学習院女子中等科 2025年度A 理科の入試問題解説

2026年11月6日

2025 EXAM REVIEW

学習院女子中等科 A入試・理科

台風・熱・送粉・豆電球の全4大問・21問を解説します。

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第1問 台風の進路と熱の輸送

問1

積乱雲

強い上昇気流で縦に発達する雲です。台風では多数の積乱雲が集まります。

問2

温帯低気圧(または熱帯低気圧)

台風の基準から外れた後は、温帯低気圧に移行する場合や、熱帯低気圧のまま弱まる場合があります。

問3

エ(最大風速)

台風の分類は最大風速が基準です。気圧や雨量だけで判断しません。

問4

偏西風

中緯度で西から東に吹く風に乗り、台風は北東へ進みやすくなります。

問5

水蒸気の供給が減り、地表との摩擦が大きくなるため

上陸すると暖かい海からの水蒸気の供給が途絶え、地表との摩擦でも勢力が弱まります。

問6

貿易風

低緯度の東寄りの風が台風を西寄りへ運びます。

問7

暖かい海から受け取った熱を北へ運ぶため

暖かい海で水が蒸発すると熱を受け取り、台風とともに北上します。水蒸気が凝結すると熱を放出します。

第2問 熱の移動と混合後の温度

問1

①放射、②対流

日射や夜間の放熱は放射です。暖かい空気が上へ移動して足元が暖まりにくいのは対流です。

問2

25℃上がる

水40gを1℃上げるには40カロリー必要なので、1000÷40=25。

問3

135g

熱が空気中へ逃げない条件です。暖かい水が失う熱は180×(50−35)=2700カロリー。15℃の水は1gあたり20カロリー受け取るので、2700÷20=135g。

問4

40℃

20℃の水200gと80℃の水100gの熱容量比は2:1。20℃から温度差60℃の3分の1だけ上がります。

問5

22.6℃

金属200gの熱容量は水20g分。混合後をt℃とすると、480×(t−20)=20×(85−t)。水の上昇分は20×65÷500=2.6℃。

第3問 花粉を運ぶ動物と花の色

問1

おしべのやく

花粉はおしべの先にあるやくでつくられます。

問2

めしべの柱頭に花粉がつくこと

この段階が受粉です。受精はその後に起きます。

問3

エ

表面にとげがあると、花粉が動物の体に付きやすくなります。

問4

風、マツ

風で花粉を運ぶ植物の例にマツがあります。

問5

ニュージーランドではハエ類が約9割で、日本よりハチ類の割合が低い

ハエ類は日本65.6%、ニュージーランド90.3%。ハチ類は日本32.0%、ニュージーランド5.8%です。

問6

白や黄色の花が多いと考えられる

本文ではハエ類が白や黄色を好むと説明されています。円グラフでハエ類が送粉者の約9割を占めることを根拠にします。

第4問 豆電球のつなぎ方と電流

問1

電流が少なく、フィラメントが発光する温度に達しなかったため

直列の豆電球が増えると回路に流れる電流が小さくなり、フィラメントの温度が上がりにくくなります。

問2

(1)⑦ 2個・213mA、⑧ 3個・186mA、⑨ 2個・520mA、⑩ 3個・681mA。(2)⑧。(3)227mA

直列では個数が増えると全電流は小さくなり、並列では枝が増えると大きくなります。横軸を豆電球の個数、縦軸を全電流として4点を打ち、回路番号を書き添えます。電流最小の⑧が電池の消耗も最も少なく、⑩は同じ条件の3枝に分かれるので681÷3=227mAです。

問3

①と⑨、②と⑦、③と⑧、④と⑥、④と⑨

電池を並列にしても電圧は1個分です。①・④は各枝に豆電球1個の⑥・⑨、②は1枝に2個の⑦、③は1枝に3個の⑧と組み合わせます。例の①と⑥を除くと5組です。

解き直しの進め方

熱の計算では熱を受け取る側と失う側を分け、回路では全体の電流と枝ごとの電流を回路図に書き込んで整理しましょう。

記事カテゴリ: 学習院女子中等科対策

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