学習院女子中等科 2026年度A 理科の入試問題解説

2026年11月6日

学習院女子中等科の2026年度A入試・理科を、全4大問20項目に分けて解説します。解答は問題冊子をもとにした進塾の独自解答です。

大問1 最高気温と最低気温

問1

答え 猛暑日イ・真夏日ウ・夏日エ・熱帯夜ク・真冬日カ・冬日オ

最高気温35、30、25℃以上が順に猛暑日、真夏日、夏日です。熱帯夜は夕方から翌朝までの最低気温25℃以上。真冬日は最高、冬日は最低が0℃未満です。

問2

答え 群馬県

41.8℃を観測した伊勢崎と41.2℃を観測した桐生は、どちらも群馬県です。

問3

答え ①フェーン現象、②ヒートアイランド現象

山を越えた空気が下降して暖まり乾燥するのがフェーン現象です。都市では舗装が熱を蓄えたり、人工排熱が加わったりして周囲より気温が高くなります。

問4

答え 北海道

表の最低気温1位の旭川など、4位を除く四つの地点は北海道にあります。

問5

答え 高緯度で冬の太陽高度が低く、日照時間も短いため

内陸では晴れて風の弱い夜に地表から熱が逃げやすく、放射冷却でさらに気温が下がります。

問6

答え 静岡県

41.4℃は静岡、−38.0℃は標高の高い富士山で観測されました。

大問2 植物の成長と光

問1

答え 二酸化炭素+水 → でんぷんなどの養分+酸素

植物は光のエネルギーを使って二酸化炭素と水から養分をつくり、酸素を放出します。

問2

答え 葉を広く平らに広げる。葉が互いに重なりにくく付く。

一つは葉が光を受ける面積、もう一つは下の葉にも光を届ける配置に着目します。

問3

答え 光がないと茎が細長くなり、葉は開きにくく緑色が薄くなる。

光の有無で茎と葉をそれぞれ比べます。茎が伸びたことだけで、健全に育ったとは判断できません。

問4

答え (1)水、空気(酸素)、適した温度。(2)発芽後に光を受けられる場所で芽を出せる。

光を手がかりに発芽すれば、地表近くなど、芽を出した後に光合成ができる場所を選びやすくなります。

大問3 エタノールの燃焼と質量

問1

答え 9.6g

生成物は二酸化炭素8.8gと水5.4gです。質量保存から、反応した酸素は8.8+5.4−4.6=9.6gです。

問2

答え 14.4g

エタノール6.9gは4.6gの1.5倍なので、必要な酸素も9.6×1.5=14.4gです。

問3

答え 3.6g

二酸化炭素は8.8×1.5=13.2g。炭素の割合は3/11なので13.2×3/11=3.6gです。

問4

答え 0.9g

水は5.4×1.5=8.1g。水4.5g中に水素0.50gが含まれるため、8.1×0.50÷4.5=0.9gです。

問5

答え エタノールにも酸素が含まれる。

二酸化炭素中の酸素は13.2−3.6=9.6g、水中の酸素は8.1−0.9=7.2gです。合計16.8gは空気から加わった14.4gより2.4g多く、その差はエタノールに含まれていた分です。

大問4 正方形の板とつり合い

問1

答え Dのおもり10g、ばねはかり20g

AとDは中心から等距離なので、おもりは同じ重さです。ばねはかりは両方の合計を支えます。

問2

答え 20g

HはDの半分の距離にあるので、同じはたらきを生むには重さが2倍必要です。

問3

答え ②

Dだけなら10g、Hだけなら20gでつり合います。重さと距離の積を足し合わせるので、二点(0、20)と(10、0)を結ぶ直線です。

問4

答え DとFに10gずつ

Bは中心より左かつ下です。左へのはたらきを右のDで、下へのはたらきを上のFで打ち消します。中心から各辺までの距離は等しいため、各10gです。

問5

答え 例:C 5g、E 10g、G 5g

対角線上で向かい合うBとE、CとGをそれぞれ同じ重さにすると、各組のはたらきが打ち消し合います。

解き直しの進め方

気温は最高・最低と期間を見分けます。燃焼では反応前後の質量、板のつり合いでは左右と前後それぞれのはたらきを書き出します。

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記事カテゴリ: 学習院女子中等科対策

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