頌栄女子学院中学校 2024年度 第1回 算数の入試問題解説

2026年11月6日

SUSUMU JUKU / 2024 EXAM REVIEW

答えの先に、解ける理由を。

頌栄女子学院中学校・2024年度 第1回 算数

計算と小問集合に続き、代表者の選び方、映画のポイント、積み木、仕切り付き水そうが出題されました。

このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。

第1問|小問集合

この大問で学ぶこと

計算を始める前に共通の条件を探す

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

3

  1. 両端のかっこは8と23。2024÷(8×23)=11なので、20−□×□=11。□×□=9より3。

(2)

173

  1. 求める数に2を足すと5でも7でも割り切れる。35の倍数から2を引いた数が順に並ぶので、5番目は35×5−2。

(3)

1029/10

  1. 条件は343/220と21/50の両方の整数倍になること。分母を最小公倍数1100にそろえると、1715/1100と462/1100。
  2. 分子の最小公倍数は113190なので、113190/1100=1029/10。

(4)

7人

  1. 合計点は30×3.5=105。表で判明している15人の合計は38点。残り15人が全員4点なら60点なので、残りの実際の合計67点との差7点だけ5点の人がいる。

(5)

1400円

  1. 初めの金額をx円とすると、お茶を買った後は6x/7−150円。その2/3がx/2なので、お茶を買った直後は3x/4円。
  2. お茶代150円は(6/7−3/4)x=3x/28。したがってx=1400。

(6)

112枚

  1. 横をn枚とすると縦はn+2枚。縦横を1枚分ずつ伸ばすと増える枚数はn+(n+2)+1=2n+3。
  2. 増えた枚数は余り13枚と不足8枚の和21枚。n=9なので、9×11+13=112枚。

(7)

1200 m

  1. 1回目から2回目までに、2人の進んだ距離の合計はAB間の2倍。2人とも端で折り返すことから、1回目までの合計がAB間の1倍、2回目までの合計が3倍になる。400×6÷2=1200。

(8)

30度

  1. BC=DC、角BCD=26度より角BDC=77度。AC=BC=DC、角ACD=60+26=86度なので角ADC=47度。その差が30度。

(9)

125.6 cm²

  1. 上下の面積の和は(3²−1²−2²)×3.14=12.56。曲面3枚は合計で半円の弧の長さ(1+2+3)×3.14に高さ6をかけ、113.04。合計125.6。

第2問|代表者の選び方

この大問で学ぶこと

同じ組を何度数えたか説明する

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

記述

同じ3人の組を6回ずつ数えたため

  1. 7×6×5は選ぶ順序まで区別する。同じ3人には3×2×1通りの順序があり、代表者の組としては一つなので6で割る。

第3問|映画のポイント

この大問で学ぶこと

最初の交換とその後の周期を分ける

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

6本

  1. 最初の無料鑑賞は7本目。無料でも1ポイント得るため、その後は有料5本と無料1本の6本周期。42本までの無料鑑賞は7、13、19、25、31、37本目。

(2)

4ポイント

  1. 100本まででは無料鑑賞は7本目から97本目までの16回。鑑賞100本で得た100ポイントから、16×6=96ポイントを引く。

第4問|積み木の色ぬり

この大問で学ぶこと

積み木ごとに外に出た面を数える

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

16個

  1. 前列から奥へ、各列に積んだ高さを左から(0,0,1,1)、(1,1,2,1)、(2,2,1,0)、(3,2,1,0)と整理する。
  2. 各段で上下ではなく前後左右の隣を同じ高さで調べ、隣がない側面を1面ずつ数える。上面はその列の一番上だけを加え、底面は数えない。塗られる面が0の積み木は2個なので、18−2=16。

(2)

8個

  1. たとえば最前列の2個は、それぞれ上面と側面2つが塗られる。同じように奥へ数えると、3面が塗られる積み木は各列に2個ずつあり、合計8個。

(3)

4個

  1. 2面が外に出る積み木は前列から順に0、1、1、2個。上からは見えない積み木も側面が出ていれば数える。

第5問|仕切りのある水そう

この大問で学ぶこと

仕切りを越える水量だけを区間ごとに求める

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

ア 12、イ 78

  1. 仕切りまでの体積は24×30×20=14400 cm³。毎分1200 cm³なので12分。
  2. 51分までに全体が水深20 cmになる。横の全長は51×1200÷(30×20)=102 cm。左側24 cmを引くと78 cm。

(2)

32 cm

  1. 流出量は30分48秒=30.8分より92400 cm³。左の区画からは24×30×50=36000 cm³流れ、残り56400 cm³は中央と右の区画から流れる。
  2. 水が流れなくなると、左は空になる。中央は左の仕切りの高さ20 cm、右は中央との仕切りの高さ30 cmで止まる。仕切り間をx cmとすると、中央の水位低下は30 cm、右は20 cm。30×(30x+20(78−x))=56400を解くとx=32。

解き直しの進め方

積み木は各列の高さを、水そうは区画ごとの水位変化を書き出しましょう。

段階取り組むこと確認すること
1|原因を分ける間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分けるどこで手が止まったかを言葉にする
2|解説を閉じる自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか
3|時間を空ける日を改め、類題と合わせて再挑戦する条件が変わっても使える考え方になったか

志望校の過去問を、次の学習計画へ

点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。

記事カテゴリ: 頌栄女子学院中学校対策

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