2026年8月19日
予習シリーズ社会5年上の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5上第7回 結び付く人・物・情報】
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目次
1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力
予習シリーズ5年上第7回のテーマは「結び付く人・物・情報」です。輸送の学習がメインとなる単元で、入試での出題頻度自体はさほど高くありませんが、鉄道輸送における新幹線の路線名・駅名や、航空輸送における路線データなど、細かい部分でちらほらと出題される知識が含まれています。また、通信の発達については歴史分野の学習内容ともつながってくるため、地理と歴史をまたいで理解しておきたい単元でもあります。
【本記事を読むメリット】
この記事を読むことで、各輸送手段のメリット・デメリットを整理して覚えられるようになるとともに、新幹線の路線名や分岐点、通信の発達の歴史の流れを一気に押さえられるようになります。基本的な用語の意味をしっかり理解しておくことが、この単元の得点力アップにつながります。
2. 人と物を結ぶ交通網:輸送手段ごとの特徴と新幹線
◆国内の輸送量の変化を押さえる
予習シリーズ66ページのグラフでは、国内の輸送量がどのように変化してきたかが示されています。ここでのポイントは、貨物輸送(物を運ぶ輸送)と旅客輸送(人を運ぶ輸送)を分けて考えることです。かつて(1965年頃)は貨物輸送・旅客輸送のいずれも鉄道が中心でしたが、高速道路や新幹線、空港の整備が進んだことで、現在では貨物輸送・旅客輸送ともに自動車が中心となっています。これは、都会だけでなく田舎の視点でも自動車の普及が進んだことが背景にあります。このグラフの内容は暗記が必要な重要データです。
🚃 各輸送手段のメリット・デメリット
鉄道輸送:時刻通りに届けられるという利点があり、環境にもやさしい一方、積み替えに時間がかかるという欠点があります。
自動車輸送:目的地まで直接運べる利点がありますが、渋滞で時間通りに進まないことがあるほか、ガソリンなどの化石燃料を使うため環境への負荷が大きいという欠点があります。
航空輸送:人だけでなく貨物も運べますが、輸送費が高いため、医薬品や電子部品のような小さくて高価なものが主な輸送品目になります。
海上輸送:一度に大量の物を運べる利点がありますが、時間がかかるという欠点があります。
それぞれの輸送手段の良いところを組み合わせて効率よく輸送する仕組みをモーダルシフトといいます。用語として必ず覚えておきましょう。
◆新幹線の路線名と分岐点
旅客輸送の花形といえる新幹線については、路線名を一通り覚える必要があります。北海道新幹線、秋田新幹線、東北新幹線など、それぞれの路線名に加えて起点と終点も押さえておくと安心です。例えば東北新幹線であれば、起点は東京、終点は新青森です。
さらに一歩進んだ知識として、新幹線同士の分岐点も出題されることがあります。東北新幹線から山形新幹線が分岐するのは福島駅、東北新幹線と上越新幹線が分かれるのは大宮駅、上越新幹線と北陸新幹線が分かれるのは群馬県の高崎駅です。細かい知識に見えますが、意外と出題されるポイントなので、しっかり押さえておきましょう。なお、現在建設が進められているリニア中央新幹線は、東京(品川)と名古屋を約40分で結ぶ予定の高速鉄道として、用語だけでも覚えておく必要があります。
◆主な高速道路と航空路線
自動車輸送に関連して、主な高速道路の名前も押さえておきましょう。中央自動車道、東北自動車道、関越自動車道、名神高速道路、東名高速道路が代表例です。関越自動車道は関東と越後(新潟県)を、名神高速道路は名古屋と神戸を、東名高速道路は東京と名古屋を結ぶ、という結び付きで覚えると整理しやすくなります。
航空輸送については、主な航空路線の旅客輸送量で東京-札幌の便が最も多いというデータが重要です。次いで東京-福岡の便が多くなっています。この1位のデータは知識として確実に押さえておきましょう。海外との交通では、羽田空港と成田空港が重要な空港で、成田空港は輸出額・輸入額の合計が日本一という特徴があります。また、多くの路線が集中し乗り継ぎに便利な空港のことをハブ空港と呼びます。あわせてLCC(格安航空会社)という用語も押さえておくとよいでしょう。海上輸送では、規格が世界共通で決められた箱に製品を積んで運ぶコンテナ船や、石油を運ぶタンカーなどの大型船が活躍しています。
3. 情報を結ぶ通信の発達と情報化社会の課題
◆通信の発達の歴史を順番で押さえる
通信の発達は、個人と個人のやり取りと、多くの人々への情報伝達の2つの流れに分けて、時代の順番で整理すると覚えやすくなります。個人間の通信は、のろし(煙を上げて情報を伝える方法)から始まり、江戸時代には手紙を運ぶ飛脚が発達しました。そして1871年(明治時代)に郵便制度が整えられ、誰でも気軽に連絡が取れるようになり、その後電話も登場しました。
📰 多くの人々への情報伝達も時代順に
多くの人々への情報伝達は、江戸時代の瓦版(新聞のようなもの)から始まり、明治時代になると本格的な新聞が発行されるようになりました。その後、大正時代の1925年にはラジオ放送が始まり、戦後の1953年にはテレビ放送が始まって、後にカラー放送も実現しました。
「個人間の通信:のろし→飛脚→郵便制度→電話」「多くの人々への情報伝達:瓦版→新聞→ラジオ→テレビ」という2つの流れを、時代の順番とセットで覚えておきましょう。この歴史の流れは、社会科の歴史分野の学習内容ともつながる部分です。
◆情報化社会のメリットと課題
現代の通信については、インターネットやスマートフォンの普及によって、支払いの際に現金を使わずに済む電子マネーの仕組みなど、生活が便利になった具体例を押さえておきましょう。また、電子カルテのように医療の現場で情報通信技術(ICT)が活用される例や、SNSなど身近な用語も出題される可能性があります。
一方で、情報化社会には課題もあります。個人情報を守る権利としてプライバシーの権利があり、近年ではインターネット上に一度公開された情報がいつまでも残ってしまう問題を背景に、忘れられる権利という考え方も注目されています。また、たくさんの情報の中から正しい情報かどうかを判断し、必要な情報を選んで取り出して活用する力のことをメディアリテラシーといいます。あわせて、コンピューターウイルスのような情報化社会特有のリスクについても用語として押さえておきましょう。
◆観光立国日本と多言語対応
最後に、外国から日本を訪れる観光客のことをインバウンドと呼びます。観光立国を目指す日本では、外国人にも分かりやすいように、駅のナンバリングや、文字を使わず意味を伝えるピクトグラム、日本語・英語に加えて中国語や韓国語(ハングル)などの多言語表示、イスラム教徒(ムスリム)の人々が安心して食事できるようにする配慮など、さまざまな工夫がなされています。こうした具体例も、用語とセットでイメージしながら覚えておくとよいでしょう。
4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)
今回学習した「結び付く人・物・情報」は、輸送(交通)と通信という2つの大きなテーマから成り立っています。輸送については各輸送手段のメリット・デメリット、新幹線の路線名や分岐点、主な高速道路や航空路線のデータを、通信については個人間・多人数向けそれぞれの発達の歴史の流れを押さえることが得点力につながります。ピクトグラムのような身近な話題も、オリンピックなどの社会的な出来事と関連して出題される可能性があるため、読み物として楽しみながら理解しておくとよいでしょう。
📺 動画インデックス:各回の解説へ直行
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| 学習回 | 主なテーマ | 解説を再生する |
|---|---|---|
| 第7回 | 結び付く人・物・情報 | ▶ 再生開始 (27:26〜) |
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