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東洋英和女学院中学部 2024年度 A日程 算数入試解説|大問別の考え方と解き直し

2026年11月4日

SUSUMU JUKU / 2024 EXAM REVIEW

答えの先に、解ける理由を。

東洋英和女学院中学部・2024年度 A日程 算数

13題を、計算・面積・割合から円卓の条件整理、移動する図形、人数の分類まで解説します。図の位置関係と文章の条件を式へ変換する手順を確認しましょう。

このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。

第1問|計算

この大問で学ぶこと

帯分数と小数を分数にそろえる

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)

37

  1. 144÷6×2=48、165÷15=11なので、48−11=37です。割り算と掛け算は左から順に計算します。

(2)

1/20

  1. 6÷2.25=8/3、2と5/8÷4.5=7/12なので、丸括弧は25/12です。
  2. 25/12×0.2−1/3=5/12−1/3=1/12。2/15−1/12=1/20です。

第2問|長方形の面積

この大問で学ぶこと

列ごとに幅を求める

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

Aの長さ

8cm

  1. 左列の幅は(84+156)÷20=12cm、右列の幅は20−12=8cmです。
  2. 左上の高さは84÷12=7cm、右下の高さは40÷8=5cm。求める部分は20−7−5=8cmです。

第3問|食塩水

この大問で学ぶこと

後から加えた食塩を引く

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

元の濃度

7.5%

  1. 元の食塩水は500−20−80=400gです。完成後の食塩は500×0.1=50gなので、元は50−20=30g。
  2. 30÷400×100=7.5%です。80gの水は食塩の量を増やしません。

第4問|消しゴムと鉛筆

この大問で学ぶこと

同じ個数にそろえて置き換える

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

消しゴム1個の値段

110円

  1. 消しゴム2個=鉛筆3本+10円なので、消しゴム6個=鉛筆9本+30円です。
  2. 鉛筆14本+30円=1010円から鉛筆は70円。消しゴム2個は70×3+10=220円、1個110円です。

第5問|三角形・正方形・円

この大問で学ぶこと

45度の斜辺から長さをつなぐ

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

影の面積

101.44cm²

  1. 直角二等辺三角形の斜辺は横と縦が同じだけ変わります。上の5cmから最上段の正方形の一辺は5cm、1cmのずれから中央は6cm、下段は5cmと分かります。
  2. 中央の正方形の下は上端から5+5+6=16cm。そこから三角形の下端までは4cmで、円の直径も4cmです。三角形の直角を挟む二辺は20cmです。
  3. 20×20÷2−5²−6²−5²−2²×3.14=101.44cm²。円の4cmを半径として計算しないようにします。

第6問|動く歩道

この大問で学ぶこと

同じ道のりを2通りで表す

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

歩かず乗る時間

6分間

  1. 歩道の速さを毎分v mとすると、長さは2(v+50)=1.5(v+75)です。
  2. 0.5v=12.5からv=25。長さは2×75=150mなので、歩かず乗ると150÷25=6分です。

第7問|野菜の持ち帰り

この大問で学ぶこと

持っていない人に着目する

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

玉ねぎときゅうりを持ち帰った人数

13人

  1. きゅうりは28本なので、きゅうりを持たない人は38−28=10人です。異なる2種類を持つため、この10人は全員、玉ねぎとにんじんを持っています。
  2. 玉ねぎ23個のうち10個を除けば、残る23−10=13人が玉ねぎときゅうりの組です。

第8問|円卓の条件整理

この大問で学ぶこと

2倍・正面・約数を先に使う

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

CとFの好きな番号

C:3、F:6

  1. Bの番号がAの2倍なのでAは1・2・3のいずれかです。Bの正面がEで、Eの番号はAの約数です。
  2. A=1ならB=2・E=5となり約数条件に反します。A=3ならB=6の正面E=3で席が重なります。よってA=2、B=4、E=1です。
  3. 残る3・5・6のうち、D>C+1と、CとDの間が1席という条件を満たすのはC=3、D=5です。F=6と決まります。

第9問|四捨五入の記号

この大問で学ぶこと

丸める前の範囲へ戻す

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1) 入れ子の計算

4

  1. 53÷5=10.6を四捨五入して11。さらに11÷3を四捨五入して4です。内側の記号を先に計算します。

(2) Bの最小と最大

最小28、最大32

  1. B÷5を四捨五入して6になる範囲は5.5以上6.5未満。5倍すると27.5以上32.5未満なので、整数は28〜32です。

(3) 2つの条件を満たすB

28、29

  1. 44÷Bが1.5以上2.5未満となる整数Bは18〜29です。
  2. これと(2)の28〜32の共通部分を取り、28・29を答えます。

第10問|円柱内の四角い水そう

この大問で学ぶこと

断面積とあふれた水量

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1) 円柱の底面積

25.12cm²

  1. 一辺4cmの正方形が円に内接しています。正方形の対角線を直径とし、半径の2乗は(4²+4²)÷4=8。
  2. 円の面積は8×3.14=25.12cm²です。

(2) 外側の水面の高さ

4.6cm

  1. 内側の水そうは底面積16cm²・高さ13cmなので、208cm³で満杯になります。
  2. 残りは250−208=42cm³。外側の4部分を合わせた底面積は25.12−16=9.12cm²です。
  3. 水位は42÷9.12=4.605…cm。小数第2位を四捨五入して4.6cmです。

第11問|余りの条件

この大問で学ぶこと

不足1cmを足して倍数にする

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

紙テープの長さ

155cm、197cm

  1. 6cmずつでは1cm足りないので、長さに1cm足すと6の倍数です。7cmずつでは1cm余るので、長さから1cm引くと7の倍数です。
  2. 150〜200cmで後の条件を満たす155・162・169・176・183・190・197を調べ、さらに1を足して6で割り切れる155・197を残します。

第12問|移動する長方形

この大問で学ぶこと

面積グラフを重なりの幅に戻す

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1) Aの縦

12cm

  1. Aの縦をh cmとすると、向きを変えたBの横もh cmです。最大の重なりはh×h=144なのでh=12cmです。

(2) Aの速さ

毎秒2.5cm

  1. 8秒でAの左端がBの左端に到達し、面積が減り始めます。Bはこのときまだ止まっています。
  2. Aの横20cmを8秒で移動したので、20÷8=2.5cm/秒です。

(3) ア

10.4

  1. ア秒にBが動き始め、16.4秒で重なりがなくなります。最初のBの右端はAの左端から20+12=32cm先です。
  2. Aの移動距離2.5×16.4=41cmのうち、32cmを超える9cmがBの移動距離です。
  3. Bが動いた時間は9÷1.5=6秒。ア=16.4−6=10.4秒です。

第13問|得点と人数

この大問で学ぶこと

条件付きの人数を得点別に分類する

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1) 受験した人数

150人

  1. 0点になる人は問1が×の人と一致し、全体の12%です。5点の16%との差4%が6人なので、全体は6÷0.04=150人です。

(2) 問3が△の人数

54人

  1. 問3○は150×0.08=12人。△をt人とすると、×は1.5t+150×0.02=1.5t+3人です。
  2. 12+t+1.5t+3=150よりt=54人です。

(3) 合計15点の人数

24人

  1. 0点18人、5点24人、20点12人です。残る96人は10点か15点です。
  2. 全員を10点と仮定すると合計は5×24+20×12+10×96=1320点。実際は9.6×150=1440点です。
  3. 差120点は15点の人1人につき5点なので、120÷5=24人です。

解き直しの進め方

第8問は条件を一つずつ検証、第9問は丸める前の範囲、第12問はグラフの折れ点の意味、第13問は得点別の人数に整理して解き直します。

段階取り組むこと確認すること
1|原因を分ける間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分けるどこで手が止まったかを言葉にする
2|解説を閉じる自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか
3|時間を空ける日を改め、類題と合わせて再挑戦する条件が変わっても使える考え方になったか

志望校の過去問を、次の学習計画へ

点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。

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