2026年10月30日
SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW
答えの先に、解ける理由を。
浦和実業学園中学校・2025年度 第1回午前・4科型 理科
各大問の主要設問を、原問題の図・表・実験条件に沿って解説します。計算は式の意味、記述は原因と結果を確認しながら読み進めてください。
このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。
第1問|地震の観測と速報
この大問で学ぶこと
初期微動継続時間から距離と時刻を求める
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1・問2
震度・マグニチュード/B
- 震度は観測地点の揺れの強さ、マグニチュードは地震自体の規模です。S波による主要動は図のBです。
問3
あ128km/い16時10分52秒
- Xの初期微動継続時間は11分02秒−10分46秒=16秒。問題の式より16×8=128kmです。
- Yでは168÷8=21秒なので、主要動の16時11分13秒から21秒戻して16時10分52秒です。
問4
不適切:②・③
- 緊急地震速報は発生した地震の初期微動を検知して伝える仕組みです。すべての小さな地震を警報するものではありません。
- 震源に近い場所では主要動までの時間が短く、知らせる前に強い揺れが来ることもあります。
第2問|共生と食物連鎖
この大問で学ぶこと
食べる・食べられる関係を矢印で整理する
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1〜問3
天敵から守ってくれる/ア/食物連鎖
- クマノミはイソギンチャクに守られ、一方でその敵を追い払います。双方に利益がある関係を探すと、アリとアブラムシが該当します。
- 食べる・食べられるつながりを食物連鎖といいます。
問4
エ→ア→ウ→イ→オ
- バッタ→カエル→ヘビ→イタチ→タカの順です。問題では食べられる側を左に置く指定があります。
問5
Bが減るとCが増え、Aが減る。その後Bが増え、Aも増える方向に変化する
- CはBに食べられ、BはAに食べられます。Bが減る直後はCの捕食が減り、Aはえさ不足になります。
- Cが増えてAが減るとBが増えやすくなり、Bの回復に伴ってAも増えます。直後の変化と、その後の変化を分けて書きます。
第3問|亜鉛と塩酸の反応
この大問で学ぶこと
反応の限界をグラフの折れ曲がりで見つける
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1・問2
水素/13.0mL
- 亜鉛と塩酸で発生する気体は水素です。上下逆になったメスシリンダーは数字の増える向きを確認し、液面を目盛りに合わせて読みます。
問3・問4
グラフは0.5g・0.6gで166mL/過不足なく反応する亜鉛0.45g
- 0.1gで37mL、0.2gで74mLなど、初めはほぼ比例します。しかし0.5g以降は166mLで増えません。
- 比例部分を延ばして166mLの水平線との交点を読むと約0.45g。0.5gをそのまま答えないのがポイントです。
問5・問6
亜鉛が一部残る/い・う
- 0.6gでは塩酸が先に尽きるため、余った亜鉛は反応せず残ります。
- 0.5g・0.6gでは溶けた亜鉛がどちらも約0.45gで同じです。上澄み液の同量を蒸発させたときの固体量も同じで、0.4gの場合より多くなります。
第4問|浮力のグラフと対照実験
この大問で学ぶこと
ばねばかりの減少分を浮力として読む
解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。
問1〜問3
50g/1.5cm/20g
- 水に入る前の値50gが物体の重さです。40gの水平線とグラフの交点は下端が水面下1.5cmの位置です。
- 全体が水中に入ると読みは30gで一定。浮力は50−30=20gです。30gを浮力としないようにします。
問4・問5
A・D・E/ウ(体積)
- 形だけを変えるには重さ60g・体積20cm³をそろえたA・D・Eを比較します。
- 結果は形や重さが違っても体積20cm³なら20g、10cm³なら10gです。沈んでいる部分の体積との関係を読みます。
問6
同じおもりを使い、水と食塩水で浮力を測って比べる
- 液体の種類だけを変え、物体と沈める体積をそろえます。物体まで変えると、どの条件が差を生んだのか判断できません。
解き直しの進め方
変えた条件とそろえた条件を分け、表やグラフのどの値から結論を出したかを説明しましょう。計算問題は単位をそろえてから解き直します。
| 段階 | 取り組むこと | 確認すること |
|---|---|---|
| 1|原因を分ける | 間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分ける | どこで手が止まったかを言葉にする |
| 2|解説を閉じる | 自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す | 答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか |
| 3|時間を空ける | 日を改め、類題と合わせて再挑戦する | 条件が変わっても使える考え方になったか |
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