中国から上野動物園にパンダが贈られた。日中平和友好条約は国交正常化より後に結ばれた。
第3問|発電量とエネルギー資源
問1
ニ
①水力、②火力、③風力、④太陽光、⑤地熱。富山県が上位の水力と、大分県が上位の地熱が手掛かり。
問2
あ ハ・い イ・う ロ
成田空港と臨海工業から千葉、造船やタオル、みかんから愛媛、りんごやねぶた祭りから青森と分かる。
問3
オーストラリア
2024年度入試の出題時点について、日本の天然ガス輸入が最も多い相手国を答える。
問4
(1)ハ(森林) (2)水源 長野県・河口 新潟県
森林は雨水を一時的に蓄え、河川へ一気に流れ込むのを抑える。日本で最も長い信濃川は、長野県では千曲川と呼ばれ、新潟県で海に注ぐ。
問5
チ(D・180人/km²)
表の原子力発電量1位は福井県。若狭湾側の形からDを選ぶ。人口密度は設問の2022年度資料に基づく。
問6
再生可能エネルギー
太陽光、風力、地熱など、自然の働きによって繰り返し利用できるエネルギー。
問7
総発電量は8倍以上に増え、原子力や再生可能エネルギーが加わった。火力の割合は49%から83%に上がり、水力の割合は51%から9%に下がった。
設問は四つ以上の変化を求めている。総量、発電の種類、火力の割合、水力の割合を比べる。水力の実量も概算すると、1960年は115497×0.51≒58903、2020年は948979×0.09≒85408(単位は百万kWh)。割合が下がっても実量は増えた。
解き直しの進め方
年表は指定区間に入る出来事を絞ってから並べましょう。統計では、割合の変化と総量から計算した実量の変化を比べましょう。
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