2026年8月21日
予習シリーズ国語5年上の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5上第6・7回 物語・小説③④ 助動詞①②】
進塾の四谷大塚の予習シリーズ対策ページにお越し頂きありがとうございます。
進塾では、四谷大塚の予習シリーズに則って学習している受験生を歓迎しております。
進塾と共に合格を目指しましょう!
目次
1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力
予習シリーズ5年上第6・7回は、物語・小説の読解(心情変化①②)と、単語の学習(助動詞①②)がテーマです。物語文では、場面分けと登場人物の気持ちを表す言葉に注目しながら、心情がどのように変化していくかを追う力が求められます。助動詞については、文法用語を丸暗記する必要はなく、意味を正しく判別できるかどうかが最大のポイントです。
【本記事を読むメリット】
この記事を読むことで、物語文の記述問題における「事実」と「考えたこと」の区別の仕方や、選択肢問題を素早く絞り込むコツが分かります。また、助動詞の「れる・られる」「そうだ・ようだ・らしい」について、意味の判別方法を具体的に押さえられるようになります。
2. 第6回:物語・小説③ 心情変化①と助動詞①(れる・られる)
◆基本問題:正解の選択肢も学習の対象にする
基本問題の文章は、祖母の遺品の整理を母と主人公が始めようとする場面です。主人公だけでなく、母の心情の読み取りが求められる設問もあるため、自分の母親の遺品を整理するとしたらどのような気持ちになるか、想像しながら読むことが大切です。
設問の中では、「いきなりなぜ」という言葉を使ってマキが疑問に感じていたことを説明する問題がポイントです。「いきなりなぜ」とだけ答えても不十分で、何について「なぜ」と疑問に思っているのかまで踏み込む必要があります。ここで重要なのが、リード文(文章の冒頭部分)をきちんと読むことです。リード文には「祖母の家で母と一緒に遺品の整理を始めようとしている」とあり、この時点ではまだ整理を始めていないことが分かります。そのうえで「いきなりお茶をしようと言われたことに疑問を持った」という流れを書く必要があります。もし結論からすぐに書けないようであれば、まず短い結論から考え、そこから肉付けしていくとよいでしょう。
📖 正しい選択肢にも根拠を持たせる
選択肢問題は、この単元ではそれほど複雑なものはなく、慎重に解けば対応できます。ただし、消去法だけに頼らず、正しい選択肢を選んだ理由を自分の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。もしその設問が記述問題だったらどう書くか、と考えてみると、正解の選択肢がどれほど的確に文章の内容を言い表しているかがよく分かります。正解の選択肢も学習の対象だという意識を持って取り組みましょう。
◆発展問題:マイナス点を箇条書きにして整理する
発展問題のテーマは少し分かりにくく、主人公が素木くんへのいじめに加わってしまったことへの後ろめたさが中心かと思いきや、当の素木くんはそのことをまったく気にとめておらず、他に大切な何かを持っている、という流れになっています。
✏️ 頭の中だけで考えず、まず手を動かす
問7の1番のように、素木くんに対してどのようなことを謝っているのかを問う設問は、頭の中だけで考えているとなかなか答えにたどり着けません。こういう場合は、素木くんに対するマイナスな言動をセリフや行動から一つずつ拾い出し、箇条書きにしていく方法が有効です。まず手を動かして情報を整理するという姿勢は、算数の文章題を図や表にまとめて考える姿勢と同じです。
◆助動詞①:れる・られるは意味の判別が命
ここからしばらく助動詞の学習が続きます。今回学ぶ「れる・られる」は、受け身・尊敬・自発・可能という複数の意味を持つため、文中でどの意味で使われているかを判別する力が問われます。文法用語そのものを覚える必要はなく、意味の違いが分かって設問が解ければ十分です。あわせて「た(だ)」と「ない」についても、形容詞・形容動詞の判別と関わってくる部分なので、もし理解があいまいであれば、以前に学習した形容詞・形容動詞の回を復習しておくと安心です。
3. 第7回:物語・小説④ 心情変化②と助動詞②(そうだ・ようだ・らしい)
◆基本問題:事実と「考えたこと」を区別する
基本問題のテーマは、自分一人だけで頑張るのではなく、周りにも頼ることが大切だという内容です。最近増えてきているテーマの一つと言えます。設問は基本的なものが中心で、大きく困る問題は少ないでしょう。
ポイントとなるのは、妹が熱を出しているのに母親に電話をしなかった理由を問う記述問題です。この手の設問では、文章中から「事実」なのか「主人公が考えたこと」なのかを見分け、優先して書くべきは「考えたこと」の方だと意識することが大切です。例えば「今日は初出勤の日だ」という記述は単なる事実であり、「初日から相談なんてできないな」「それなら心配をかけるだけだから知らせない方がいい」という部分こそが主人公の考えたことにあたるため、こちらを中心に書く必要があります。
🔍 選択肢は述語部分に注目して絞り込む
物語文の選択肢問題を解くときに使えるコツとして、述語部分(文末の心情表現)に注目して選択肢を絞り込む方法があります。例えば「後悔している」「決意している」「打ちのめされている」「心に誓っている」のように、選択肢の結論部分だけを見ても心情がまったく異なっている場合、そこだけで判断できてしまうことが多くあります。時間節約のテクニックとして、演習やテストで積極的に試してみるとよいでしょう。
◆発展問題:結論から組み立てる長文記述
発展問題は学校でありがちな状況設定で、周りから変わっていると見られていたり、いじめの対象になっていたりする人と親しくすると、自分まで同じように見られてしまうため、その人を避けたり、時には仲間外れに加わってしまったりするという内容です。この文章でも、主人公がひどいことを言ってしまい、後悔している場面が描かれています。
✍️ 長文記述は結論から組み立てる
「どんな気持ちになっていったか」を問う記述問題では、「このままでは」に続くようにという条件がついている場合、まず「このままではどうなってしまうのか」を考えることが第一歩です。そのうえで、腹を立てている、迷惑に思っているといった気持ちの言葉を当てはめて文をまとめます。また、「何か大事なものを傷つけてしまった」という記述問題では、いきなり長い文章を一気に書こうとせず、「誰が」「誰に対して」「何をしたのか」を箇条書きにしてから組み立てると、頭の中がすっきり整理できます。
◆助動詞②:そうだ・ようだ・らしいを見分ける
今回の助動詞は「そうだ」「ようだ」「らしい」の3つです。「そうだ」は耳で聞いたことをもとにした様子(伝聞・様態)、「ようだ」は目で見た様子を表しますが、この2つのうち「ようだ」には、たとえ(比喩)の意味で使われるパターンもあります。見分け方としては、「エディソンのような発明家」のように、前後がイコールの関係で結べる場合はたとえ(比喩)、「鏡のような水面」のように、鏡と水面がまったく別のもので、イコールの関係では結べない場合は様子を表す使い方、という基準で判断するとよいでしょう。「らしい」は推定の意味を表します。最終的には、これらの意味の違いが分かって設問が解ければ十分です。
4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)
今回の第6・7回では、物語文の心情変化の読み取り方と、助動詞の意味の判別の仕方を学びました。物語文では、事実と考えたことを区別すること、正解の選択肢にもきちんと根拠を持たせること、記述問題では頭の中だけで考えず箇条書きで情報を整理することが、得点力アップのポイントです。助動詞は文法用語の暗記にこだわらず、意味の違いを見分けられるようになることを目標に取り組みましょう。
📺 動画インデックス:各回の解説へ直行
以下の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、それぞれの回の国語の解説が始まる秒数から直接再生されます。お子様の復習や、家庭学習での親御様の確認にぜひご活用ください。
| 学習回 | 主なテーマ | 解説を再生する |
|---|---|---|
| 第6回 | 物語・小説③(心情変化①)・助動詞① | ▶ 再生開始 (7:38〜) |
| 第7回 | 物語・小説④(心情変化②)・助動詞② | ▶ 再生開始 (7:18〜) |
※YouTubeアプリまたはブラウザが起動し、指定の時間からご視聴いただけます。
赤羽で学習塾をお探しなら
- 会社名
- 進塾
- 住所
- 〒115-0055 東京都北区赤羽西1‐39‐1伊藤ビル3階
- 電話番号
- 03-5924-7747
