【予習シリーズ5年下 第9回】社会攻略ガイド

2026年9月18日

予習シリーズ社会5年下の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5下第9回 江戸時代①】【進塾】

予習シリーズ社会5年下の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5下第9回 江戸時代①】

〜大名・朝廷・農民への統制と、鎖国が完成するまでの流れを整理する〜

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1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力

予習シリーズ5年下第9回のテーマは「江戸時代①」です。江戸時代は長く続く時代のため、予習シリーズでも複数回に分けて学習していきますが、今回はその初期にあたります。大きく分けると、関ヶ原の戦いから江戸幕府の成立・仕組みという塊と、鎖国政策が完成するまでの塊という、2つの大きな学習の柱があります。

【本記事を読むメリット】
この記事を読むことで、江戸幕府がどのように大名・朝廷・農民をコントロールして安定を保ったのかという仕組みが具体的に分かります。また、鎖国が完成するまでの一連の流れと、鎖国後も維持された4つの貿易の窓口についても、整理して押さえられます。

2. 江戸幕府の成立と大名・朝廷・農民への統制

◆関ヶ原の戦いから江戸幕府の成立へ

1600年、豊臣秀吉の死後の支配権をめぐり、徳川家康を中心とする東軍と、石田三成を中心とする西軍が関ヶ原(岐阜県)で激突しました。この天下分け目の戦いに勝利した家康は、1603年、征夷大将軍に任命されて江戸に幕府を開きます。ここから260年余り続く江戸時代が始まりました。なお、豊臣家はこの後も大阪城に残りましたが、1614年の大阪冬の陣、1615年の大阪夏の陣によって完全に滅ぼされています。

◆幕府の仕組み:藩体制と天領

江戸幕府は、鎌倉幕府や室町幕府のような守護・地頭の仕組みではなく、全国の大名にそれぞれの領地(藩)を治めさせる幕藩体制をとりました。幕府自身が直接支配する土地は天領と呼ばれ、全国の4分の1ほどを占め、江戸・大阪・長崎や主要な鉱山などが含まれていました。それ以外の土地は約300ある藩がそれぞれ独自のルールのもとで統治していました。

◆大名の統制:武家諸法度と参勤交代

幕府にとって最大の脅威は反乱、特に大名による反乱でした。そこで幕府は、大名を親藩(徳川一族)・譜代(関ヶ原の戦い以前から徳川に従っていた大名)・外様(関ヶ原の戦い以降に従った大名)という3つのランクに分け、江戸から遠い場所に外様大名を配置するなど、配置にも工夫を凝らしました。

🏯 武家諸法度と参勤交代はセットで押さえる

大名を統制する法律である武家諸法度は、2代将軍徳川秀忠の時代に定められ、3代将軍徳川家光の時代に参勤交代の制度が追加されました。参勤交代は、大名に江戸と自分の領地を1年ごとに往復させ、妻子を江戸に住まわせる制度で、大名の経済力を消耗させるとともに、人質としての役割も果たしました。将軍の後継者がいない場合に備えて、徳川家の血を引く紀伊藩・水戸藩・尾張藩という御三家が置かれていたことも重要なポイントです。

◆朝廷と農民の統制

朝廷に対しては禁中並公家諸法度という法律が定められ、天皇や公家は学問に専念するよう定められました。京都には朝廷を監視するための京都所司代が置かれています。一方、年貢を納める農民に対しても厳しい統制が敷かれました。農民は土地を持つ本百姓と、土地を持たない水呑百姓に分かれ、5戸1組で構成される五人組という制度によって、年貢の納入や犯罪について連帯責任を負わされました。村独自のルールに違反すると、村八分という制裁が科されることもありました。

3. 鎖国政策の始まりと4つの窓口

◆鎖国が完成するまでの流れ

幕府は当初、東南アジアとの朱印船貿易を積極的に行っており、山田長政のようにタイで活躍した日本人もいました。しかし、キリスト教が幕府にとって危険な存在と見なされるようになり、次第に貿易や海外渡航が制限されていきます。

🚢 2年ごとの出来事で鎖国完成までの流れを押さえる

1635年、日本人の海外渡航と帰国が禁止されました。その2年後の1637年、キリスト教信者への迫害などを背景に島原・天草一揆が起こります(中心人物は天草四郎)。さらにその2年後の1639年、ポルトガル船の来航が禁止され、ここで鎖国が完成しました。その2年後の1641年には、オランダ商館が平戸から長崎の出島に移されています。このように2年ごとに出来事が起きているため、年代のつながりとして覚えやすい流れになっています。

◆鎖国後も開かれていた4つの窓口

鎖国と言っても、完全に外国との交流を断っていたわけではありません。受験でよく問われるのが、4つの窓口と呼ばれる貿易ルートです。

🗾 4つの窓口とその相手を対応づけて覚える

長崎では幕府が直接、オランダと中国(清)との貿易を行いました。対馬藩は朝鮮との貿易の窓口となり、将軍の代替わりごとに朝鮮通信使が来日しました。薩摩藩は琉球王国との貿易を、松前藩はアイヌの人々との交易(蝦夷地)をそれぞれ担いました。この4つの窓口を、それぞれの相手国・地域とセットで整理しておきましょう。

4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)

江戸時代①は、関ヶ原の戦いから江戸幕府の成立、そして大名・朝廷・農民という3者への統制の仕組みを押さえることが前半のポイントです。後半は、朱印船貿易から鎖国が完成するまでの流れを年代とともに整理し、鎖国後も維持された4つの窓口をそれぞれの相手国・地域と対応づけて覚えておきましょう。

📺 動画インデックス:各回の解説へ直行

以下の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、それぞれの回の社会の解説が始まる秒数から直接再生されます。お子様の復習や、家庭学習での親御様の確認にぜひご活用ください。

学習回主なテーマ解説を再生する
第9回 江戸時代① ▶ 再生開始 (22:36〜)

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