2026年9月16日
予習シリーズ国語5年下の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5下第6・7回 物語・小説⑨ 説明文・論説文⑧ 単語の学習①②】
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目次
1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力
予習シリーズ5年下第6・7回は、物語・小説の読解(表現を読む・比喩)と説明文・論説文の読解(データや情報を読む)、そして単語の学習(助動詞・助詞)がテーマです。第6回では比喩表現を手がかりに登場人物の心情を読み取る力が、第7回では文章のどこに何が書かれているかを整理しながら読む力が求められます。
【本記事を読むメリット】
この記事を読むことで、比喩表現(特に「照れ」を表す描写)の読み取り方や、長い記述問題を「マイナス→きっかけ→プラス」という変化の型で捉える方法が分かります。また、説明文・論説文を素早く正確に読み解くための「メモをしながら読む」習慣の重要性や、抜き出し問題で時間を浪費しないコツも具体的に押さえられます。
2. 第6回:物語・小説⑨ 表現を読む(比喩)と単語の学習①
今回の読解テーマは「表現を読む」、具体的には比喩の学習です。比喩そのものは、直喩・引喩・擬人法の3つが分かっていれば十分で、その効果としては印象づけるため、あるいは分かりやすくするためといった点を押さえておけば大きく困ることはありません。
◆基本問題:「照れ」の描写は本来の姿との対比で読み解く
基本問題の文章は、いわゆる恋愛ものの物語です。「実は好きだった」ということに主人公が自分自身で気づいていく、という定番の展開になっています。設問では「頬が赤い」という比喩的な描写から心情を読み取る問題がポイントになります。
😳 「照れ」のパターンを整理しておく
頬が赤くなるという描写は、多くの場合「照れている」ことを表します。照れているときの心情には、恥ずかしさや緊張をごまかしたいパターン、恥ずかしさや緊張を隠しきれないパターン、注目されたくないパターンなど、いくつかの型があります。受験でよく出るのは、恥ずかしさや緊張が隠しきれない、もしくはごまかしたいというパターンです。この型を知っておくと、比喩から心情を読み取る際の見当がつけやすくなります。
また、字数の長い記述問題では、「自分に言い聞かせている」という状況を捉え、「何を言い聞かせているのか」を本文から探していくと答えにたどり着きやすくなります。結論部分の文末を「〜と自分に言い聞かせている」という形でまとめると、書きやすさが格段に上がります。
◆発展問題:長文の記述は「マイナス→きっかけ→プラス」の型で捉える
発展問題はかなりの長文ですが、テーマ自体はシンプルで、音楽の第一志望に落ちてやる気を失っていた主人公が、クラスメートが歌ってくれた歌をきっかけに、音楽の本質に気づいて感動する、という展開になっています。
🎵 変化の記述は「2つの理由」に分けて考える
「興味も熱意もないふりを続けながら、なんとか上手に仕上げてみせようと考えていた」理由を問う記述では、「興味も熱意もないふりをする理由」と「なんとか上手に仕上げようとする理由」という2つの要素に分けて考えると、格段に取り組みやすくなります。それぞれについて1つずつ理由を本文から見つけて組み合わせれば、解答が組み立てられます。また、心情の変化を問う記述では、きっかけ(歌を聞いたこと)から、どのような心情がどのような心情に変わったのかを、文章全体を踏まえて整理していく必要があります。「マイナスな状態からきっかけを経てプラスな状態に変わる」という物語文の基本の型を意識しながら、変化の中身を具体的に言語化していきましょう。
◆単語の学習①:助動詞「ない」「だ」の識別
今回の知識単元は、助動詞の「ない」「だ」「まい」です。特に「ない」と「だ」については識別問題がよく出題されます。「だ」の識別については、「〇〇だ」の部分の上に「とても」「かなり」といった言葉を入れてみて、意味が自然に通るかどうかで判断する方法が分かりやすくおすすめです。文法用語を丸暗記するというよりも、この判別方法を身につけておくことを優先しましょう。
3. 第7回:説明文・論説文⑧ データや情報を読むと単語の学習②
今回の読解テーマは「データや情報を読む」です。実験や調査の結果に基づく筆者の考えを理解することが目標で、事実・根拠・データと、意見・結論をしっかり分けて読むことが何より重要になります。
◆基本問題:抜き出し問題は「指定字数」で探さない
基本問題は、ペンギンが遠く離れた場所から自分の繁殖地に帰ることができるかどうかを扱った文章です。話の筋自体はシンプルで、結論は「帰れる」、その根拠は「そういう実験結果があったから」というものです。
🔍 抜き出しは「短い答え」を想定してから探す
抜き出し問題を解くとき、いきなり指定字数に合わせて本文を探そうとすると、時間がかかってしまう大きな原因になります。例えば「ペンギン」という短いキーワードが答えの核であれば、まずそのキーワードだけをざっと探し、見つかったところから指定字数に合わせて範囲を調整する方が効率的です。指定字数でぴったりの箇所を最初から探そうとすると、なかなか見つからず沼にはまってしまい、他の設問を解く時間がなくなってしまうことがよくあります。これは組分けテストや合否判定テストなどでも頻繁に見られる失点パターンなので、意識して対策しておく価値があります。
◆発展問題:科学の結果と社会の受け止め方のズレを理解する
発展問題のテーマはマイクロプラスチックという、環境問題の中でもよく出題されるテーマです。ただし、この文章の結論はマイクロプラスチックそのものについてというより、科学の実験結果と、それを受け止める社会の側との間にズレが生じやすい、という点にあります。科学実験は分かりやすい結果を出すために、通常より多い量の物質を使うなどの手段を取ることが多く、その結果として「人体に影響がある」という結論になりやすい一方、実生活のレベルではそれほど大きな問題にならないことも多い、というパターンです。
📝 90字の記述は箇条書きでパーツを集めてから組み立てる
物質が体内に溶け出すまでの過程を90字以内で具体的に説明する記述問題のように、字数が多く該当箇所が広範囲にわたる問題では、いきなり文章としてまとめようとせず、まず「①〜、②〜、③〜、④〜」というように箇条書きで要素を書き出し、それらをつなげていくとうまくいきます。仮にすべての要素が見つからなくても、部分点は「丸か罰か」の二択ではなく三角(部分点)もあるため、見つかった要素だけでもつなげて書いた方が得点につながります。字数制限に関しては、8割ルール(指定字数の8割程度は埋める)を意識しておくとよいでしょう。
◆単語の学習②:助詞は「日本語として当てられる」ことがゴール
今回の知識単元は助詞です。程度・限定・直前・調合・原因理由といった専門用語を正確に言えるようになる必要はありません。設問で問われるのは、同じ意味の文を選べるかどうかというレベルであるため、専門用語を覚えることにこだわらず、日本語として同じ意味の表現を見分けられるようになることを目指しましょう。
4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)
第6・7回では、物語文の比喩表現を「本来の姿との対比」で読み解く方法と、説明文・論説文を「どこに何が書いてあるか」を意識しながら効率よく読む方法を学びました。長い記述問題は要素を分解して箇条書きにしてから組み立てる、抜き出し問題は指定字数にとらわれず短い答えから探す、という具体的なテクニックを意識して、日々の演習に取り組んでいきましょう。
📺 動画インデックス:各回の解説へ直行
以下の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、それぞれの回の国語の解説が始まる秒数から直接再生されます。お子様の復習や、家庭学習での親御様の確認にぜひご活用ください。
| 学習回 | 主なテーマ | 解説を再生する |
|---|---|---|
| 第6回 | 物語・小説⑨(表現を読む・比喩)・単語の学習① | ▶ 再生開始 (6:55〜) |
| 第7回 | 説明文・論説文⑧(データや情報を読む)・単語の学習② | ▶ 再生開始 (6:44〜) |
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