予習シリーズを使用した5年生の勉強法

2026年6月8日

中学受験4年生|予習シリーズの使い方

予習シリーズ4年生の勉強法|上巻・下巻・夏期講習・週テストの使い方

中学受験の4年生は、本格的な受験勉強の入口です。5年生・6年生のように難問を大量に解く時期ではありませんが、ここで学習習慣、計算力、漢字・語彙、読解の基本、理科・社会への向き合い方を整えておくことが、後の伸びにつながります。

予習シリーズ4年生では、「授業を受けたら終わり」ではなく、毎週の内容を家庭で解き直し、総合回で確認し、次の単元へつなげる流れを作ることが大切です。この記事では、4年上巻・下巻の使い方、週ごとの学習サイクル、夏期講習の位置づけ、科目別の勉強法を、進塾の指導経験をもとに解説します。

この記事でわかること

  • 予習シリーズ4年上巻・下巻の使い方
  • 4年生で身につけたい学習習慣
  • 週テスト・総合回の復習方法
  • 夏期講習を下巻につなげる考え方
  • 算数・国語・理科・社会の科目別勉強法
  • 5年生で困らないための家庭学習管理

予習シリーズ4年生で大切なのは「先取り」より「学習の型」です

4年生の学習で最も大切なのは、難しい問題をどんどん先に進めることではありません。毎週の授業内容を理解し、家庭で解き直し、間違いを直し、次の週につなげる学習の型を作ることです。

4年生のうちは、点数だけを見て一喜一憂するよりも、どのような姿勢で学習できているかを確認しましょう。特に、計算・漢字・音読・解き直しを継続できるかが、5年生以降の大きな差になります。

1. 毎週の学習リズムを作る

授業、宿題、解き直し、週テスト、総合回の流れを決めます。学習時間の長さよりも、決まった順番で進めることが大切です。

2. 基礎を正確にする

算数の計算、国語の漢字・語彙、理社の基本知識を毎週積み上げます。4年生は、基礎を雑に進めないことが重要です。

3. 解き直しの方法を覚える

答えを写すだけではなく、どこで間違えたか、次は何を見ればよいかを確認します。解き直しの質が成績を左右します。

進塾でよく見る失敗例: 4年生のうちから発展問題や難問ばかりに時間を使い、計算・漢字・基本問題の定着が浅くなるケースがあります。4年生では、難問をたくさん解くことよりも「基本を自力で再現できること」を優先しましょう。

※予習シリーズ4年生の使用時期・教材構成については、四谷大塚公式サイトの4年生教材情報も確認しておくと安心です。四谷大塚 4年生向け教材

予習シリーズ4年生の週ごとの勉強サイクル

4年生では、一週間の学習の流れを安定させることが大切です。授業の直後に何をするか、週テスト前に何を確認するか、総合回でどこまで戻るかを決めておくと、家庭学習が回りやすくなります。

基本の学習サイクル

  1. 予習で内容を軽く見る
  2. 授業で考え方を理解する
  3. 基本問題を解き直す
  4. 週テスト前に確認する
  5. 総合回で戻る
タイミング やること 家庭での注意点
授業前 予習シリーズ本文や例題に軽く目を通します。 完璧に理解する必要はありません。授業で何を聞くかを明確にします。
授業当日 先生の説明、図の書き方、考え方の流れを確認します。 ノートをきれいに写すことより、どこで考え方が変わるかを意識します。
授業後1〜2日 例題・基本問題・授業で扱った問題を解き直します。 解説を見ずに手が動くかを確認します。
週テスト前 間違えた問題と基本事項をもう一度確認します。 新しい問題を増やしすぎず、解き直しを優先します。
総合回 4週分の内容をまとめて確認し、苦手な単元を記録します。 点数だけでなく、どの単元が抜けているかを確認します。
注意: 4年生は、保護者が学習を管理しすぎても、自分任せにしすぎても崩れやすい時期です。最初は一緒に丸つけ・解き直しを確認し、少しずつ自分で学習を進められる形へ移行しましょう。

予習シリーズ4年上巻の使い方

予習シリーズ4年上巻は、主に小学3年生2月から小学4年生7月までに使用する教材です。中学受験の学習が本格的に始まる時期なので、最初から完璧を求めすぎず、学習のリズムと基礎の理解を整えることを優先します。

4年上巻では、算数・国語・理科・社会の学習量が増えます。特に算数は、計算だけでなく文章題や図形の考え方が出てくるため、「式だけで解く」のではなく、図や表に整理する練習を始めましょう。

4年上巻で優先すべきこと

優先事項 具体的にやること 注意点
計算の習慣化 予習シリーズ計算などを使い、短時間でも毎日取り組みます。 速さよりも、まずは正確さを重視します。
基本問題の解き直し 授業で扱った問題、例題、基本問題を自力で解き直します。 答えを覚えるのではなく、解き方を再現できるかを見ます。
漢字・語彙の積み上げ 漢字とことばを毎週進め、読解の土台を作ります。 読める・書ける・意味がわかる状態を目指します。
理科・社会への興味づくり テキストの図、写真、地図、表を見ながら、身近な例とつなげます。 暗記だけにせず、「なぜそうなるのか」を話せるようにします。
総合回の活用 4週分の学習を振り返り、弱い単元を記録します。 総合回は点数確認ではなく、復習すべき内容を見つける回です。
上巻の使い方

「わかったつもり」を防ぐ

4年上巻では、授業中にわかったように見えても、家庭で解き直すと手が止まることがあります。授業当日または翌日に、同じ問題を解説なしで解けるか確認しましょう。

保護者の関わり方

丸つけ後の声かけが重要

間違いを責めるのではなく、「どこで迷ったか」「次は何を書けばよいか」を一緒に確認します。4年生では、解き直しのやり方を教えることが大切です。

4年生の夏期講習は、下巻への橋渡しです

4年生の夏は、上巻の復習だけでなく、9月以降の下巻に進むための準備期間です。特に算数は、4年下巻へ入る前に夏期講習教材で確認しておきたい内容があります。

夏休みは時間があるように見えますが、旅行や行事で学習リズムが崩れやすい時期でもあります。毎日の計算・漢字を止めず、上巻で間違いが多かった単元を優先して復習しましょう。

夏期講習で意識したいこと

目的 やること 家庭での確認ポイント
上巻の弱点補強 上巻で間違いが多かった単元を、例題・基本問題まで戻って復習します。 どの単元で手が止まるかを記録します。
計算力の維持 毎日短時間でも計算練習を続けます。 ミスの原因を、筆算ミス・読み違い・途中式不足に分けます。
下巻への準備 夏期講習教材を使い、下巻に入る前の前提知識を整理します。 新しい内容を急ぐより、基本を確実にします。
読解・語彙の継続 漢字とことば、短い読解、音読を継続します。 夏に国語を止めると、秋以降の読解で負担が大きくなります。
理社の整理 図・地図・表を見ながら、基本用語を確認します。 丸暗記だけではなく、身近な例とつなげます。
夏のポイント: 4年生の夏は、勉強量をただ増やす時期ではありません。上巻の穴を埋め、計算・漢字の習慣を止めず、下巻に入っても学習リズムが崩れない状態を作ることが大切です。

予習シリーズ4年下巻の使い方

予習シリーズ4年下巻は、主に小学4年生9月から小学4年生1月までに使用する教材です。下巻では、上巻よりも内容が少しずつ複雑になり、5年生で本格化する単元の土台が作られていきます。

4年下巻で大切なのは、点数を急に上げようとして発展問題ばかり解くことではありません。基本問題を自力で解ける状態にし、総合回で抜けを見つけ、5年生に持ち越さないことです。

4年下巻で優先すべきこと

科目 下巻で重視する内容 家庭学習のポイント
算数 文章題、図形、数の性質、規則性などを、図や表に整理して考えます。 式だけで済ませず、考え方を説明できるか確認します。
国語 説明文・物語文の読み方、選択肢の比較、語彙を強化します。 本文のどこを根拠にしたかを説明できるようにします。
理科 生物・地学・物理・化学の基本を、図や実験とつなげて理解します。 用語暗記だけでなく、現象を言葉で説明する練習をします。
社会 地図、地域、産業、資料の読み取りを少しずつ積み上げます。 地名や用語を、地図・写真・グラフと一緒に確認します。
注意: 4年下巻で点数が不安定になっても、すぐに「能力が足りない」と考える必要はありません。学習量の増加、解き直し不足、計算・漢字の継続不足など、原因を分けて確認することが大切です。

科目別|予習シリーズ4年生の勉強法

4年生では、科目ごとに目標を分けることが大切です。算数は考え方と計算、国語は語彙と読解、理科・社会は興味と基本知識を積み上げます。

算数の勉強法

4年生の算数は、5年生以降の土台です。計算力だけでなく、文章題を読んで図にする力、条件を表に整理する力、図形に書き込む力を少しずつ育てます。

手順 やること 確認ポイント
1 例題で考え方を確認する 式だけでなく、図や表を見て理解できるか
2 基本問題を自力で解く 解説を見ずに最後まで進められるか
3 間違えた問題を解き直す どこで間違えたかを言葉にできるか
4 類題で確認する 同じ考え方を別の問題で使えるか
5 総合回で再確認する 単元が混ざっても解けるか
算数のポイント: 4年生の算数では、途中式や図を書かずに暗算で進める癖がつくと、5年生で苦労しやすくなります。答えが合っていても、考え方を書いて説明できるかを確認しましょう。

国語の勉強法

4年生の国語では、漢字・語彙・音読・読解の土台を作ります。読解問題を解くだけでなく、文章の内容を自分の言葉で説明できるか、設問で何を聞かれているかを読めているかを確認しましょう。

読解で見るポイント

  • 文章の話題をつかめているか
  • 登場人物の気持ちの変化を追えているか
  • 設問で聞かれていることを読めているか
  • 本文の根拠を探せているか
  • 選択肢の違いを説明できるか

毎週続けること

  • 漢字
  • 語彙
  • ことわざ・慣用句
  • 音読
  • 短い記述の練習
国語のポイント: 国語は、正解不正解だけで終わらせないことが大切です。「本文のどこを見ればよかったのか」「なぜその選択肢は違うのか」を確認しましょう。

理科の勉強法

4年生の理科は、暗記科目として進めるよりも、身近な現象とつなげて理解することが大切です。植物、動物、天気、星、電気、水溶液など、図や実験と一緒に学ぶことで記憶に残りやすくなります。

学習内容 やること 確認ポイント
用語 重要語句を覚え、意味を説明できるようにします。 言葉だけでなく、図や写真とつながっているか
実験・観察 何を比べている実験なのか、条件を確認します。 結果だけでなく、理由を説明できるか
表・グラフ 数値の変化や規則性を読み取ります。 どこが増えたか、何が変わったかを言葉にできるか
理科のポイント: 4年生の理科は、「覚える」だけでなく「説明できる」ことを目指しましょう。家庭では、テキストの図や写真を見ながら親子で質問し合うと定着しやすくなります。

社会の勉強法

4年生の社会では、地図、地域、産業、都道府県、資料の読み取りなどを少しずつ学びます。社会を暗記だけで進めると、5年生以降の地理や歴史で知識がつながりにくくなります。

学習内容 やること 確認ポイント
地図 地名、方角、地形、地域の位置を確認します。 地図を見ながら説明できるか
産業 農業・工業・水産業などを地域と結びつけて覚えます。 なぜその地域で盛んなのかを考えられるか
資料 グラフ、表、写真から読み取れることを確認します。 数字や順位だけでなく、変化の理由を考えられるか
社会のポイント: 社会は、地図や資料と一緒に覚えることが重要です。用語だけを暗記するのではなく、「どこで」「なぜ」「何が多いのか」をセットで確認しましょう。

月別|予習シリーズ4年生の学習スケジュール

4年生は、時期によって学習の目的が変わります。前半は中学受験の学習リズム作り、夏は上巻の復習と下巻への準備、後半は5年生につながる基礎の定着を重視します。

時期 主な教材 学習の目的 家庭で意識すること
2月〜4月 4年上巻 中学受験の学習リズムを作る 計算・漢字・基本問題の解き直しを習慣化する
5月〜7月 4年上巻・演習問題集 基本問題の定着と総合回の復習 間違いを単元別に記録する
夏休み 上巻の復習・夏期講習教材 上巻の穴を埋め、下巻への準備をする 毎日の計算・漢字を止めない
9月〜10月 4年下巻 下巻の新単元に慣れる 授業後すぐの解き直しを重視する
11月〜12月 4年下巻・総合回 複数単元が混ざっても基本を使えるようにする 解けない問題を放置しない
1月 4年下巻の仕上げ 5年生に入る前に基礎の抜けを確認する 算数・国語の土台を優先して復習する

予習シリーズ4年生で失敗しやすい使い方

予習シリーズは良い教材ですが、4年生で使い方を間違えると、勉強に対する苦手意識が強くなってしまうことがあります。特に次のような使い方には注意が必要です。

宿題を終わらせるだけになる

丸つけをして赤で答えを書くだけでは、次に同じ問題を解けるようにはなりません。4年生のうちに、解き直しの方法を身につけましょう。

発展問題ばかりに時間を使う

基本問題が不安定なまま発展問題に進むと、解説を読んでも理解が浅くなります。まずは基本問題を自力で解ける状態にします。

計算・漢字を後回しにする

計算と漢字は、短時間でも毎日の積み重ねが重要です。4年生で習慣が崩れると、5年生で負担が大きくなります。

保護者が管理しすぎる

最初はサポートが必要ですが、すべてを保護者が管理すると、自分で学習を進める力が育ちにくくなります。少しずつ本人に任せる範囲を広げましょう。

進塾では予習シリーズ4年生の進め方を個別に調整します

進塾では、予習シリーズをただ順番に進めるのではなく、生徒一人ひとりの理解度、家庭学習の状況、テスト結果、得意・不得意に合わせて学習内容を調整しています。

4年生は、受験勉強の土台を作る大切な時期です。どの問題まで取り組むべきか、どの単元を優先して復習すべきか、家庭学習をどの順番で進めるべきかを具体的に整理します。

このようなご相談に対応します

  • 予習シリーズ4年生の宿題がうまく回らない
  • 計算や漢字の習慣が定着しない
  • 週テストや総合回で点数が安定しない
  • 算数の文章題や図形で手が止まる
  • 5年生に向けて何を復習すべきか知りたい

進塾で行うこと

  • 現在の学習状況の確認
  • 宿題量と家庭学習の優先順位づけ
  • 計算・漢字・読解の基礎確認
  • 総合回・週テストの失点分析
  • 5年生につながる学習計画の作成
赤羽周辺で中学受験の学習相談をしたい方へ: 進塾では、中学受験に向けた学習相談・少人数指導・個別指導を行っています。予習シリーズ4年生の進め方に不安がある場合は、現在使っている教材やテスト結果をもとにご相談いただけます。

よくある質問

予習シリーズ4年上巻はどこまで完璧にするべきですか?

すべての発展問題を完璧にする必要はありません。まずは例題・基本問題を自力で解けるようにしましょう。特に計算、漢字、基本問題の解き直しを習慣化することが大切です。

4年生から中学受験を始めても大丈夫ですか?

4年生は中学受験の学習が本格的に始まる時期です。最初から難問を多く解くよりも、学習リズム、計算力、語彙、読解、理社の基本を整えることを優先しましょう。

予習シリーズ4年下巻で難しく感じる場合はどうすればよいですか?

まずは上巻や夏期講習の内容に戻り、基本問題を確認しましょう。下巻で難しく感じる場合、前の単元の理解不足、計算ミス、解き直し不足が原因になっていることがあります。

週テストや総合回の復習はどうすればよいですか?

点数だけを見るのではなく、間違えた問題を単元別に分けましょう。算数なら計算ミス、考え方の理解不足、問題文の読み違いなどに分けると、次に何を復習すべきかが見えます。

4年生の夏休みは何を優先すべきですか?

上巻の弱点補強、計算・漢字の継続、夏期講習教材の定着を優先しましょう。9月以降の下巻に入る前に、基本問題を自力で解ける状態にしておくことが大切です。

家庭だけで予習シリーズを進めるのが難しい場合はどうすればよいですか?

まずは全部を完璧にやろうとせず、例題・基本問題・計算・漢字・総合回の復習を優先しましょう。宿題量や復習の優先順位で迷う場合は、塾や専門家に相談することをおすすめします。

予習シリーズ4年生の進め方を、5年生につながる形に見直しませんか?

4年生は、受験勉強の土台を作る重要な時期です。進塾では、予習シリーズの進度、宿題状況、週テスト・総合回の結果をもとに、今やるべき復習と家庭学習の優先順位を個別に整理します。

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