開智日本橋学園中学校 2024年度第1回 理科の入試問題解説

2026年11月5日

金属の密度と浮力、結露、植物の吸水、月の4大問を解説します。

第1問 金属の密度と浮力

問1

22.2 cm³

銅1 cm³は9 gなので、200÷9を小数第1位まで求める。

問2

アルミニウム

体積が等しいので、1 cm³あたりの重さが最小の金属を選ぶ。

問3

ア、鉄

原点と点を結んだ線の傾きが1 cm³あたりの重さ。アは鉄とほぼ同じ傾きになる。

問4(1)

35 cm³

水中で王冠側に10 gを足すとつり合うため、王冠の浮力は純金より10 g相当大きい。水1 cm³は1 gなので、王冠の体積は25+10=35 cm³。

問4(2)

金15 cm³、銀20 cm³

すべて銀なら35×10=350 g。銀1 cm³を金に替えるたび10 g増える。500 gとの差150 gを10で割ると金は15 cm³、残り20 cm³は銀。

問5

78.4 g

メダルの体積は3²×3.14×0.3=8.478 cm³。設問の純度92.5%は体積の割合なので、銀は8.478×0.925=7.84215 cm³。銀1 cm³は10 gだから78.4215 gとなり、小数第1位までで78.4 g。

第2問 結露と湯気

問1

イ

暖かく湿った車内の空気が冷たいガラスに触れ、内側に水滴ができる。

問2

ア

雨の後の暖かい外気には水蒸気が多く含まれる。その外気がクーラーで冷えたガラスに触れ、水蒸気が水滴になるため、外側がくもる。理由には指定語句の「雨」と「クーラー」を入れる。

問3

A エ、B オ

口の近くには主に目に見えない水蒸気がある。白く見える湯気は、冷えてできた小さな液体の水滴。

問4

ウ

空気中に広がるにつれて水滴が蒸発し、白い湯気が見えなくなる。

問5

ウ

室温が低いと水蒸気が水滴になりやすく、湿度が高いと水滴は蒸発しにくい。

第3問 サクラの吸水と蒸散

問1

ア

吸い上げられた水は道管を通って枝や葉の方へ移動する。

問2

水面からの蒸発を防ぐため

水位の低下から、枝が吸った水の量を調べるために油を浮かべる。

問3

イ、オ

サクラの道管は横断面で輪状に分布する。縦の切断面がその輪を横切ると二筋が染まり、道管を通らない切り方なら染まらない。

問4

(1)B、(2)B、(3)C、(4)A、(5)A

葉の表側・裏側にワセリンを塗ると蒸散が抑えられ、吸水が遅くなる。初めの水量を増やすだけでは吸水速度は変わらない。風を当てる、または室温を上げると、この設問の条件では蒸散と吸水が速くなる。

第4問 月の見え方

問1

下弦の月

朝6時ごろ南に見える半月は下弦。左側の半円弧と中央の直線を実線で描き、明るく見える半分を示す。

問2

イ

満ち欠けの周期は約29.5日。下弦から新月までは約4分の1周期で、約7日。

問3

ア

月は恒星を背景に東へ移動するので、毎日同じ時刻に見ると少しずつ東側にずれる。

問4

ウ

地平線近くの月や夕日の光は大気中を長く通る。青い光が散乱されやすいため、赤い光が届きやすい。

解き直しの進め方

計算では割合の基準と単位を確かめましょう。観察問題では、見えた現象とその原因を分けて説明しましょう。

記事カテゴリ: 中学校別対策

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