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【予習シリーズ5年下 第13・14回】理科「生命の誕生・電流と抵抗」攻略ガイド

2026年6月15日

【予習シリーズ5年下 第13・14回】理科「生命の誕生・電流と抵抗」攻略ガイド【進塾】

【予習シリーズ5年下 第13・14回】理科攻略ガイド

〜動物の進化過程を理屈で結び、電気の「渋滞ルール」を完全イメージする〜

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1. はじめに:暗記の生物と計算の物理、対照的な2単元

5年生下巻の第13回「生命の誕生」は、これまで4年生から春・夏・秋・冬と季節ごとに学んできた動植物の知識や、呼吸・消化などの「動物分野の総まとめ」となる回です。これまでに学習してきた知識の点と点を繋ぎつつ、入試で狙われやすい未修範囲(生存率の計算や人の誕生など)を補完していく内容となっています。
一方、第14回「電流と抵抗」は、4年生下巻で学習した電気の知識をベースに、より複雑な回路図の読み取りや電流の「計算」がプラスされる物理分野の基礎固めです。この直後の第16回には、5年生の大きな山場である「電流と磁界」が控えているため、ここで電流の流れるルールを頭の中で確実に「イメージ」できるようにしておく必要があります。

生物分野は「なぜそのように進化したのか」という理屈と関連付けること、物理分野は「電気の渋滞」を頭の中でビジュアル化することが、単なる丸暗記から脱却し、応用問題に対応するためのカギとなります。

2. 【第13回】生命の誕生(進化と受精・生存戦略)

この回では、魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類という「脊椎動物の5分類」を中心に、生物の増え方や生存戦略を学びます。セクションごとに内容が飛び飛びに感じるかもしれませんが、どれも入試頻出の重要なテーマです。

オスとメスの違い(鳴くのはどちらか?)

動物のオスとメスの見分け方は、基本的には「オスが目立ち、メスが目立たない」というルールに集約されます。メスにアピールするためにオスは派手な色や形をしていることが多く、逆にメスは卵を産み育てるために天敵に見つかりにくい地味な姿をしています。

形や色で分かりにくい昆虫などの場合、特別な器官の有無で判断します。例えば、スズムシのメスには卵を産むための「産卵管」があり、アブラゼミのオスには鳴くための「腹弁」があります。「セミやスズムシで鳴くのはどちらか?」という問題は頻出ですが、これも先ほどのルールに当てはめればすぐに分かります。鳴くことで天敵に見つかるリスクが高まるため、卵を産む大切な役割を持つメスは鳴かず、命懸けでアピールしたいオスだけが鳴くようになっているのです。

進化の過程と「増え方」のリンク、およびメダカの重要性

💡 丸暗記ではなく「生活環境」から逆算して分類する

脊椎動物の5分類について、「どれが体外受精で、どれが体内受精か」「呼吸方法は何か」をただ暗記するのではなく、生物が水中から陸上へと進化していった過程をイメージしてください。

  • 水中で生活する生物(魚類・両生類): 水の中に卵と精子を放つため「体外受精」になります。水の中なので卵が乾燥する心配がなく、硬い殻はありません。呼吸もエラ呼吸が基本です(両生類の成体を除く)。
  • 陸上で生活する生物(爬虫類・鳥類・哺乳類): 陸上では精子が泳げないため、メスの体内で受精させる「体内受精」に進化しました。また、陸上での乾燥から卵を守るために「硬い殻」を持つようになり、呼吸は完全に肺呼吸へと移行します。

このように、生活する基準(水か陸か)によって体のつくりが変わるという理屈を押さえておきましょう。
また、テキスト123ページにある「メダカの誕生」は、入試問題でピックアップされる生物の筆頭です。産卵の条件(水温や日照時間)や飼育方法、オスメスのヒレの違いなどは、どの中学校でも頻繁に問われるため、メダカの生態については完璧に仕上げておいてください。

産卵数と生存率の計算・人の誕生

知識問題だけでなく、「生存率の計算」が出題されることがあります。絶滅しないためには最低でも何個の卵から何匹が大人(オスとメスの1ペア)になれば良いのか、といった計算の処理方法を演習を通して身につけましょう。
有名な例として、「マンボウは一度に約2億個の卵を産む」という話があります。2億個も産むのになぜ海はマンボウだらけにならないのでしょうか?それは、卵が非常に小さく、また親が卵を守らないため、成長する前にそのほとんどが他の生物に食べられてしまうからです。逆に、親がしっかり卵や子供を守る動物(鳥類や哺乳類)は、産む数が少なくなります。

最後に「人の誕生」についてですが、男子校・女子校・共学を問わず頻繁に出題されます。
卵子(約0.14mm)と精子(約0.06mmで卵子の半分以下)の大きさの違いや、受精から誕生までの約38週(266日)という期間、そして誕生時の赤ちゃんの平均身長(約50cm)と体重(約3000g)など、具体的な数値を含めた正確な知識を確実に入れておいてください。

3. 【第14回】電流と抵抗(直列・並列とショートの仕組み)

この回では、回路図を見て電流の大きさを計算することが求められます。「直列つなぎ」と「並列つなぎ」という言葉をただ覚えるだけでなく、電気がどのように流れているのかを頭の中でイメージ化することが、応用問題に対応するための最大のカギとなります。

豆電球は「車の渋滞」、並列は「省エネ」で考える

💡 電気を「渋滞を通る車」に例えて理解する

豆電球の中にあるフィラメント(タングステンという金属)は、電気が非常に通りにくい「狭い道」です。ここを通り抜けようとすると、電気の粒は必ず「渋滞」を起こします。

  • 直列つなぎの場合: 豆電球が2個、3個と一直線に繋がっていると、電気は「渋滞の道」を何度も連続して通らなければなりません。通り抜けるのが嫌になってしまうため、流れる電気の全体量が減り(1/2倍、1/3倍…)、結果的にすべての電球が暗くなります。
  • 並列つなぎの場合: 道が枝分かれしているため、どの道を通っても「渋滞は1回だけ」で済みます。そのため、どこを通っても電気の量は減らず(それぞれに1の電流が流れる)、明るさは変わりません。そして、乾電池に帰ってくる時には合流して「たくさんの電流」になります。

※テキスト133ページの回路図において、偏差値50を目指す子は(ア)〜(エ)の基本的な回路図を確実にマスターし、偏差値55以上を目指す子は(オ)や(カ)の複雑な回路図でも電流の量が計算できるように演習を重ねましょう。

スイッチのある回路と「ショート」の理屈

回路図でよくつまずくのが、「道は繋がっているのに豆電球が消えてしまう(点線で描かれる)パターン」です。この理由を本人が自分の言葉で説明できるかどうかが、電流の理解度を測るバロメーターになります。

導線(ただの線)は、電気にとって一瞬で通れる高速道路です。電流には、「豆電球(渋滞の道)を通るルート」と、「豆電球を通らずに導線だけで帰れるルート」の2つの分かれ道があった場合、全員が「渋滞がない楽な道(導線だけのルート)」を選んで一瞬で駆け抜けてしまうという性質があります。
結果として、豆電球の方には電気が一滴も流れず、電球は消えたままになります。この状態を「ショート」と呼びます。スイッチを切り替えるごとに、電気がどのルートを選ぶのかを1本ずつペンでなぞりながら確認する作業を怠らないようにしてください。

電熱線と発熱のルール

後半では、豆電球が「電熱線」に変わります。名前が変わると子供は混乱しがちですが、「電熱線=豆電球と同じ、電気が通りにくくて渋滞する場所」だと伝えてあげてください。理屈は全く同じです。

  • 長さが長くなる: 渋滞の距離が長くなるため、電気はより通りにくく(流れる量が少なく)なります。
  • 太さ(断面積)が大きくなる: 渋滞の道幅が広がり2車線、3車線になるイメージです。道が広いので電気はスイスイ通りやすくなります。

また、電熱線から発生する熱(上昇する温度)は、「電流を流す時間」と「流れる電流の大きさ(量)」にきれいに比例します。電流が2倍になれば温度も2倍になり、時間が2倍になれば温度も2倍になります。この比例関係を使った計算問題が入試では合否を分けるため、一問一答の知識確認だけでなく、計算演習の量をしっかりと確保しておきましょう。

4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)

第13回は「なぜそういう仕組みになっているのか」という進化の過程や生存環境の理屈を結びつけること。第14回は「豆電球は渋滞」「電気は楽な道を選ぶ」といったイメージを頭の中に描きながら、複雑な回路図を冷静に計算で処理する力が問われます。それぞれの単元の特性に合わせたアプローチで、確実な得点源へと育てていきましょう。

📺 動画インデックス:各回の理科解説へ直行

以下の表の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、動画内の理科の解説が始まる秒数から直接再生されます。

学習回 主なテーマ 解説を再生する
第13回 生命の誕生(オスとメスの違い・脊椎動物の進化と分類) ▶ 再生開始 (23:32〜)
第14回 電流と抵抗(直列並列の計算・スイッチの回路・電熱線) ▶ 再生開始 (17:52〜)

※YouTubeアプリまたはブラウザが起動し、指定の時間からご視聴いただけます。

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