中央大学附属中学校 2026年度第1回 国語の入試問題解説

2026年11月6日

2026 EXAM REVIEW

中央大学附属中学校 第1回・国語

物語文と説明文の全21問を解説します。解答は公開問題をもとに進塾が作成したものです。

第1問 物語文|友人の不在を受け止める

問1

a 主治・b 筋金・c 標本・d 神経・e 留守

「主治」は後ろの「医」とつながります。「筋金入り」は性質が徹底していること。標本は骨格のたとえ、神経は気にしやすさ、留守は不在を表します。

問2

イ

山盛りは、長椅子に空きがほとんどないほど人が多い様子です。

問3

エ

ノリオはワタルが考え込む癖を知っており、大人めいた身ぶりで冗談交じりにあきれてみせます。

問4

A エ・B イ・C ウ・D ア

起こすか迷う発言に、ようやく来たという反応が続きます。Cは名札で答えられる問い、Dは耳元での呼びかけです。

問5

a ウ・b カ・c イ・d キ

衰弱した姿から病状の深刻さに気づきます。励ましは気遣いと受け取られ、問いを肯定すればつらい現実を突きつけるため、三人は黙ります。

問6

E オ・F カ・G イ・H エ

発疹の見え方、体が沈む感覚、座った姿勢からずり下がる動き、小さな笑い声に対応させます。

問7

a エ・b ケ・c オ・d キ

元気だった友人がなぜ不在なのか、病気と知っても納得できません。普段意識しない奥歯が抜けるたとえは、毎日一緒だった友人の不在による欠落感を表します。

問8

ア

空いたベッドから、考えたくない友人の死を思い浮かべてしまう場面です。

問9

エ

Iは理解できない「さっぱり」、Jはあえて指定する「わざわざ」、Kは方法を尋ねる「どうすれば」です。

問10

(1)ウ(2)カ(3)ク

帰る手段への疑問、二人の切迫感に気おされるハム太、失敗後に夢では死を取り消せないと痛感する三人を順に追います。

問11

(1)イ(2)エ(3)キ(4)サ

製作は友人を救う試みで、不在の不安を一時的に和らげます。失敗で死に向き合い、その直後に見た夕焼けには現実へのまなざしの変化が表れます。

第2問 説明文|農が生む市場では測れない価値

問1

エ

利益を得るためではなく、田に関わる生きものに気を配って行動した例です。

問2

ウ

生きものの存在が農家の仕事を促すという、直後の視点の転換に対応します。

問3

(1)ア(2)オ(3)キ(4)シ

互いに支え合う関係から、人間の都合や効率を優先することで生息できない状況が生まれるという因果をたどります。

問4

a オ・b ウ・c ア・d キ

当初は商品自体の価値に注目していました。貿易自由化で地元の農業や風景が失われるおそれに対し、住民は価格や品質だけでは測れない価値を選びました。

問5

a イ・b ク・c ウ・d キ

農作物を売買する市場、農業の土台にある風景、評価しにくい価値、地元農家への支援を対応させます。

問6

イ

Bは帰結、Cは提案への切り替え、Dは実行の難しさを示す逆接、Eは別の課題の追加です。

問7

ウ

人が草地に手を入れることで、多様な草花が育つ条件が保たれています。

問8

イ

経済性を高めるための近代化が、農の生む風景や生きもののすみかを損なうという逆説です。

問9

(1)ウ(2)オ(3)キ(4)シ

田の雨水をためる働きは、農家の直接の目的から生まれたものではありません。この恵みを捉え直し、人も自然の循環に支えられるという主張へつなげます。

問10

ア ○・イ ×・ウ ×・エ ○

減反によるすみかの喪失と、日本での理解不足は本文と一致します。ドイツの意識変化は1980年代からで、花の選定は作業効率の改善を目的としていません。

解き直しの進め方

物語文では行動と心情の根拠を、説明文では具体例と筆者の主張のつながりを確認しましょう。

記事カテゴリ: 中央大学附属中学校対策

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