東京都市大学付属中学校 2025年度第1回 算数の入試問題解説

2026年11月6日

東京都市大学付属中学校の2025年度第1回算数を、全5大問18問に分けて解説します。

大問1 計算・文章題・平面図形と展開図

問1 空欄の逆算

答え 0.15

大かっこは7/6÷(2/27)=15.75。2.1と空欄の和は(20.25−15.75)÷2=2.25なので、空欄は0.15です。

問2 容積の換算

答え 281L

0.92m³=920L、5900dL=590L、49000cm³=49L。920−590−49=281Lです。

問3 本の総ページ数

答え 224ページ

3日目の前は(50+3)×2=106ページ。2日目の前は(106−1)÷(3/5)=175ページ。1日目に残った175に1を加えた176ページが全体の11/14なので、176÷(11/14)=224です。

問4 倍速で見る動画

答え 700秒

1.75倍速と1.25倍速の所要時間は元の4/7と4/5です。元を35等分するとAは20、Bは28。差の8が160秒なので、160÷8×35=700秒です。

問5 子どもの人数

答え 17人

余りが同じなら、94−60=34と145−94=51は人数の倍数です。共通の約数は1と17で、17人なら余りはいずれも9です。

問6 50円のお菓子

答え 5個

80円1個と30円3個で170円の組ができます。合計1950円から組代を引いた残りは50円の倍数なので、組数は5の倍数です。5組だと50円が22個で30円の15個を上回り不適。10組なら50円が5個で条件を満たし、15組では予算を超えます。

問7 半円の斜線

答え 2.28cm²

直径の端をA・B、斜辺と弧の交点をPとします。APとBPは直交します。底辺8cmと30°よりBPは4cm、角BAPが45°なのでAPも4cm。半径の二乗は(4²+4²)÷4=8です。中心角90°の扇形から直角三角形を引き、8×3.14÷4−8÷2=2.28cm²です。

問8 円すいの展開図

答え 弧ABと、A・Bからのひもの直線で囲まれる部分

側面は半径12cm、弧長8πcmの扇形で中心角120°。底面で向かい合うAとBは展開図の弧で60°離れます。Aで切った両端のAを直線で結びます。Bのひもは隣に並べた同じ扇形にある二つのBを直線で結び、元の扇形に入る部分を写します。付属解答の向きでは、左端のAから弧の中点Bまでの弧と、この二つの線で囲まれる部分を塗ります。

大問2 三角形の面積分割

問1 三角形AFPの面積

答え 15/7cm²

CAPとBCPは底辺CPが共通なので高さの比は3:4です。Fは直線CP上にあるので、ABを分けるAF:FBも3:4。AFPはABPの5×3/7です。

問2 三つの三角形の面積の和

答え 251/42cm²

同様にBD:DC=5:3、CE:EA=4:5。BDPは4×5/8=5/2、CEPは3×4/9=4/3。15/7+5/2+4/3=251/42です。

大問3 お好み焼きの材料と枚数

問1 Aで使った肉

答え 8400g

使った肉の比6:7を1枚当たり60gと140gでそれぞれ割ると、枚数比は2:1です。210枚のうちAは140枚なので140×60=8400gです。

問2 2日目のBの枚数

答え 215枚

A・B各200枚から出発します。A7枚とB3枚は肉がともに420g。キャベツは560gと300gなので、A7枚をB3枚に替えるたびに260g減ります。1300÷260=5回替え、Bは200+3×5=215枚です。

大問4 展開図から考える容器の体積

問1 正四面体を切った容器

答え 23倍

一辺6cmの正四面体の4頂点から、一辺2cmの正四面体を切ると、元の面は正六角形、切り口は正三角形です。切り口の一つを開口部とします。元の27個分から4個分を引きます。

問2 容器のふちの形

答え 正六角形

立方体の各頂点から出る3辺の中点を結んで切り落とすと、正方形6面と正三角形8面ができます。立方体の対角線の中点を通る垂直な面で二等分すると、片側に正方形3面と正三角形4面が残り、開口部の6辺は等しくなります。

問3 容器の容量

答え 80/3cm³

正方形8cm²は立方体の一面の半分なので一辺は4cmです。頂点から切る三角すいは垂直な3辺が各2cmで、体積は(2×2÷2)×2÷3=4/3cm³。残りの半分は(64−8×4/3)÷2=80/3cm³です。

大問5 円形に並ぶカードとサイコロ

問1 2回目のカードが1

答え 36通り

1に戻るには1回目と2回目のサイコロの目が同じなので6通り。1で割れば必ず整数で、3回目も6通りです。

問2 2回目のカードが2

答え 15通り

1回目のカードは3〜7の5通りで、そこから2へ戻る目は一つに決まります。3回目のカード3〜8には奇数・偶数が3枚ずつあり、1回目と同じ偶奇なら和が2で割り切れます。5×3=15通りです。

問3 商が整数になる場合

答え 85通り

2回目のカードを固定します。3なら1回目のカードは4〜7で、3回目の4・5・6・7・8・1のうち、和が3の倍数になるものが各2枚で8通り。8なら1回目は2〜6、3回目は1〜6で、和が8になる組が5通りです。カード1〜8の順に36、15、8、7、6、4、4、5通りで、合計85通りです。

解き直しの進め方

  1. 面積比では、共通の底辺と共通の高さを順に探します。
  2. 展開図では、元の立体の面と切り口を分けて考えます。
  3. サイコロは2回目のカードを固定し、和が割り切れる組だけを数えます。

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記事カテゴリ: 中学校別対策

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