獨協中学校 2025年度 第1回 理科入試解説|大問別の考え方と解き直し

2026年10月30日

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SUSUMU JUKU / 2025 EXAM REVIEW

答えの先に、解ける理由を。

獨協中学校・2025年度 第1回 理科

第1回理科の主要設問を解説します。実物写真のスケッチを除き、中和の濃度変化、電気料金の条件、太陽と影の関係を途中式から確認します。

このページは問題冊子と一緒に読む解説です。問題文・原図の転載はせず、進塾独自の解説を掲載しています。

第1問|落花生と共生

この大問で学ぶこと

比較する重さと、双方の利益を確認する

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(2)〜(4)

ウ/33粒/例:アリとアブラムシ

  1. マメ科の蝶形の花を選ぶのでウです。本文のエネルギーは米100g当たり300kcal、落花生100g当たり600kcalです。
  2. 米66gは198kcalなので、落花生は33g必要です。10粒10gで1粒1gなので33粒。相利共生の例では、アリは甘い液を得てアブラムシを敵から守ります。

第2問|中和と希釈

この大問で学ぶこと

濃度と体積の積で溶質をそろえる

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)〜(3)

青・黄/1.2倍/12mL

  1. 塩酸が12mL未満ならアルカリ性で青、超えると酸性で黄です。12mLで中性の緑になります。
  2. 中和する体積比は12÷10=1.2倍。50倍に薄めた液50mLと、10倍に薄めた液10mLは、含む元の液がいずれも1mL分なので、必要な塩酸は12mLです。

(4)・(5)

青/塩酸2mL

  1. 薄める前の水酸化ナトリウム水溶液10mLには、元の濃さの塩酸120mLが必要です。10倍濃い塩酸なら12mLに当たります。
  2. 10mLしか加えていないのでアルカリ性の青です。追加する10倍濃い塩酸は12−10=2mLです。

(6)・(7)

ウ/ア

  1. 塩酸とアンモニア水も酸とアルカリとして中和し、BTBの色だけなら同じ変化になり得ます。
  2. アンモニア水には特徴的なにおいがあるため、取り違えが分かります。食塩の立方体やミョウバンの正八面体ができる組み合わせとは区別します。

第3問|消費電力と料金

この大問で学ぶこと

電力と電力量の単位を分ける

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)〜(5)

アンペア・1000/イ・オ・キ/1500W/ウ/エ

  1. 1A=1000mA。主に熱を使うのはアイロン・トースター・ドライヤーです。ドライヤーは100V×15A=1500Wです。
  2. 家庭の電気器具は並列につながり、電流の合計を考えます。30Aは100Vで3000Wに相当し、トースター1200+掃除機1000+アイロン1400=3600Wのエが超えます。

(6)・(7)

例:白熱電球は光以外に多くの熱を出すため。/28.8kWh

  1. 同じ明るさでも、電気が全て光になるわけではありません。白熱電球は熱として出る割合が大きいことを理由にします。
  2. 冷蔵庫は0.04kW×24時間×30日=28.8kWhです。WとkW、電力と使用時間を掛けた電力量を区別します。

(8)・(9)

200kWh/300kWhより多いとき

  1. A社で120kWhまでの料金は1200+120×20=3600円。残り2400円は30円/kWhなので80kWh、合計200kWhです。
  2. 120kWhを超える範囲で、Aは30x、Bは3000+20xです。Bが安くなるのは3000+20x<30x、x>300kWhです。

第4問|太陽と棒の影

この大問で学ぶこと

太陽の高さと影の長さを反対に考える

解き直しの到達点使った条件と結論のつながりを、解説を閉じて説明できること。

(1)〜(3)

ア・北A/西B/影の先端と棒の先端を結ぶ角/イ

  1. 東京の南中時の太陽は南にあり、影は北を向きます。太陽高度は、影の先端から棒の先端を見上げる地面との角です。
  2. 秋分と春分の南中高度はほぼ同じで、夏至は高く影が短く、冬至は低く影が長くなります。

(4)〜(7)

45度/ウ・エ/イ/イ

  1. 棒の高さと影がともに10cmなら、直角二等辺三角形なので太陽高度45度です。春秋分より低いので秋分〜冬至、冬至〜春分が該当します。
  2. 秋分の南中2時間前の影は北西側で、北方向の成分が南中時とそろうイです。年間で最も短い影は夏至の南中時にできます。

解き直しの進め方

同じ濃さ・同じ量とは限らないことを読み、表の単位や比較する時点を書き添えて復習してください。

段階取り組むこと確認すること
1|原因を分ける間違えた問題を、知識・条件や根拠の読み違い・説明の不足に分けるどこで手が止まったかを言葉にする
2|解説を閉じる自分で根拠・図表・式・答案を組み立て直す答えだけでなく、その根拠や判断の理由を説明できるか
3|時間を空ける日を改め、類題と合わせて再挑戦する条件が変わっても使える考え方になったか

志望校の過去問を、次の学習計画へ

点数だけでは、次に何を直すべきかは決まりません。進塾では、解き方・答案の根拠・つまずいた箇所を確かめ、授業と家庭で取り組む内容を整理します。集団コース・個別指導のご相談を承ります。

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