雙葉中学校 2025年度 理科の入試問題解説

2026年11月6日

SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW

雙葉中学校・2025年度 理科

音の反射、里山の生物、湿度、金星と系外惑星を扱う全4大問を解説します。問題冊子とあわせてご覧ください。

第1問|音の反射と速さ

問1

③

近い壁では反射音がすぐに戻るため、元の声と重なって聞こえる。

問2

⑤

広い場所の壁までの距離は部屋より長く、山より短い。反射音の遅れも中間になり、声の一部が余韻のように聞こえる。

問3

③

直接音の少し後に同じ音が返る。ピッとその反射音、次にポッとその反射音の順になる。

問4

0.25秒

2種類合わせて毎分240回鳴るので、隣り合う音の間隔は60÷240=0.25秒。

問5

毎秒344m

43mの位置では、最初の音の反射が次の音に重なる。音が往復86mを0.25秒で進むので86÷0.25=344。

問6

86m

同じ種類の音の間隔は0.25×2=0.5秒。往復距離が344×0.5=172mなので、壁までの距離は86m。

第2問|里山の植物・昆虫とクマ

問1

A 呼吸・B 光合成・C 上回る

呼吸で養分を消費し、光合成で養分をつくる。本文の説明では冬に消費量が生産量を上回ると生育に不利になる。

問2

②

クヌギの葉は細長く、縁に先のとがった鋸歯が並ぶ。葉の深い切れ込みとは区別する。

問3

3対の脚が付く、頭部と腹部の間を塗る。

昆虫の脚はすべて胸部に付く。脚の先から付け根をたどり、胸部に当たる範囲を確認する。

問4

③

4県で駆除数の大きさは違うが、年ごとの増減の方向はおおむね一致する。一定の周期は読み取れない。

問5

①・⑥

図2の点線は右目盛りのブナ凶作指数、実線は秋田県の有害駆除数。凶作の年は駆除数も増える傾向がある。本文によると人里に出るクマの栄養状態には個体差がある。

第3問|気化・結露・湿度

問1

(1)気化 (2)A にくい・B ふっとう・C 高く

食塩水中の水は純水より気化しにくく、同じ気圧では沸騰する温度が高い。

問2

①

ふたをしたコップでは、その温度で空気中に存在できる水蒸気量に上限がある。表では温度が高いほど上限が大きい。

問3

空気中の水蒸気が冷えて水滴がついた。

冷えると水蒸気量の上限が下がり、上限を超えた分が水滴になる。設問の20字以内で理由と現象をまとめる。

問4(1)

A 9.2・B 100

25℃の上限23gに0.4を掛けると9.2g。10℃の上限9gを超える分が水滴になり、湿度は100%になる。

問4(2)

85%

初めは17×0.5=8.5g。コップの水が6g減ったので水蒸気量は14.5g。14.5÷17×100=約85.29%を四捨五入する。

問4(3)

95.75g

0.5m³で水蒸気量の上限は17×0.5=8.5g。初めはその半分なので4.25g増えると飽和する。前問と同じ時間では飽和しなければ6gが気化する条件のため、この箱では先に上限に達し、水は100−4.25=95.75g残る。

第4問|金星の満ち欠けと液体の水

問1

(1)④ (2)⑥

南中した上弦の月は右半分が明るい。金星から太陽と地球へ引く線が直角に近い⑥・⑦が半分明るく見える候補。図で太陽が右側にあり、金星の右半分が明るく見える⑥を選ぶ。

問2

A 気体・B 固体・C 小さく・D 低い・E 下がる・F 固体

設問のモデルでは、恒星に近い側では水は気体、遠い側では固体になる。グリーゼ12は太陽より小さく低温。温室効果が弱ければ惑星の表面温度は下がり、水は固体になる。

問3

温室効果

二酸化炭素など、地表から出る赤外線の一部を吸収して地表付近を暖める働きのあるガスを温室効果ガスという。

問4

現在より太陽に近い位置。

太陽が暗かった時代には同じ距離で受け取るエネルギーが小さいので、液体の水を保てる範囲は太陽に近い側へ移る。

解き直しの進め方

音が進む距離が片道か往復かを確かめ、湿度の式では分母がどの温度・体積での水蒸気の上限かを書き込みましょう。

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